shin-1さんの日記

○21世紀えひめニューフロンティアグループの年次総会

 ①今やれる青春、②一年一事業、③社会への揺さぶりという3つのテーマを掲げて30年前に結成したボランティアグループの年次総会がメンバーである今治の河上和夫さん宅で開かれました。総会といっても10人余りのメンバーですから、呑みながら食べながら話しながら寝ながらの「ながら総会」です。結成時は若かったメンバーも代表を務める私が64歳、以下2つや3つ違いで、メンバーの中には既にリタイアしている人も何人かいて、時の流れを感じさせるのです。でも年齢を重ねてはいますがテーマに掲げている「今やれる青春」という理念は今も健在で、それぞれがそれぞれの生き方に自信を持って生きているようです。

 これまで「無人島に挑む少年の集い」や「ふるさとを空から見る運動」「丸木舟瀬戸内海航海」「竪穴式住居無人島シンポ」「フロンティア塾」「ブーメランテーブル製作」「ツリーハウス製作」「活動記録集発刊」などなど数えれば切りがないほどの活動を行って社会を揺さぶってきましたが、今は私の主宰する人間牧場に活動の場をシフトさせて、団塊の世代らしい生き方を模索する活動を行っているのです。

 私はこのグループで、勤めていた役所でも地域でもできないやりたいことを一生懸命やりました。今思うと多分青春のはけ口のような感覚だったように思うのです。忙しい仕事の合間を縫ってやった活動の殆どは私の発想をグループで実践するものでしたが、やることなすこと注目を集め、当時は県内では最も飛んでいる活動で、新聞やテレビで取り上げられ、社会の流れをを変えるような錯覚になって有頂天になっていました。

 私がこのグループから学んだことは数えればきりがないほどあります。危機管理能力や責任の取り方、リーダーとしての在り方など、むしろこのグループで学んだことを、自分の仕事に生かした、いわば本業ボランティア、副業仕事といった感じがする時期もあったようです。

 私たちは「今やれる青春」などと言ってはいますがもう若くなく、年齢相応の活動をやらなければ気力と体力のギャップに押しつぶされてしまいます。教育長就任で代表を事務局長である大野さんにゆだねていたのを、私が退職をしたのを機に再び再任されて現在に至っています。

 私たちには嬉しいことに資金だけ出して口を出さないパトロンがいます。関奉仕財団の関理事長さんです。元県教育次長の藤原さんの導きもあってふとしたことから100万円の小切手を頂き、以来毎年変わらぬ資金援助をいただいているのです。ある意味関理事長さんの資金援助がなかったらこれほど確かな手応えのある活動をしていたかどうかは疑問です。この資金が私たちの大きな支えになって今も地道な活動を続けているのです。パトロンというと何か変な表現ですが、民俗学者宮本常一のパトロンは渋沢敬三だったことなどを考えると、甘んじてパトロンの援助を受け続けたことの意味があるようです。

 昨年から国内の世界遺産を巡る旅をグループで始めました。1回目の去年は熊野古道を訪ねました。今年は4月に石見銀山と原爆ドーム、それに安芸の宮島を訪ねる旅を計画しています。日本の古き良き真髄を学ぶための旅です。これまでも色々なことをやってきましたが、これからも命の続く限り探究心を忘れず生きていくことを誓い合った総会でした。


  「集いあう 年に一度の 総会で 心爽快 歳はとっても」

  「今やれる 青春追って 三十年 これから先も 青春追って」

  「パトロンが いたから今の 我々が 感謝の気持ち 忘ることなく」

  「そろそろと 終わる語るな これからが 生きる意味あり 背筋を伸ばし」

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