人間牧場

〇旧友との出会い
 私には青年団、同級生や幼な友だち、職場の友だち、まちづくりで知り合った友だち、ボランティアの仲間など、数えればきりがないほどの友だちがいます。残念ながら私も相手も歳を重ね、活動から一線を退いたり、様々な理由で身動きが取れなくなったりするなど、出会うことができない人も沢山います。

 昨日久しぶりに南予愛南町へ講演に出かけることを知った、2人の旧友から電話が入り、久しぶりにお昼ご飯でも一緒に食べようと、誘われました。講演は13時30分からなので、言葉に甘えて道の駅ミックで待ち合わせ、すぐ近くのレストランに入りました。

 尾崎さんは旧一本松町に勤めその流れで合併後の愛南町役場に勤め現在は支所長をしていますが今年の春目出度く定年退職だそうです。若い頃まちづくりセンターに出向していたころ知り合い、無人島に挑む少年のつどいでも一緒に活動した間柄です。

 もう一人は元内海村の村長だった加幡さんで、数少ない水産高校の後輩で、私の主催していたフロンティア塾へも参加していましたが、現在は真珠養殖業を手広くやっていて何かにつけて連絡を取り合い、出会いこそ遠のいているものの、出会いたい一人でした。何年かぶりに出会いましたが、すぐに打ち解け食事を取りながら昔の思い出話やこれからのことについて話しあい、楽しいひと時を過ごしました。

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人間牧場

〇春の足音
昨日は真っ白に霜が降りる寒い朝でした。まだまだ寒さが厳しいので、外へ出る時は少し厚手の服装で出かけますが、若い人の服装はもう春の装いです。

昨日家の裏山斜面を見ると、沢山のユリが鮮やかな緑色の新芽を出していて、日増しにその数を増し、春が近いことを実感しました。

日増しに緑色の葉っぱも大きくなりつつあります

人間牧場の梅も満開です。そして標準木として植えている河津桜も7~8分咲きといったところです。やがてそのバトンんは枝垂桜やスモモへと移ります。

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人間牧場

〇久しぶりの薪割り
 人間牧場のかまど小屋と、ピザ釜、風呂釜、ストーブ用に、色々な木をチェンソーで切って、毎小屋に保存しています。古いものは1~5年前にストックしたものもあって、完全に枯れてよく燃えます。

久しぶりの薪割り

 普通閑があれば、マサカリで薪にする丸太を割って小屋の軒下に積み上げ保存するのですが、雨が近かったり忙しかったりすると、丸太のまま積み上げています。

今日は午前中来たお客さんと、午後やってくるお客さんの間に2時間ばかり余裕の時間があったので、倉庫から大きなマサカリを取り出し、薪割をしました、枯れた杉の木は面白いように割れました。お陰様でいい体力作りになりました。

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人間牧場

〇スズキとブリが届きました
 今日の夕方外出先から帰ると、家の裏の流し台にスズキが2匹とブリが一匹置かれていました。居合わせた孫の話によると、いつも魚を届けてくれる漁師さんが持って来てくれたようで、名前は憶えていないようでしたが、大方の見当がついたのでお礼の電話を入れました。

 さて日も暮れて暗くなっていたものの、氷が朝まで持たないと思い、「よし、いっちょうやるか」とねじり鉢巻きと割烹着を着て粗調理に挑みました。気温も水温も夜になると冷え込んで、早く処理をしないと風邪を引くかもしれないと、気合を入れてやったお陰で、約40分ほどで粗調理を終え妻と若嫁に渡しました。

 今夜の夕食には間に合いませんでしたが、私は魚大好き人間なので明日の食卓が楽しみです。スズキもブリも鮮度が良いので、明日まで冷蔵庫で熟成すると、また格別の味になるようです。少し量が多いようなのでお裾分けもしたいと思っています。

 

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人間牧場

〇昨日の愛媛新聞朝刊に載りました
昨日の新聞8面地方版に、「自慢の海岸線憩いのベンチ」「伊予市・双海地元地元の学生が手作り」「撮影スポット座って絶景」という3本の見出しがつき、大写しのカラー写真が3枚添えられていました。

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人間牧場

〇つい口癖で出る「早くしろ」という言葉
 昨日妻に指摘をされるまで、余り気がつきませんでしたが、私が妻に一番良く言う言葉は「早くしろ」だそうです。妻曰く結婚して50年余り、毎日のようにこの言葉にせかされ続けていて、もうそろそろお互いいい歳になったのだから、「のんびり暮らそう」という提案でした。

そう言えば思い当たる節が幾つかあって、せっかちな自分の性分を反省させられました。さりとて私から見れば全てにスローな妻の動きに合わせていたら、何事も遅れてしまうと反論したものの、妻の言い分にも一理あり、少しだけ反省した口の下、「早く」という言葉がとっさに出て、「ほらほらまた言ってる」と指摘されました。

 夫婦の会話は犬も食わぬので、このくらいにして止めときますが、交通安全標語に「狭い日本そんなに急いで何処へ行く」というのがありました。もうそろそろそんな歳になったことを思い、少しのんびりゆっくり暮らしてみたいものです。「出来るかな~」「出来ないだろうな~」と2つの言葉が頭の中でグルグル回っています。

「お父さん あなたにせかされ 50年 このまま死ぬまで せかされるの嫌」
「昨日昼 突然妻に 注意され 深く反省 したような恰好」
「『早うせよ』 いつも言葉の 先に出る 枕言葉 スローな妻に」
「狭い日本 そんなに急いで 何処へ行く 分っているけど 
                      止められないな~」 

