〇東予地域ミニフォーラムin別子山(その2)
ミニフォーラムは過去3回の別子山の未来を描くワークショップを経て、愛媛大学名誉教授の藤目先生の指導のもと、みんなの英知で作り上げた3つのアクションプランの発表があり、そのプランにコメンテーターの私たちが質問する形式でした。プランは次の3つでした。
①別子山全員参加の映画作り
②企業組合の設立と地域産業育成
③別子の果までイッテQ(交流人口の拡大と経済活性化)
藤目先生をファシリテーターにして私と梅錦社長の山川浩一郎さんの二人が色々な質問を投げかけました。記憶は定かでありませんが、私の走り書きメモには次のようなポイントを書き残しています。
新居浜の関さんが発表したアクションプラン①について
・記録は過去・現在・未来の3本立てが望ましい
・人口動態から見た別子山の盛衰
・村出身者の声
・今を切り取って未来を考える
・映画作りに関わるスタッフを募る
・日本一小さな村の再生というキーワード
地域おこし協力隊の大江さんが発表したアクションプラン②
・まちづくり会社の設立(いのちと暮らしを守る総合商社)
・パロディーで村の組織を復活させる
・プロモーターとなるよそ者、若者、馬鹿者集団を作る
・会社設立に多くの出資者を募る
・損益分岐点をはっきり認識する
地域おこし協力隊の馬見さんが発表したアクションプラン③
・日本一小さな村の挑戦
・日本一大きなパーゴラの藤を切りブドウを植えて1万房つける大胆発想
・ブドウの収穫と天空の村ぶどう酒を作る
・パーゴラに白いブランコを吊るし恋人の聖地にする
・翠波高原とマイントピア別子をつなぐルート開発
・話題と物語を作る
最期に私と山川さんが励ましの言葉を述べました。結局のところ、いいプランが出来ても、「誰がするのか」というところでつまづきます。また「どんな成果を望み、何が出来たか」その検証もしなければなりません。始める活動、続ける活動、高める活動へとスキルをアップしていく、プロセスを楽しみたいものです。昨日は久しぶりに藤目先生やえひめ地域づくり研究協議会のメンバーとも出会い、また新宮の大西さんとも親しく言葉を交わしました。こじんまりとしたいい集会でした。会場で別れた松本さんは川之江回り、私は新居浜回りを選びましたが、帰宅はどちらが早かったのでしょうか(笑い)。
「別子山 これからどうする 考えた アクションプラン それぞれ発表」
「誰がする 行きつくところ そこ一番 スキルアップし やるしかないな」
「よそ者と 馬鹿者たちが 発表す 茶々入れ私 質問浴びせ」
「小さいが 日本で一番 オンリーワン 目ざし頑張る 協力したい」