shin-1さんの日記

○第4回人づくり・地域づくりフォーラムin山口

 山口県セミナーパークは、四辻駅からほんの2キロ余りの清閑な場所にありました。はじめて訪れた施設ですがその立派なことといったら比べようがないほどです。昨晩はこの施設の宿泊棟、しかもリップ待遇で一人部屋の講師室に泊めていただきました。昨晩は交流会があ終わって部屋に帰り、ひと風呂浴びてから今日が締切の原稿を執筆していて、気がつけば午前様を回っていました。急いで寝支度をしてベットにもぐりこみましたが、5時ころに目がさめ、再びエアコンをつけて最後の仕上げを6時ころまでかかりやっと仕上げることができました。

 テレビを見ながらくつろぎ、さて今日は何を話そうか考えましたが、いインタビューダイアローグということなので、コーディネーターを担当する生涯学習・システム研究者三浦清一郎先生とはこれまでにもタッグを組んだことがあるので、下手な考え休みに似たりで、あっさり出たとこ勝負の賭けに出ることにしました。

 7時半になり朝食会場へ出かけましたが、昨晩の酒の勢いなある人、昨晩の酒にのまれた人など様々な顔をして兆勝を食べていました。今朝も夜の余韻そのままに楽しいおしゃべりをしながら島根県益田の人たちの交換は続きました。

 「地域ぐるみで、子どもの健全な育成のための環境づくりを具体的にどう進めるか」について、坂本登常磐大学教授、長尾彰防府市佐波中学校前校長、西山香代子やまぐちネットワークエコー代表、それに私を加えた4人の話を、三浦先生が軽妙に引き出し1時間30分間、楽しいおしゃべりをしました。私の話はさて置き、皆さんの話はとても楽しく深いものでした。

若松進一ブログ

 会場は満席でさすがに私も顔見知りが多く、あちかちから盛んに手を振ったり拍手をしてくれたりの応援ぶりに応えて話をしました。特に昨晩すっかりお友達になった真砂公民館の中村真理子さんと豊川公民館の石田和美さんは特別なシグナルを出してくれていたようです。それもそのはず中村さんは双海帳に昨秋来られて時・・・・・おっとつと、これは中村さんと私だけの内緒の話でした(笑い)。

 インタビューダイアローグの話の内容は、事務局の記録と生後しなかったら困りますので、ここではメモや感想を差し控えておきます。

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 前回は参加していないので知る由もありませんが、前回参加した人の話だと、今年の大会は前3回より格段に進化していたとのことです。

 私は夜の会議の予定もあって時間に遅れるといけないので早々にお暇し、タクシーを呼んでもらい四辻駅へ向かいました。この二日間お世話になった、そしてお世話していただいた赤いジャンパーのスタッフの方々が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた姿には深い感動を覚えました。その余韻に浸り過ぎてタクシー券を紛失してしまい使うことができませんでした。(多分どこか書類の中に入れたのだろうと探しましたが、結局使うことなく家に帰り、木になるカバンを開けたら、いただいた旅費の封筒に挟んでいました。私はドジです)。

 帰りの列車もフェリーも順調で、同行していた松山市桑原まちづくりの朝山さんと船の中で色々な話をしながら帰りました。

 家に帰ってすぐに夜の会議に出かけ、快い疲れの中夜10時過ぎ帰宅となりました。


  「インタビュー 形式議論 白熱す 会場からは 拍手喝采」

  「筋書きの ない討論は面白い やる方大変 いきなり直球」

  「会場の あちらこちらで 手を振って 俺も答えて 手を振り合図」

  「引出しの 中から話題 取り出して 少し喧嘩を するよう仕組む」 

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shin-1さんの日記

○長い旅路

 昨日は伊予市双海町~今治市~山口県山口市を、車~フェリー~山陽本線と乗り継いで移動するという忙しい一日でした。幸い前日吹き荒れた春一番の風と雨も止んで、4月下旬並みの温かさで、むしろ暑過ぎるくらいの温度で、用意していたコートも車の中で留守番するというほどの大助かりでした。

 今治へは最短コースの山周りのコースを走り、10時過ぎには今治市役所の隣になる公会堂に到着して、老人クラブ連合会の研修会に出かけました。会場入り口で参加者全員に配るパンと牛乳をいただき、かなりの参加者で会場は熱気ムンムンの会場にはいり、裏手の講師控室でお茶をいただきながら開会行事の終わるのを待ちました。この日は表彰式も行われていて、予想どおり最初から10分ほど時間をして進行していました。出番の前に元県会議長の先田通夫さんが面会に来ていただき、開会式の前にもかつて一緒に仕事をしたことのある鳥生福祉部長さんの来訪挨拶に恐縮してしまいました。

