○子どもおもしろ教室始まる
今年も人間牧場で子ども教室が始まりました。昨年までの夢基金の助成を受けた事業と違い、実行委員会は組織するものの市の教育委員会が特設事業費を組んだ事業として子ども塾とおもしろ一日大作戦の二本立てとなり、芋植えや芋の収穫は他のプログラムとともに大作戦となりました。
参加する子どもたちにも参加させる親にも多少の混乱があるのか、申し込みは今一の感じがありましたが、それでも14人の参加があって、ボランティアスタッフを含めると20人余りが今日のプログラムに参加しました。今日はPTAの作業や活動とダブってしまい、私自身も上灘保育園の参観日に午前中講演を依頼されていて、親類の法事とも重なりましたが、それでもその忙しさをすり抜けて、午後2時からの芋づる植えにはどうやら間に合いました。一足先午後1時にに人間牧場に到着した私はまず水平線の家の掃除や足湯をサービスするためロケーション風呂を沸かし、慌ただしい準備をしました。
やがて午後2時になると子どもたちが元気に人間牧場へやってきました。これまでのように30人を超える人数だと、狭い芋畑はごった返して作業効率が悪いのですが、人数は少ないものの芋づる取り、畑の畝づくり、植え付け、支柱立て、網張りなどの作業は2時間ほどできちんと片付きました。去年まで3年の経験が生かされ順調そのものでした。
(今年はマルチとわらかけという二つの栽培方法が実験されます)
(イノシシ除けの網を張り・農作業が終わった農場での記念撮影)
今年のサツマイモの収穫は10月24日です。これから5か月間、風雨や日照という気象条件や雑草、イノシシなどの影響を心配しながらサツマイモは成長して行くことでしょう。今年のサツマイモは宮本常一のふるさと周防大島からはるばる種芋を運び2月に手作り腐葉土の苗床で育てた芋づるです。例年の大きい芋づるよりは見劣りしますが、何とか成長して沖合に浮かぶ周防大島と交流の輪が広がるよう願っています。
7月には宮本常一の歩いた足跡を辿る高知県梼原へのウォーキングも予定されていて期待は高まっているのです。
「沖合いに 浮かぶ島より 種芋を 取り寄せ植える こだわりの芋」
「人数を 感じさせない はかどりで 今年も芋よ 元気に育て」
「足湯して 天国みたいと 子どもいう 天国などを 経験もせず」
「暑くなく 寒くもなくて 上天気 作業はかどり いよいよ始む」