人間牧場

〇10月の自画像

 今日は朝から曇り空で、昼前からおとなしいシトシト降りの雨になりました。孫希心の通う上灘保育園では近くの潮風ふれあい公園にピクニックに行く予定らしく、リュックと水筒を持って出かけました。先ほど午後4時過ぎに帰って来ましたが、雨に濡れることもなく、小さなポリ袋にドングリや松ボックリを入れ、わが物顔で得意になって持ち帰りました。早速家の玄関先の靴箱の上に置いているお皿に飾り付けてやりました。今朝私が散歩の途中に拾ったイガ付きの山栗も一緒にディスプレイして秋を演出しました。

孫希心と私が拾ってきた木の実で玄関先をディスプレイしました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 私はつい最近、暇さえあれば裏山の急峻な山道を散歩しています。そして杉やヒノキの縦間からの木漏れ日を受けたり、頂上の少し広いところで腰痛体操をしています。お陰様で今年は腰痛にもならず、整体のご厄介になっていないのです。今日のような雨模様に日でも長靴と雨傘の出で立ちで散歩する姿を見て、隣のおじさんは「雨が降るのにどこへ行くの」と不思議がって見ていますが、「体調維持のための散歩です」と答えると、「羨ましい」と言ってくれました。このおじさんは86歳になりました。奥さんは82歳だそうですが、昨日の深夜に徘徊騒動があったようで、心配していました。
10月の自画像は長袖にチョッキ、長靴に雨傘という出で立ちです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 隣のおじさんと話しながら、93歳になる私の親父にも話が及び、もうそろそろ「自転車に乗るのを辞めたらどうか」と提案がありました。辞めさせたいのは私も同感ながら、自転車をやめた途端ボケては大変と思うのでと、軽く受け流しましたが、隣のおじさんやおばさん、そして親父や私と、忍び寄る老いを感じた一日でした。
 人間は誰でも歳はとりたくありません。しかし人間は一年に一つ確実に歳を重ねて行くのです。加えて気力と体力のバランスを保つのは容易なことではありません。気力はともかく、体力は日ごろの鍛錬が何よりです。これからも体力保持のためにまず歩く、そして呼吸法や腰痛体操などをしながら、頑張りたいと思いました。
 
  「近いのに 隣の情報 知らなんだ 海の向こうの オバマ知るのに」
 
  「いつの間に 忍び寄ったか 老い世代 悔やんでみても 止められやせぬ」
  
  「下降線 せめてイーブン 保ちたい 日々の暮らしで 何とかしたい」
 
  「ああ今年 また一つ歳 重ねたり 足し算よりも 取るは引き算」
 
 
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