〇幼稚園児のみこし守
「お父さん、私仕事の日でどうしても尚樹のみこし守を見に行くことができないの。時間があれば見に行ってやって欲しいんだけど・・・」と、先日娘から頼まれたものですから、人に会う予定を繰り延べて行くことにしました。先日の定期健康診断で次の予約日を12月に9日に決めていたものの、その日に鳥取からどうしても講演に来て欲しいので変更して欲しいと相談があったため、ついでに県立中央病院へ立ち寄り、主治医の先生に相談して変更してもらうことにしました。10診のクラークさんに中で診察中の先生に聞いてもらい、一週間後で変更できホッとしました。
病院の近くに松山工業高校があり、少し遠いのですが校門を入ったところの駐車場に車を置かせてもらい、少し遠いものの体力づくりのつもりで銀天街、大街道の街中を少し足早に歩きました。娘に言われたとおり10時30分の5分前にえひめ幼稚園に到着し園庭へ入ると、豆絞りの鉢巻を頭に巻いた園児たちが出てきました。同じような背丈で同じような姿をしている沢山の園児の中から孫尚樹を見つけるのは至難の業です。4歳児の孫をやっと探し当て、向こうも私の姿を確認したようで、嬉しそうにはにかみながら手を振ってくれました。
園庭には沢山の両親や祖父母が集まっていて、デジカメやビデオカメラの方列で、うっかり前を横切れない状態でした。やがて園児たちが大街道のアーケード目がけて歩き始めました。アーケードの中は祭り幟が立ち、両側には白い御幣が飾られて祭り気分を演出していました。園児が順番にみこしを担ぎワッショイワッショイと掛け声をかけて一番町通りまで歩きました。父兄も同じようにみこしを囲み大移動していました。
一番町通りでみこしの前で組毎に記念写真を撮るのですが、人数が多いので孫尚樹の順番は中々来ず、やっと終ったのは出発してから1時間も経っていました。