人間牧場

〇郡中いっぷく亭視察研修

 昨日はあいにく朝から一日中雨でした。それでも郡中いっぷく亭の一行が視察研修にやって来るというので、お昼ご飯を早く済ませて人間牧場へ出かけました。私は晴れ男を自称しているので、雨は郡中いっぷく亭の人の責任だと思いつつ、それでも上の私道からぬかるんだ山道を、人間牧場まで歩くには多少難儀だと思いつつ、水平線の家の板間に掃除機をかけたり、足湯サービスをするため風呂を沸かし始めました。

DSCN1749 DSCN1750 その間人間牧場の周辺を窺うと、往還道に置いているシイタケのホダ場に沢山シイタケが生えているのを見つけました。風呂の湯加減を少し熱めにして蓋をして準備ができたので、ナイロン袋を持ってホダ場まで下り、少し雨に濡れながらシイタケを収穫しましたが、ナイロン袋に入りきらない程の大豊作でした。キャリーに入れて玄関先まで運び入れ、急いで軽四トラックで私道まで上がり、一行の到着を待ちました。

DSCN1753 奥島観光の立派なバスに乗った一行は、大洲まちの駅、大洲市内視察、白滝モミジ見学、長浜での昼食を終え、人間牧場が最後の研修先のようでした。足元の悪さに少し気の毒な感じもしましたが、用意した軽四トラック助手席を使うでもなく、13人の一行は元気に到着しました。殆どの人は顔見知りなので思いつくまま、地域づくりについて1時間ほどレクチャーした後、足湯を楽しんだりお茶を飲みながら雑談に耽りました。

 田舎ではこの時期余り珍しくもないシイタケですが、全ての食材を買い求めなければならない町場の人にとってシイタケは、思わぬプレゼントだったようで、あれほどあったシイタケも皆さんに、分けて持ち帰っていただくことができました。シイタケはバター焼きや付け焼きにしたり、鍋物の具材として使えばおいしくいただけます。少し足の不自由な女性を助手席に乗せて私道まで上がり、皆さんを見送った後、風呂の掃除をしたり片付けたりして山を下りました。昨日も充実したいい一日でした。

  「殆どが 顔見知りゆえ それなりに 少しレクチャー 雑談耽る」

  「雨の中 シイタケホダ場 傘差して 手当たり次第 シイタケ収獲」

  「合併後 同じ市民に なった人 想い共有 いい街つくる」

  「シイタケを みんなで分けて 持ち帰る どんな料理に 変身するか?」

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