 10分遅れて私の「心豊かに生きる」と題した記念講演が始まりました。さすが大勢の参加者なので、笑いのボルテージも半端ではなく、まるでお笑いびっくり箱のような雰囲気が会場を包み込みました。この日は高齢者が相手なので最初はゆっくりとした口調で話をしましたが、1時間20分の予定で仕組んだ話だけに、押した分だけの10分間延長を許してもらい、いい語り口の満足のいく話をさせてもらいました。

若松進一ブログ (今治老人会の研修会)

 講演が終わるとすぐに会場を後にして、今度は海沿いの道を松山に向かって走りました。三津浜から出るフェリーに乗るためです。この日は土曜日ということもあって道は予想したよりスムースに走れました。フェリーの出発時刻はこの時期、船がドック入りするため臨時ダイヤが組まれることが多く、これまでにも痛い目に逢っているので、前もってインターネットで調べていて、先方にはその旨伝えていますが、間に合えば一便早く乗れるかも知れないと淡い期待を抱きながら走りました。松山西警察署前の道路に差しかかった頃、沖合いにこちらに向かって走るオレンジフェリーを見つけました。ラッキーと思いながら岸壁近くの駐車場に車を止め、急いで船着場まで行きましたが、どんぴしゃりで間に合いました。

 春一番一過の瀬戸内海はまさに春の海という表現がぴったりでした。芸予諸島の島々や周防大島を横目に見ながら渦潮の流れる海峡を長閑に走り、塩の香りを存分に味わいました。この日は大広間に横になって仮眠をしたり明日予定されている討論会の調べ物をしたりしながらのんびり過ごしました。やがて周防大橋の下をくぐり、柳井港に到着しました。柳井港駅発が16時12分、②分しか乗り継ぎ時間はないのですが、走れば間に合うとばかりに走って駅に着くと、間一髪滑り込みセーフで列車に乗れたのです。

若松進一ブログ
若松進一ブログ (山陽路の穏やかな春の海を照らす夕日)

 柳井港から四辻駅まで1時間余りでしたが、車内で切符を買い求め、西に傾いた夕日を眺めながら冨海の穏やかな海をカメラに収める余裕の各駅停車鈍行列車の度を楽しみました。快速だけあって途中駅での待ち時間もなく17時26分に到着し、送ってもらったタクシーチケットを使って会場入りしました。

 既に17時30分からレストランで大交流会が始まっていて、乾杯の音頭を取る場所にこれまた段取り良く入って行きました。

 どこのあ誰がどの程度来ているのか、聞きもせず知りもせずで輪の中に入って行くと、何と島根県益田市からバス一台に乗って来られた方々が大歓迎をしてくれました。この方々の殆どは11月末に私の町や人間牧場へ研修にやってきた人たちでした。顔見知りとはいいもので、それからしばらくの間は益田の陣取った席で名刺攻めやお話し攻めにあいたじたじでした。

若松進一ブログ (楽しい交流会風景)
若松進一ブログ (どうしてこうなったのか?、いつの間にか益田市真砂の公民館長が壇上で丸で主催者のような顔をして挨拶をしていました)

 この夜はラウンジで二次会が行われ、9時ころまで楽しいおしゃべりをしました。その中心はやはりバス一台でこの大会に乗り込んだ島根県益田市のメンバーでした。私もこれらの方々が結成した活性化協議会の顧問に就任しているので懐かしい顔々と積もる話を山ほどしました。

 この大会に先立って岩国市美川町の親友岡さんから電話が入りました。岡さんは岩国市と合併をしたのを機に役場を退職して悠々自適の生活をされているようですが、腰の具合が悪いようで気分がすぐれないとのことでした。私が書いているブログを毎日見ていて、「山口県へ旅に出ます」と書いた記事を読んで電話をくれたのです。岩国市美川町から会場までは遠い道のりなので会いたいけれども会えないかも知れないとのことでした。今週も山口を再訪する予定ですが、次回はさらに遠い美祢市です。気になりながら通り過ぎるご無礼をお許しください。また暖かくなったら会いたいものです。


  「中四国 くくっているが 広いです 瀬戸内またぎ 旅を続けて」

  「親友の 気分すぐれぬ 近況を 聞きつも会えぬ 心苦しさ」

  「男時なる 幸運続き 間に合って 懇親輪中 すんなり入る」

  「覚えてる 落語の席で 眠る人 前の晩から 寝ない訳聞く」

 

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