〇居間の電気をLEDに替えました
3日前私たちの居間の蛍光灯が突然消えて、電気に関しては無知ながら色々触ってみましたが、回復の兆しがないのでそろそろ寿命が来たのかも知れないと諦め、結局息子に頼んで買い換えることにしました。息子は建築の仕事をしているのでデザイン性、機能性、消費電力等を勘案して、今流行のLED蛍光灯に変えたらどうかと提案があり、金額的には少し高いが仕方がないと、妻の財布と相談して、この際居間2間の蛍光灯を取り替えることにしました。
息子は私たちが外出から帰ると既に古い蛍光灯を取り外して、LEDに替えてくれていましたが、デザインも光源もまあ満足の行くものでした。息子が言うのには購入金額は少し割高でしたが、①長持ちする、②使用電力が少なくて省エネ効果がある、③長持ちするの3点を説明してくれました。同時にわが家は田舎ゆえ夏になると虫が多いのですが、虫が余り寄りつきにくいというのです。もしこれが本当だとすると夢の照明だと信じ込みました。
ところが昨日何げなく机の上のパソコンで、LEDについて少し調べて見ると、これまで調査したデータがかなり詳しく載っていて、息子が嘘を言った訳ではありませんが、どうやらそれほどの効果がないことが少し分りました。もっと早く調べていれば蛍光灯の方を選んだかも知れないと、多少悔やみましたが今となっては後の祭りです。わが家は息子たちと同居を始めた時、電気代で息子たちといさかいを起こさぬよう、電気代は息子たちが払う、水道代やガス代、灯油代は私たちが払うというエネルギー代を相談で取り決めました。
勿体ない精神の塊のような私たち夫婦は、小まめに電気を消す癖が身についています。息子たちは勿体ないより快適性を追及する世代なので、時々無駄な電気は消すよう注意をしますが、われ関せずといった暮らしぶりです。それでも最近は本宅と隠居を含めるととてつもなく大きな田舎の家に住んでいるので、電気代が息子家族の家計を圧迫しているようで、近頃は何かにつけて電気を消しよう言うようになり、してやったりの心境でニヤニヤしながら見守っていますが、息子も納得して買って取り付けてくれたLEDの様々な効果を信じるしかないようです。
私たちの身の回りには無数の電気があります。夜ともなるとスイッチにもその位置を示す明かりが灯り、室内はバックライトで照らされ、また冷蔵庫も一晩中文句も言わず働いて、とても快適に暮らしていますが、それら一つ一つが知らない間に電気のメーターを熱くなるほど回しているのです。裸電球しかなかった子どものころの暮らしを知っているだけに隔世の感があり、勿体ない気持ちがついつい先んじています。私たちの暮らしになくてはならない電気ですが、原子力発電の是非も含めて、今一度立ち止まって考えてみたいものです。
「蛍光灯 突然消えて いじったが 寿命でしょうか 復旧せずに」
「蛍光灯 時代遅れと 早言われ LEDに とって替わられ」
「メーカーは 良いことずくめ 言ってるが 調べてみると そうでもないな」
「いつの間に 裸電球 姿消し いまや主流は LEDだ」