shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年2月27日

○美幌町去り難し①(北海道の自然と人情に大感激)

 北海道4日間の旅は飛行機便欠航というアクシデントに見舞われ結局3日間となりましたが、私にとってはこれまでのどの北海道訪問にも勝るとも劣らない、忘れられない思い出の一ページとなりました。マイナス10度という外気温体験と流氷体験はその最たるものでしたが、それと同時に美幌町で出会った北国の人の温かい人情と、美幌町の冬の飾らない光景でした。

若松進一ブログ

 この写真の風景は北海道を観光した人なら見覚えのあるアングルだと思うのですが、美幌峠から見える完全結氷間近な屈斜路湖の姿です。全ての仕事を終って北海道を去る日の午前中、松本所長さんと小池さんは私をこの絶景スポットへ案内してくれました。弟子屈町との境に位置する美幌峠までは町内移動といってもさすが北海道だけあって、中心地から25キロ以上もあるのです。この日は風もなくマイナス10度の冷え切った外気で降り積もったパウダーのようなきめの細かい雪が太陽の光にあたってキラキラと輝いていました。美幌峠からは360度の視界が雄大に開け、どこを切り取っても絵になるほどの光景で、遥か遠く大雪山の山並みまでも遠望できました。松本所長さんは指さしながらあれは摩周岳、あれは蝦夷富士などと説明してくれるのですが、美幌峠から見える景色の余りの美しさに見とれて上の空といった感じでした。

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 美幌峠のスポットにはご存じ美空ひばりが歌った「美幌峠」という歌の歌碑が建っていました。傍に置かれている小さなスピーカーからは美空ひばりの歌う歌が控え目に流されて、知らない歌ながら歌碑に刻まれた歌詞を目でなぞりながら口ずさんでみました。松本所長さんが「今度来る時はこの歌をハーモニカで吹けるようにして下さい」と依頼されましたが、はてできるかどうか楽しみです。

若松進一ブログ (松本所長さんと歌碑の前で記念撮影しました)

 美幌峠のレストハウスの中で一服休憩をしました。小池さんがジャガイモの塩ゆでにしたものに衣をつけて揚げている小型爆弾のようなものを買ってきました。串に刺した2個を一個ずつにして食べましたが、「北あかり」という品種らしく、とても美味しい味でした。ふと40年も前に尋ねた弟子屈青年の家での地元せ因縁との交流会で食べた塩茹でジャガイモを思い出しました。あの頃の私は若さに燃えていて、北海道を巡る国内研修団の班長として他の仲間とともにオンネトー青年の家や大雪山青年の家を渡り歩いて武者修行をしていました。当時弟子屈青年の家は麦ごはんだったことを覚えています。


 「若松さん珍しい所へお連れしましょう」と向かったのは山の中でした。夏の間に牛を放牧するという放牧場でした。道沿いは深い雪に覆われ、除雪車が除雪した道は1メートルを超すような雪の壁ができていました。

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 大平原の向こうに見たこともないような大型のサイロが3基雪の中に立っていました。サイロの向こうに人の気配を感じながらUターンして引き返しましたが、若草燃える初夏のころの雄大な姿を連想しながら車から降りて写真を撮ってもらいました。観光で来ればこんな場所へ踏み入れることは絶対にないと思いつつ、案内してもらったお二人に感謝しました。

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 松本所長さんは来年一年で退職と伺いました。社会教育でもうひと花咲かせたいという思いが強く、商店街の店舗を利用した展示や学習成果物の即売などについても一案があるようで、是非実現して欲しいものです。

 最近は社会教育にかかわるやる気のある人に中々出会わなくなりましたが、社会教育もまちづくりも何よりも優先するのは夢を持ったやる気と行動力です。お二人のこれからの活躍を遠い四国から見守りたいと思っています。


  「町内の 雪道走り あれこれと 夢を聞きつつ やる気感じて」

  「ジャガイモを 食べつつ昔 思い出す 青年の家 今はいずこに」

  「色黒が さらに雪焼け 色黒く 写真に写りし わが顔黒く」

  「雪魅力 南国人は 言うけれど 雪国荷物 除雪費かさむ」