shin-1さんの日記

○ドライブスルー

 この二日、間孫と一緒にドライブスルーのマクドナルドへ立ち寄り、ハッピーセットを購入しました。こうしたファーストフーズのお店は私たちのように物のない時代に育った古い人間は、立って食べるとお行儀が悪いと注意されて育ったものですから、余り馴染みのない店なのです。それでも孫にだけは甘いおじいちゃんとしては、孫の希望に応えない訳にもゆかず、結局は2度も同じ場所へ訪れてしまったのです。

 ドライブスルーは車の外へ出ることもなく車の中で用件が終わるシステムになっています。店の中ほどまで進むとカメラが作動して注文の品を相手とカメラ間線で音声で話ながら次に進むと、そんなに待つこともなくもう品物が用意されているのですから、これくらい便利なことはありません。お金を払い品物を受け取ると、丁寧な挨拶があって道路に出る仕組みになっているのですが、人間はここまで野良にならなければならないのかと、内心驚くやら感心するやらで、現代の商売の変化にはただただ考えさせられることばかりでした。

 孫のような小さい子どもがマクドナルドの店を求めるのは二つのことが理由のようです。まずひとつは子どもの食べ物の嗜好の変化です。ご飯と味噌汁で育った私たちと違い、今の子どもの食生活は完全に洋風化して、カレー、サンドウィッチ、焼きソバ、焼き飯、スパゲティ、目玉焼き、のようなものが好まれるのです。これは大人の食べ物が洋風化したことが子どもに移っただけですから、今の子どもを責める訳にはいかないのです。これら子どもの好きな食べ物の頭文字をなぞっていくとカ・ア・サ・ン・ヤ・ス・メとなるのですから、いかに現代の若いお母さんが食事に手間をかけないか、いかに外食産業に依存したメニューで子どもたちを飼育?しているかが分るのです。歩きながら食べながらのながら族にとっては、ハンバーガーやフライドポテト、チキン、シェークは格好の食べ物や飲み物で、これ以上便利な食べ物は見当たらないのです。

 孫にとってマクドナルドに行くもう一つの理由は、ハッピーセットにお土産がつくのです。ポケモンやドラえもんのおもちゃが幾つかあって、その中から番号で選べるようになっているのです。このお土産が何日かすると変わるため、お友達が持っているこれらのおもちゃが子どもの世界で話題になり、親やおじいちゃんにおねだりするといったお定まりのしたたかな経営戦略に乗せられてしまうのです。

 私流の疑問として、ファーストフーズの食べ物は殆どが油を使用してと繰られていることです。ハンバーグも、フライドポテトもチキンも口当たりはよいのですが、腹持ちが良く食べた後はお腹が張って他の食べ物を食べられにくいようです。昨日もハンバーグを食べた孫は夕食が軽めで、食が進みませんでした。

 ある栄養学の本の著者が、「子どもを病気にさせようと思ったら、毎日ハンバーガーを食べさせなさい」というほどに高カロリーで、肥満な子どもを作るには最適だと警鐘を鳴らしているのです。まあ毎日食べさせる訳でもないので、その警鐘には値しないと思いますが、そういえば親のメタボリ肥満が増えたように、子どもの肥満も大きな問題のようです。こうした高カロリーのものを食べ、運動を余りしなかったら確実に栄養過多となって小児成人病になるのは当たり前の話なのです。

 おじいちゃんは孫の健康を守ることを第一義に考え、たとえ孫に嫌われても体にいいものを与えるくらいの強い信念を持たねばならないと思った次第です。

  「ハンバーガー 欲しいと孫が おねだりし 目じりを下げて 行ってしまった」

  「便利だね 車に乗るまま お買い物 人間どこか 可笑しい予感」

  「本当の 狙いはおもちゃ 欲しいから 孫の作戦 一枚上だ」

  「食べ物が 随分変わる 身の回り 魚人間 俺たち古い」

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○私のインターネットが無事復旧しました

 この3日間ほどは、私のインターネットが突然いうことを効かなくなって、悶々の日々を過ごしました。パソコンが使えなくなってから始めて思ったのですが、いつの間にかパソコンはすっかり私の暮しの一部になっていたのです。ブログは書けなくても困ることはない(いや、今の自分にとってはブログが書けないことも苦痛の一つ)のですが、メールの発受信はまちづくりや講演を日々の生活とする私の仕事にとって、とても大切なものであるということが嫌というほどよく分りました。

 この3日間は、私のパソコンのパトロンとでもいうべき娘婿が長期の出張であいにく留守でした。したがって誰に相談することも出来ず、動かぬパソコンを腹立ち紛れに叩いてみたりしましたが、パソコンは私の苛立ちなど何処吹く風で、私に微笑みかけることはありませんでした。私は妻に「パソコンが壊れたかも知れない。新しいパソコンを購入しなければならないかも知れないので、臨時出費を覚悟しておいてくれ」とまるで三行半のようなセリフをいっていました。

 昨晩遅く出張先から帰った娘婿は三日間のブランクを取り戻すため今日は一日勤め先の大学にこもって仕事をしたようですが、夕方わが家へ顔を出してくれました。私の置かれている立場は娘が逐一出張先への定時連絡の際話していてくれたようで、わが家での夕食の後早速復旧作業に取り掛かってくれました。娘婿がまずやったのは、電話回線との接続など、パソコンが動かなくなった原因は何処にあるか、まず原因究明から始めました。自分のパソコンを持ち込み、私のパソコンには一度も触ることもなく原因を見つけるのですから、まるで名医が病人の病名を言い当てるようなもので、原因が電話の向こうである事を突き止めてくれました。しかし土曜日の夜間、しかもNTTへ問い合わせることもできず、諦めていました。ふと私が最近OCNへの契約変更した事を思い出して説明書を見せると、娘婿は納得した様子でパスワードなどを入力し、あっという間に復旧したのです。2月14日から新プランが採用され、その切り替え工事が出来ていなかったのです。こんなことになると私などはまるでお手上げでなのです。

 パソコンを開きペールの接続が可能になり、こうしてブログも書けるようになり、今晩10時の復旧はとても嬉しい出来事となりました。私のパソコン操作が原因だと思ったり、パソコン本体の故障かと思ったり、一時は色々なことが頭を過ぎりましたが、今となっては取り越し苦労だったようです。

 怪我の功名とでもいうのでしょうか、この三日間はパソコンの前に座る時間も極端に減って、お陰様で頼まれた原稿を全て書き終わり、肩の意持つが降りたような気持ちです。またその時間を利用して車を洗ったり周辺の身辺整理が出来ました。有り難いと思わなければなりません。

 私のブログを日課のように読んでいる方々からは、「何処か体でも悪いのでは」とか心配して電話までかけてくれる人も沢山いましたし、「メールを送ったが届いているのでしょうか。至急メールにてご返事を」と電話がかかってきました。嬉しいことゆえ感謝しなければならないのです。

 思わぬハプニングに悩んだり右往左往した3日間でした。それにしてもたった三日間だのに凄い量のメールに驚き、また明日から丁寧に返信を刷るようにしています。

  「この三日 手足取られて 身動きも 出来ずイライラ つのる毎日」

  「気がつけば パソコン人間 なっていた いいのかどうか 分らぬままに」

  「トラブルに なって始めて 脳細胞 低脳露呈 婿殿偉い」

  「パソコンを 知ったかぶりで 使ってる 奥が深いと またまた思う」


[ この記事をシェアする ]