大寒が近づくこの頃は、取り立てて急ぐ農作業もなくシーズンオフといったところです。それでも牛糞を注文したり、ハウスを建てる算段をするなど、春を前に細々した考えを思い浮かべながら楽しんでいます。昨日は急な思いつきで蜜蜂の巣箱を作り始めました。
時折雨を伴った大風が吹く中、東屋で倉庫から取り出した端材を使って、とりあえず2つの巣箱を同時に採寸し、鋸で切断し組み立てました。蜜蜂の巣箱には黄金比率があるそうですが、私はこれまでの経験から、巾・奥行きともに30cm~35cmで作っています。
いつものことながら、器用だった親父の息子なのに、不器用を自認しているので、電動ねじ回しで釘ドメしながら今回も、釘が出て打ち直したりしながら、何とか2時間ほどで2つの巣箱を完成させました。あとは蜜蜂の入り口を作る作業が残っていますが、少し寒さを感じるようになり、風邪でも引いたら大変と早々に終えました。
今年も計画では人間牧場に5箱、家の裏山に5箱、計10箱を置こうと思って、既に市役所ヘは届を出しています。10箱全てに蜜蜂が入居してくれる保証はありませんが、今年も昨年の実績である16升を、上回る成果を期待しています。肝心の蜜蜂の誘引に使う日本ランキンリョウヘンの植木鉢はこの寒さのため、まだ花芽のひとつも確認されていません。春が待ち遠しいこの頃です。
「シーズンは オフだけれども この時期に やるべきことを しっかりやって」
「吹きさらし 東屋辺り ウロチョロと 蜜蜂巣箱 二つも作る」
「不器用と 端材利用で 出来栄えは 今ひとつだが 何とか完成」
「さあこれで 今年も蜜蜂 しっかりと 蜜を集めて 欲しいと願う」