○昨日は昼食を食べるのを忘れていました
昨日は昼過ぎから久しぶりの雨が降りました。午前中愛媛大学農学部に出勤し、シラバスを作成する作業に追われていましたが、熱中し過ぎて昼食を食べるのを忘れてしまいました。私の場合昼食を食べるのを忘れることはよくある話なので、妻はそのことが気になっているらしく、急遽勤めている歯科医院が院長さんの都合で午後急に休診になったらしく、一緒に食事でもしようと電話がかかってきましたが、あいにく舞たうんという雑誌の100号記念誌の巻頭言原稿の訂正が入り、妻からの申し出をけって昼食時間に手直しをしました。手直しといっても少し多めに書いた原稿を短くとの指示をえひめ地域政策研究センターの清水さんから受けたのです。私は原稿はどちらかというと早書きの方で、依頼を受けたら直ぐに書くよう心がけているのです。でないと仕事に追いかけられて結果的にあたふたしたことが過去何度もあったため、極力そう心がけているのです。
私は長い文章を書くときは何点か項目を起こしてから書き始めるのですが、巻頭言などのような短文はそんなことはせず一気に書き上げるのですが、長い文章もさることながら短い文章も、舌足らずになるようで難しいものです。今回の原稿はA42枚程度ですが、それをA41枚半程度に圧縮しなければなりません。巻頭言なので写真の挿入を押さえて少しでも長い原稿にしようと、清水さんに最後まで抵抗して手直しを試みました。スリムになった原稿を見て、読者が読んだら何を言いたいのか分かりづらいと思いつつ、とりあえず手直し原稿を大学から送ってみました。はてさて清水さんの、また読者のお眼鏡に叶うかどうか少し不安ですが、何とか一件落着です。
昨日は大学生協の若い店員さんと連絡がついて、荷物だけが届いていたプリンターの接続作業にやってきてくれました。パソコンに接続しソフトの入力作業が完了し、試し印刷をして帰って行きました。これでパソコンで文章作成ができ、Eメールも取得して送受信可能となり、しかも作成した文章がプリントアウトできて、一通りの作業が研究室でできるようになりひと安心です。
原稿を送り、シラバスの作業が一応終わったので研究室の電源を落とし出ようとすると、内子の森本さんにローカでばったり出会いました。彼も客員準教授という称号をいただいていて、私が前回の教授会で紹介を受けたように、昨日は教授会であいさつをするため来たのだといっていました。しばらくの間再び室内に入り雑談をしましたが、彼は道の駅からりを退職してから自営の農業をしているようで、これから夏野菜の作付が始まるようで、忙しそうでした。私のように儲けない農業(農業といえるかどうか)は楽しいのですが、彼のように儲けなければならない農業は大変だとしみじみ思いました。大学も私や森本さんのような実践肌の人を活用して色々としかけているようです。その期待にこたえなければならないと森本さんと話し合いました。
大学を出る頃は雨もかなり強くなりました。それでも夕方は新居浜の大生院という地区公民館で開かれる感動講座に招かれているので、一般国道11号線を走って新居浜へ向かいました。西条インターの近くだと聞いてはいましたがカーナビに公民館の電話番号で入力し車が込むこともなくスイスイ走りました。
公民館では角田さんとみゆきさんという女性の二人が出迎えてくれました。そしてみゆきさん手作りの美味しい料理をいただきました。ブロッコリーのスープも、グラタンも、焼きたてのパンもデザートもビーフも全て最高の味でした。次々と訪れる参加者と言葉を交わし、やがて講演が午後7時きっかりにスタートしました。直野さん、武田さん、関さん、加藤さん、藤田さんなどなど数えれば切りがないほど沢山の人が続々やってきて、最初は雨の影響で少なめだった会場は満席になっていました。
角田さんの計らいで素敵な舞台設営もできて楽しく話すことができたことを感謝しています。
「手作りと 思えぬ馳走 並べられ 昼飯食うの 忘れた分も」
「壇上の 飾りに思う 思い入れ 熱入れ話し 恩を返した」
「友人が 続々参加 面映ゆい 私の話 熱心聴きて」
「文章を 縮める作業 難しい どこを削ろか 思案六歩で」