人間牧場

〇第六感と科学

 私の携帯電話は未だに時代遅れと思えるガラケイです。時代遅れというより私の暮らしにスマートフォンは左程必要でないのです。年金暮らしの私には必要でないものは買わない、持たないを判断しないと、暮らしのクオリティが高まらないのですから当然といえば当然です。しかし年中講演などで旅をしている私にとって、持ち歩けるタブレットパソコンは必要かも知れないと勝手に思い込み、大学に勤めるパソコンに詳しい娘婿の力を借りて、タブレットを手に入れ、一応最低限の使い方ができるようにしてもらいましたが、私の暮らしにとってタブレット端末は、今やなくてはならない重要な道具となったのです。

DSCN3406 私のタブレットには、落伍ネタの自著本「夕日徒然草・地の書・水の書・火の書・風の書・空の書・心の書」という6冊の短編が電子辞書として集録されていて、本を持ち歩かなくても、タブレットで用が足せるのですから、電車や船などで移動途中でも画面にアップして、落伍の練習修業が出来るのです。今回はそのタブレットに気象予報システム「坂の上のクラウド」を、親友清水さん・冨田さんの協力を得て、入力することになりました。僅か1時間ばかりの作業で、シーサイド公園と人間牧場の1時間毎の天気予報が3日先までリアルタイムで配信利用できるのです。はてさてその使い道は?と尋ねられると、正直なところ使いこなせるまでにはまだ少し時間がかかりそうです。

 私の元へは沢山の知人友人が集って来ます。またこの年になってもまだ天気を相手の野外活動もやっています。中には「あなたが自慢している夕日を見に行きたいがいつがいい~」ともよく聞かれます。今までは「あなたが来た時が一番いい」などとはぐらかせていましたが、これからは「ちょっと待って下さい」とタブレットを用意して、気象クラウドで配信される天気予報システムを使って対応することもやれるようになってきました。「道具は使ってこそ意味がある」ので、私はこの気象システムを「夕日のお天気おじさん」とでも名前をつけて、大いに使ってみようと思っています。毎月の利用料は新聞の購読料と同じく3千円弱なので、気象で一喜一憂する第六感的暇があったら、まず気象を科学に替えてみましょう。

  「新聞の 購読料で お天気を 科学できれば 安いものかも」

  「下駄飛ばし 明日の天気を 予想した 昔は今じゃ 通用しない」

  「明日夕日 見れるかどうか 予測する これは画期的 お天気おじさん」

  「世の中は だんだん便利に なって行く 順応しないと ダウィン指摘」

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