shin-1さんの日記

○夕やけ徒然草・地の書を発刊しました

 年末年始にかけて思わぬ風邪に見舞われたため、延び延びになっていた「夕やけ徒然草・水の書」の編集や校正、印刷作業が終わり、やっと発刊の運びとなりました。1月30日に開催された地域づくり人養成講座にどうにか間に合いそのお披露目となりました。私はこれまで「町に吹く風」「昇る夕日でまちづくり」「今やれる青春」「ミレミアム2000年その日私は」「夕やけ徒然草・地の書」などを出版してきましたが、自著本としては6冊目の「夕やけ徒然草・水の書」の出版もやはり、浅学非才な私には少し背伸びをするような感じのものとなりました。元来私のような凡人が自著本を出すこと自体無茶な話で、人に読んでもらうようなことは書けないのです。それでも人間は少し背伸びをしないと進化しないと思い、ねじり鉢巻きほどではないにしてもそれなりにない知恵を絞って書いたのです。

 本は活字のため幸せなことに、私のいぼ痔・切れ痔、痔ろうと思われる汚い文字は活字になって跡形もなくなるのです。また文章の続きの拙さは編集の段階で少しだけ手直し加筆があるのです。本当はこの手の本の類は方言で書きたいところなのですが、残念ながら現代人には標準語が標準語で、方言で書くと注釈をつけなければならなくなるため、今回も普通の言葉で書きました。しかしこれを喋りで演じる時には、相手の顔触れを見て方言でしっかり語りたいと思っています。

 前回の「夕やけ徒然草・地の書」は第1話から第30話が収められていましたが、今回の「夕やけ徒然草・水の書」はその続編で第31話から第60話までが収められています。「水の書発刊に寄せて」という序文には「水五則」について書きました。第31話PTAとかけて何と解く」、第32話IQ人間とEQ人間、第33話屋台と西洋料理店、第34話次男からは産めない、第35話水戸黄門のテーマソング、第36話大仏と鯨の喧嘩、第37話知らないのに知ったふり、第38話うどんの花が見てみたい、第39話天国に行ったみたい、第40話お金の井戸と知恵の井戸、第41話時間の長さは皆同じ、第42話小さなやかんは直ぐたぎる、第43話根も葉もない話、第44話孫の存在、第45話芋の思い出、第46話鯖はいらんかな~、第47話金の卵、第48話自慢話と噂話、第49話人の前で話をするコツ、第50話結婚披露宴の司会、第51話アイディアの泉、第52話病院から焼き場へ直行便、第53話もう点くぞ、第54話ああ定年、第55話塾、第56話だんだん大きくなる話、第57話リンキャベ、第58話産めよ増やせよ、第59話平凡な非凡、第60話東大の卒業証書で牛は動かぬと、まあ今回も面白い話満載です。

若松進一ブログ

 それにしても紛らわしいと、出来上がってから思いました。表紙の装丁が色使いまでまったく同じなのです。僅か左隅に書かれた地の書と水の書が違うだけなのです。火の書、風の書、空の書がそろえばまあいいかと思いつつ、かかわってくれた友人に感謝をしています。

 地の書で稼いだ木戸銭の中から水の書の印刷代としてお金も支払ったし、これから落伍にせいぜい磨きをかけて水の書を、人の迷惑も顧みず販売したいと思っています。そしてその利ザヤを人間牧場の運営費に当てて地域貢献したいと思っているのです。

 私の経済理論は単純で入力と出力のバランスです。本を作り本を売る、本を作ったお金を回収して次なる本へ投資する、残ったお金で地域貢献をする、まあこんな単純さゆえに人から批判されることもなく、ワンコインだったらと気軽に一口乗ってくれるのです。

 楽しい生き方の裏にはこうしたしたたかさや裏ワザが必要なのかも知れません。


  「二冊目の 本は自転車 操業で 儲けた金で 活動仕組む」

  「一年で 千人の前 落伍する チリも積もれば 凄いものです」

  「良く似てる 本を五冊も シリーズで 百五十話を 目指し二冊目」

  「今回も 本と喋りが セットです 本に負けない 喋り特訓」 


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“shin-1さんの日記” への1件の返信

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    先日「地の書」を読みました。人生の教えと笑いのバランスが最高でした。しかし、できることなら落伍家「夕日亭大根心」師匠の高座で聴くのが1番です。面白さと感動の渦の中に巻き込まれるようです。また高座が聴ける日を夢見て「水の書」が届く日を楽しみにしている村会議員でした。
    【追伸:落伍のDVD化を期待します】

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