人間牧場

〇バカは風邪を引かないって本当か?
 変な言い方ですが私はバカな人間を自称しているので、「バカは風邪を引かない」という昔の言葉を信じていました。そのことわざ通りこの一年腹も疼かず風邪も引かずいたって健康に日々を送っていました。

 ところが2日前、家庭菜園にジャガイモを植えた後、少し汗をかき上着を脱いだままでいたことに気がつかず、少々寒気を感じました。その夜熱はないものの風邪の症状と思える鼻水が出始めました。妻の風邪薬を服用しましたが治らず、今朝も「今日は朝のウォーキングは止めたら」と促す妻の言葉を振り切って、とりあえず日課だけはこなしました。

 家族みんなに移したらいけないという妻の言葉に押されて、歩いてちかくのたけます診療所へ診てもらいに行きました。受付で熱を測ってもらいましたが、36度丁度で熱もないことから、問診だけで診察もせずエンゼル薬局へ回されて5種類の薬を貰って帰りました。

 薬を飲んだお陰か、鼻水も止まり、バカ復活となりそうな雲行きです。せっかく利口人間になりつつあったのに残~念です。それでも今日は暖かい部屋で静かに養生休養したいと思っています。

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人間牧場

〇産地ではみかんやキウイフルーツは貰うもの
 私たちの地域は、宇和海側のみかんの産地には及ばないものの、瀬戸内海に面した穏やかな気候を利用して昔から柑橘栽培が盛んです。ひところはハウスみかんの産地となっていましたが、農家の高齢化と原油高が足を引っ張り、農業が後退しつつあります。

 それでも季節になるとハウスみかんから始まり極早生、早生、普通と続けて農家からみかんが届き、紅まどんなやポンカン、伊予柑などが農家から相次いで届きます。最近はキウイフルーツまで届きます。ゆえにみかんやキウイフルーツは「買うもの」ではなく「貰うもの」という感じです。

 柑橘もキウイフルーツも糖度が高くほおっておくと腐り小まめに食べなければなりません。キウイフルーツは皮を剥き、皮を剥ぎにくい紅まどんななどは円月型にカットして食卓に出されお洒落です。今はこうしたフルーツがふんだんにあってビタミンCの補給に役立っています。

「産地では 柑橘類や キウイなど 貰うものゆえ 買うこと忘れ」
「最近は 柑橘名前 多過ぎて 分からぬままに 朝夕食べる」
「円月に 切って食卓 出されると まるで洋風 少々お洒落」

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人間牧場

〇能登半島地震被災地の人々の苦労を思う
 マグニチュード7以上の地震に見舞われ壊滅的な打撃を受けた能登半島の被災から1週間余りが過ぎました。まだ災害の全容も分からぬまま、亡くなった人が毎日増え続け、行方不明者も相当の数にのぼるという報道を見聞きするにつけ心が痛みます。

 今朝ウォーキングに出かけましたが、能登から比べればはるかに暖かいと思われる私たちの町でさえ手袋を入れた両手がかじかむほどの寒さです。加えて早朝の暗い道を歩くと、懐中電灯がなければ前に進めず、停電に加えてトイレの水も断水という三重苦状況下での日々の暮らしは想像を絶する厳しさのようです。

 土砂崩れや津波それに土地の隆起で交通もままならず途方に暮れている人たちに追い打ちをかけるように降り積もる北陸特有の水分を含んだ積雪で、心身ともに疲れ切っているようです。支援の手も差し伸べられていますが、まだまだ春は遠いようです。つらいでしょうが頑張って生きてください。

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〇年賀状の波紋
 県内で笑いヨガを普及推進している、元下灘小学校の校長をしていた玉井千恵さんが2年前、笑いヨガ全国会長の高田佳子さんを連れて煙会所や人間牧場へやって来ました。その折福岡県遠賀郡岡垣町の鷲尾操子さん他1人も同行していました。その後懇切丁寧なお礼状をいただきましたが、そのお礼を込めて今年初めて年賀状を出しました。

 すると一昨日スマートレター便で便りが届きました。達筆な字で「字がびっしり書いてある賀状にビックリしました。そて若松さんの方から賀状をいただき感激しております」(後略)と私信に添えて猫の絵のステキな切手シート(84円×10枚)が入っていました。新春早々のまるでお年玉のような嬉しい嬉しいプレゼントでした。

