○早起きはしたものの旅先の飛行機便が心配です
毎日夜寝る時間は12時ころ床につき、いつの間にか眠気を催し深い眠りを楽しんでいます。寝る前に今日は何時に起きようかなど考えずに寝るのですが、長年の癖とでもいうのでしょうか、あるいは加齢のせいでしょうか、朝4時という早い目覚めとなってしまうのです。「じゃああなたは差し引き4時間しか寝ていないじゃない」といわれますが、その通り私は毎日4時間しか寝ない暮らしがもう40年くらい続いているのです。「へえー、よくそんな短い睡眠で体がもちますね」と聞き返されても、これが自分の暮らしのリズムなので、別に何ともないのです。私より1時間早い11時に寝て、私より2時間遅く起きる妻は7時間睡眠タイプで、その差は3時間もあるのに、結婚以来ずっと同じ布団に並んで寝ているのです。妻がいうのには「あなたは今寝てないと将来寝不足になって、老後は必ず寝たきりになる」といわれていますが、そんなことはないと豪語して今日まで生きてきました。毎朝妻に対するモーニングコールの役目は私なのです。
今日から4日間北海道美幌町の招きで講演に出かける予定なので、妻の強制的就寝時間厳守に遭い11時に床につきました。妻にしてみれば旅立つ夫のために少し早く起きて朝食を食べさせ、4日間も飛行場へ車を置くことは無駄だと、飛行場へ送迎すると言い張るのです。妻は同じ時間に寝ましたが私は1時間早く寝ました。早く寝ると少しリズムが狂うだろうと思いきや今朝も午前4時に目が覚めました。しかし妻が言うように昨晩は普通より1時間も長寝ができたのです。目覚まし時計の力も借りず、私の体内時計は確実に朝4時に起きるようセットされているようです。
今日の一番の心配ごとは羽田を経由して北海道女満別へ飛行機が飛ぶかどうかが心配の種です。昨日はこちらでも春のあらしが吹き荒れました。春の嵐といっても春一番のような南風ではなく、北西の季節風なのです。昼ごろから強くなった北西の季節風は、国立大洲青少年交流の家での運営委員会が終わって帰る頃には瀬戸内の海も大荒れでした。北西の季節風が海岸国道に容赦なく吹きあげ、車のフロントガラスは真っ白に塩水がへばりつきました。夕方7時のNHK天気予報によると明日も低気圧が発達して目的地である北海道は大荒れの天気のようです。こちら四国では「春のひして(一日)西」といわれるように、春の北西の風は一日で収まるようなのです。その通り今朝は大風も止んで静かな朝を迎えました。
はてさて、羽田までは何とかいけるのですが、そこから先は先が全く読めません、今日はあらかじめ主催者から送ってくれたいる女満別までのチケットで飛行機に搭乗する予定ですが、飛行場で足止めされることも予想され、ひょっとしたら東京泊まりになるかも知れないのです。さて今日は移動日ながら土日なので満席の場合はどうしようかと、様々な想いが頭をよぎっています。主催者からはそのことが心配で昨日も電話がかかっていて、携帯電話の番号も聞いているので、何とかなるかも知れないのです。
ここからだと北海道は遠いです。ましてや東京から代替の交通機関も目途が立ちません。心配の種は尽きませんが、とにかく妻の力を借りてさあ出発です。