shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年7月4日

○夕日のメッカ嫁ヶ島辺り・そしてたたら

 前夜は島根の仲間と落ち合い旧交を温めましたが、朝早く起きて身支度を整え迎えに来てくれた松嶋さんの車で昨日は講演会場となる雲南市吉田町の生涯学習交流館へ向かいました。宿舎を出てから途中で宍道湖南東岸にある嫁ヶ島付近を通ってもらいました。というのも嫁ヶ島辺りは私の町と同じように全国に名だたる夕日の名所なのです。松江警察署の前辺りに位置する嫁ヶ島周辺は地下通路や夕日スポットが立派に整備されていていました。

(宍道湖夕日スポット「とるぱ」の存在を示す道路標識)

(道路も夕日カラーに舗装していました。向こうに見えるのが地下道の入口で、地下道を通ると宍道湖湖畔に出ます)

(地下道内の壁展示)

(小雨に煙る嫁ヶ島、小泉八雲もこの島あたりに沈む夕日を見たことでしょう)

(階段式護岸が整備されていました。若いカップルが身も心も夕日に染めて愛や恋を語ることでしょう)

(夕日スポットを示す看板表示、私の町は定点から夕日の沈む位置を書いていますが、こちらは夕日と嫁ヶ島を中心に定点を移動させています。つまり嫁ヶ島と夕日が主役なのです)

(春夏秋冬の夕日の写真が焼き付けてありました)

(国道9号線沿いは黒松の並木が見事でした)

 いつもの癖でしょうか、私の町の夕日スポットであるシーサイド公園と比較をしてみましたが、小さな町のことゆえ歴史と風光明媚に彩られた宍道湖湖畔とでは比較にはならないと思いますが、どうしてどうしてわが町の夕日スポットもオンリーワンが貫かれ負けず劣らずといったところのようでした。

 駐車スポットは10時からとかで開いていなかったので車を路側帯に止め松嶋さんに待機してもらっての急ぎ足だったため詳しく観察することが出来ませんでしたが、何時の日かまた嫁ヶ島に落ちる夕日を見たいものです。

 私たちの車は9時半到着の予定で一路吉田町を目指しました。旧吉田村は鉄の歴史村と言われるようにかつては日本独特のたたら製鉄で栄えた町だし、そのテーマで村づくりが行われてきました。合併して村という名前が消えて雲南市吉田町になりましたが、村を歩くとそこここに鉄の歴史が息づいています。途中山道を走り菅谷たたらの里を通りました。何度も吉田村には来ているのに何故か立ち寄っていないスポットなのです。この場所は宮崎駿監督の映画もののけ姫に出てくるたたら場のモデルになったことでも広く知られています。

(たたら場とは今でいう製鉄所です。歴史の重み感じさせてくれる重厚な作りで威風堂々と立っていました)

(象徴的に立つ神木桂の木です。人間が小さく見えるほどの巨木で、桜が咲く頃に3日間だけ真赤に芽吹き、夕日に映える姿は絵になる光景だと教えてくれました。私の心に残る忘れられない巨木の一本となりそうです)

(どこか懐かしい菅谷の家並み)

(まるで時代劇にでも出てきそうな風景です)

 私たちは時間通り10時の30分前に到着しました。控え室ではテーブル上に活けた野の花が美しく季節感を演出してくれていました。その花を愛でながら美味しい抹茶を2杯もいただき準備万全です。あいさつが長引き15分ほど押し気味の時間に私の講演はスタートしました。

(気配りの行き届いた野の花は美しいです)

 「女性が輝けばまちが輝く」というタイトルでしたが、参加者の反応は上々で15分延長してお約束の2時間たっぷり話させてもらいました。丸く囲んだテーブル形式の会場は雰囲気も申し分なく、私のいい加減な話にもかかわらず笑いの渦がいくつもできました。

  「魂を 揺さぶられつつ あれこれと 思うことあり 更に進化を」

  「野の花を 愛でつつ抹茶 いただきぬ 心ほのぼの 余韻残して」

  「山道を 越えていきなり 桂の木 木霊われに 何か問いかけ」

  「ああ今日も 生きているなと 実感す 山奥深い 里を訪ねし」



(講演が終わった瞬間の写真を壇上から撮影させてもらいました)
 一泊二日の長い旅でしたが、久しぶりに魂や感性を揺り動かされるようないい旅でした。私を呼んでいただいた商工会や私を紹介し案内してくれた旧友松嶋さんにお礼を言わなければなりません。有難うございました。

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