 私の年賀状は恐らく日本一文字数の多い年賀状ではないかと思う程、びっしり文字を書いています。目の薄くなった仲間からは虫眼鏡でも読めないからもっと大きい文字にしてくれ」と悪口や注文がありますが、われ関せずで今年の年賀状から月日時系列を止めて、過ぎ越し昨年一年間の自分自身の10大ニュースを綴っています。

 10大ニュースのその下に家族の近況を書いていますが、妻に相談もなく「繁子(78歳)間もなく退職」と書いてしまいました。妻は近所の歯科医院でパート働きを今もしていますが、そろそろ潮時を口癖のように言うので、もう辞めるものと思い書いたのですが、後任が見つからず院長さんにもう少しと慰留されたようです。「間もなく・・・」ですから「間もなく」でお茶を濁しています。

「嬉しいね 年賀状出し 届いたと 猫の切手 10枚添えて」
「年賀状 妻に相談 せず書いた  八文字添えて
『間もなく退職』」
「日本一 文字数多い 年賀状 読む人高齢 天眼鏡にて」
「文字制限 なしに書いても 値は一緒 日本国中 どこでも届く」

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人間牧場

〇今期は上手く行った野菜作り
 私は家の横に1反ほどの家庭菜園を持っています。自宅に隣接しているのでちょっとの暇を見つけて畑の世話が出来るし、料理をする妻に聞いたり頼まれて野菜を収穫できるので、食品ロスが少なくいつも採りたての新鮮な野菜が食卓を賑わせています。

 その上この10年間追い肥え用に化学肥料を若干使っていますが、牛糞30袋、豚糞30袋で土づくりを行なって、農薬を全く使わない有機農業に近い、安心安を作っています。若し野菜が体にいいのであれば、私と妻の健康の源は野菜を食べているからかも知れません。

 今期は白菜や大根、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、ネギなどを露地で作り、春菊2種とチンゲン菜、それに小松菜を小さなビニールハウスで作ってみました。図に当たってビニールハウス内の春菊やチンゲン菜、小松菜も柔らかく出来て、鍋物に頻繁に使っています。

 今日は少し寒い北西の風が吹いていましたが、露地野菜の中に生えたハコベ草などを取りました。そのついでに高菜、春菊、カブ、丸大根、カリフラワーにレモンを加えて、じゃこ天のお店の憲子さんにお裾分けをしたら、お礼にじゃこ天つみれをいただきました。鍋に入れて食べましたが、絶品でした。

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〇100円ショップでやっと手に入ったビー玉とおはじき
 108体の人形が語る漁村の昔の暮らしの中でも、子ども時代の遊びにはまだ沢山の遊びに手を付けていないので、何とかしたいと思っていてけん玉やメンコ、駒などは現物が残っているのですが、ビー玉とおはじきがどこを探しても見当たりませんでした。

大小のビー玉とおはじき

 ところが今日、妻の買い物につき合わされ100円ショップのダイソーへ使い捨てする程度でいい物を買いに出かけました。私は別に買うものもなかったので、店内を一巡していると、子どものおもちゃのコーナーに、ビー玉とおはじきが並んで売っていました。

早速妻の買い物かごに入れて、レジで精算して買ってもらい持ち帰りました。子どもの頃だったら大喜びしたであろうと昔を懐かしみましたが、早速袋に入れ替えたので、明日にでも子どもの遊びコーナーに収納する予定です。また一つ宝物が増えました。

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人間牧場

〇誰が出したか分からない年賀状が届きました
 私もあったことなので人様のことは言えませんが、今年も私宛に届いた約400枚の年賀状の中に、裏が真っ白で表書きも私の住所と名前以外書いていない年賀状が何と2枚も入っていました。察するにプリンターでプリントアウトする時、新しい年賀状を重ねて入れると、2枚がくっついて出てくることがあるのです。

 年賀状は消印スタンプが押してないので、誤植で出さなかったといえば、郵便局でいくらかお金を出せば普通ハガキに替えてくれるはずです。まあそんな悪ふざけはしませんが、お年玉付き年賀状の場合は、切手シートが当たれば上々なので、当選番号発表まで大事に取っておきたいと思っています。

