人間牧場

〇綺麗な朝虹

 昨日の朝は雨を伴ったかなり強い、こちらの地方では「やまぜ」と呼ぶ南西の風が吹きました。山から吹き降ろす風で畑に植えたスイカの苗は、無残にも敷いた藁を被って無残な姿になりました。急いでキャリーで蓋をして重い石を置きどうにか難を逃れたようですが、春から夏に季節が替わるこの時期は、よほど天気に注意をして対応しないと、作物に被害が出て無駄骨に終ってしまうのです。

北の空に架かった朝虹
北の空に架かった朝虹

 昨日の朝、ゴミ出しをしようと妻と準備をしていると、家から見える北の空に綺麗な朝虹が出ているのが見えました。学校に出かける準備をしていた孫たちに、そのことを知らせて見せてやりましたが、孫は何を思ったのか虹に向って、両手を合わせて何やらお祈りをしているようでした。虹に祈ると願いが叶うと信じているようで、何ともほのぼのでした。私は急いでデジカメを用意して一枚写真に収めましたが、虹の写真は見た目ほどきれいには撮れませんでした。

 私は子どものころから虹が大好きです。子どものころに読んだ「虹をつかむ少年」という本の影響からかも知れません。虹の足元にお宝があるという話を信じた少年が、旅に出る物語です。以来虹を見ると天空に架かった何とも不思議でメルヘンタッチな七色の虹にロマンを感じるのです。ゴミ出しの途中隣の若い夫婦に「綺麗な虹が出てますよ」と教えてあげましたが、仕事に出かける忙しさの中だったので、余り関心を示しませんでした。虹に向って祈った孫の願いが叶いますように・・・・。

 

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