〇冬がやって来た
「今年の冬は暖かい」、誰もがそう思っていましたが、やはり季節は巡るもので、12月1日の師走となると一転、天地を揺るがすような北西の季節風が吹いて、気温も一気に7~8度も下がり、ブルブル震える12月を迎えました。昨日の夕方5時半ごろ、町内三島で住宅火事があり消防車のけたたましいサイレンが鳴りましたが、今朝の新聞によると強風にあおられ自宅が全焼したようで、町民の不幸を思うとこの寒空に寂しい限りです。
昨日の夕方所用で上灘駅まで出かけましたが、海の時化は相当なもので、大波がシーサイド公園の西堤防を簡単に乗り越えて、砂浜に小さな池を作っていました。また上灘漁港の沖合いに設置したとてつもなく大きな防波堤でさえ、うねり波が水しぶきを上げて高々と越えていました。この分だと当分の間漁船は漁にも出られないようで、係留された漁船の舳先には沢山のカモメがうずくまるように止まっていました。
今朝はいつものように午前6時20分に自宅を出て夜明けの道をジョギングしましたが、まあ風が強いのなんのって、被っている帽子も吹き飛ばされそうだったし、行きは追い風ながら帰り道は強い向い風に遭い中々前へ進みませんでした。今朝は万歩計をズボンに入れるのを忘れたため、どれほどの歩数だったか定かではありませんが、毎日の経験からすると朝のジョギングで6千5百歩程度のようです。
この寒さで風邪を引かないように96歳になった親父の隠居では、一ヶ月前からエアコンを24時間つけっぱなしにして部屋を温めています。余り暑いと外に出た時の温度差が大きいので、少し低めの20度に設定していますが、今のところ親父は「温かい」と感じているようで、デイサービスに出かける日だけエアコンを消して窓を全部開けて空気の入れ替えをしています。冬来たリなば春遠からじ、今年の冬も風邪を引かず元気に乗り切って欲しいものです。
「冬一番 天地揺るがす 風が吹き 寒さに体 縮んでしまう」
「追い風と 向かい風受け ひた走る 70なっても 元気をゲット」
「昨日夕 町内で火事 強風で 住宅全焼 悲しい出来事」
「隠居部屋 20度設定 春日和 親父薄着で 1日過ごす」