 今年もいただいた年賀状の中に、「今年で年賀状を出すのは止めます。ご理解ください」と書かれたハガキが10枚以上ありました。年賀状の形骸化と、デジタルメールの普及で、年賀状の発行枚数は年々減りつつあり、追い打ちをかけるように郵便料金が値上がりするので、年金暮らしの私たちには痛手です。でもやっぱり年賀状はいいものです。

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〇能登半島地震の影で
正月元旦は夕方から能登半島地震に関するニュース以外ニュースらしいニュースは放映されませんでした。マグニチュード7以上の大地震による壊滅的な被害の甚大さを思えば当然で、楽しみにしていた新春恒例の箱根駅伝など夜のニュースにも取り上げられませんでした。

そんな中で羽田空港で起こった日本航空機と海上保安庁の航空機が滑走路で衝突し、70台以上の消防車が出動して消火に当たったもののなすすべもなく炎上全焼する姿にも大きなショックを受けました。幸い乗客全員は脱出して無事だったものの、能登半島地震被災地へ物資を運ぶ予定だった海上保安庁の飛行機の搭乗者5人が犠牲となる悲しい事故となりました。

 正月元旦のこの2つの悲しみの出来事は、忘れてはならない教訓として語り継がれることでしょう。能登半島地震の余震は今も群発し、人命救助に当たる多くの人たちが二次災害に遭わないよう祈るばかりです。死者の数も増え続けていて、生存率が下がるといわれる72時間が間もなくやって来ます。「生きていて欲しい」と祈る人々の悲痛な叫び声が聞こえるようで他人事なら悲しいです。

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人間牧場

〇能登半島地震
 2024年1月1日午後4時10分頃、能登半島の石川県志賀町で震度7の地震が発生し、日本列島の日本海側ほぼ全域に大津波警報が出ました。建物倒壊や火災が相次ぎ、石川県では57人が死亡したほか、押し寄せた津波や土砂崩れ、土地の隆起や液状化など、分かっているだけでも災害史上に残る大災害となっているようです。

 正月元日のしかも夕暮れ時の惨状ゆえ、冬季の早い夕暮れも重なって、身動きが取れなかったゆえ被害の状況確認や対応に手間取ったことは否めない事実ですが、昨日は一日中NHKテレビは災害に関する放送放映をしていました。いつの間にか死者数も増え、今朝の新聞では中心地となった石川県では死者が57人になったそうです。

 

  能登半島地方ではこれまでにも地震が相次ぎ、地震と津波への対応が指摘されていましたが、いつ来るか分からない地震や津波への対応には限界があることも正直なところです。阪神淡路大震災や東日本大震災など日本はこれまで多くの地震や津波に遭いその都度、復興・復旧の名のもとに逞しく乗り越えて来ました。

 私たちの住んでいる四国もそれらの先例を教訓として、やがて来ると想定している海トラフ地震に備えようとしています。予防には金もかかるし好き易す飽き易すな住民への意識啓発も中々前に進まない現状です。「備えあれば憂いなし」でしょうが、まずは今回の地震を教訓に、まずは自分から始める防災をしっかりやりたいと思いました。

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人間牧場

〇山道から見える双海町の中心地から見る景色
昨日は正月元旦でした。宇和島に勤務する警察官をしている息子が久しぶりに大みそかから帰省し、加えて松山に住む看護師の次男家族も加わり、賑やかなお正月となりました。

 私も時々正月のあいさつにやって来る親類の人の対応も午前中で一通り目鼻がついたので、久しぶりに潮風ふれあい公園までウォーキングに出けました、道沿いの畑などは作り手がいなくなり雑草とカズラが生い茂り、寂しい風景が目につきました。

 少し坂を上ると上灘川に架かる長い鉄橋の見える場所に出ました。かつては特急宇和海が走っていましたが、今はマッチ箱のような位置力の列車が走る寂しい線路となりました。時折走る3両仕立ての観光列車伊予灘ものがたりが走る姿を、プロのカメラマンが撮影する絶好のフォトスポットを、私もスマホで2~3枚撮りました。

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