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人間牧場

〇そろそろ植え替えの出番を待つクヌギの苗木
 「若松さん、あんたは何歳まで生きるつもりなの?」と、近所の人や友人から飽きれた声がかかっていることの一つに、母親がみかんを作っていたあと放任園になって場所に、「港の見える丘」などと名前を付け、ドングリの種を蒔いて苗から育て植え、クヌギの森づくりをしようとしていることがあります。

植え替えの出番を待つクヌギの木の苗木

 それもそのはず私の年齢は言われても仕方のない78歳なのです。ドングリの種を蒔き、4~5年畑で育て掘り上げて予定地に定植をし、一年に2回下草を刈らないとクヌギの苗木は草に埋もれて育たないのですから、「始めるには遅すぎる」ようです。それでも「蒔かない種は生えないし植えない木は育たない」と意を決してやっています。

 最初に植えたクヌギの苗木は私の背の高さを超え、順調に育っていて、次に植える予定の苗木も畑の隅で大きく育ち出番を待っています。そろそろ春植えの季節です。植えた木の目印にする竹も用意しています。準備が整ったので、今月中に植えたいと思っています。また楽しみが増えました。

「『何歳なの?』言われてみれば 78歳 行動するには 少し遅いか」
「ドングリを 蒔いてクヌギの 苗づくり さらに育てて 港の見える丘」
「モットーは 蒔かない種は 生えないし 植えない木々は 育つものかと」
「植えた木が 背の高さを 超えてきた いよいよクヌギの 森が見えたぞ」

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人間牧場

〇農作業用の新しい帽子
 3日前久しぶりに妻の実家に立ち寄りました。妻は兄弟姉妹4人の長女です。実家の両親や兄夫婦、妹もも既に亡くなり、実家の隣に兄夫婦が暮らしているので、年に4度(正月4日・春彼岸・お盆・秋彼岸)は欠かさずお墓参りに行っていますが、だんだんふるさととの距離が遠くなりつつあるようです。

 その帰り道立ち寄ったお店で、妻が帽子を買ってくれました。私は不器用な男で衣類を自分で買うことは殆どなく、もっぱら妻の用意してくれた衣類を着て日常を過ごしていますが、帽子は農作業に欠かせないある意味道具なのです。帽子を被るのは日除けだけではなく、帽子のつばが尖った枝が目や顔に当たらぬよう、怪我の未然防止になるのです。

 帽子をプレゼントしてくれたのは、「そろそろ農作業シーズンなので元気に働いてください」と、「怪我をしないように」という2つの意味があるものと心得、早速被って鏡に映してみましたが、まあそれなりでした。ところが嬉しかったのか、無意識のまま帽子を被ったままでジュニアリーダー会のベンチお披露目会に参加して、「ハッ」と気がつき「ハット」を脱いで写真に納まりました。さあ農作業シーズンの到来です。今年もこの作業用帽子を被って頑張りましょうか。

「新しい 帽子を買って 貰ったが 余程嬉しく 被ったままで」
「農作業 帽子は必需 日焼け止め 加えて怪我を 未然に防ぐ」

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人間牧場

〇息子の次の作戦
 わが息子はそろそろ50歳を迎えるというのに、相変わらず仕事の合間を縫って、あれやこれやと忙しそうに動いています。今はシーズンオフながら、秋に収穫した蜂蜜の精製や瓶詰め作業をしながら、5月の連休ころに始まる蜜蜂の分蜂に向けて、巣箱作りに余念がありません。元々は私がやっていた養蜂を引き継ぐ形で始めましたが、今は息子が主で私は支援者に回っています。

 一昨日、息子に誘われて二人で大洲市田処の酪農家亀本さん宅を訪ねました。亀本さんの畑の隅に野積みしている牛糞を掘り返して、カブトムシの幼虫を集める手伝いです。亀本さんと息子が鍬で掘り返し、見つけた幼虫を集めて持ち帰る作戦でしたが、運よく幼虫がたくさん見つかり、機嫌よく持ち帰りました。息子は自分で育てたカブトムシを町屋郡中や道の駅クラフトの里などで、む7~8年間も子どもたちに無償配布しているのです。

 並行して朝顔市の朝顔育て、ホオズキ市のホオズキ育て、最近は星の観察会にも手を出すなどなど、留まるところを知らないような活動ぶりです。長年まちづくりに深く関わっている私でもここまでむつ夕にはならなかったと、呆れ返っていますが、誰に似たのでしょうか、楽しそうにやっています。私の親父が私の活動を支援してくれたように、これからは息子の活動の支援者にならなければならないと心に決めていますが、どうなることやらです。

「50歳 迎えた息子 あれやこれ 仲間とともに 社会活動」
「PTA 会長している わが息子 はたから見ても 忙しそうに」
「最近は 勝手に私 こき使う 私が親父 使ったように」
「誰に似た 血は争えないと 思う程 動き回って 楽しそうです」

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人間牧場

〇やきもちならぬ焼餅
 「うらやましがる」嫉妬心のことを「やきもちをやく」と変な言葉に取られがちですが、語源の元となったかどうかは定かではないものの、年末から年始にかけて「餅好き」なわが夫婦は、自宅でついたお餅を水に漬けて保存し、しょっちゅう焼いて食べています。

 普通は水餅の水気をペーパータオルで拭き取り、パンを焼くトースターで焼て食べますが、時折農作業に出かける人間牧場には、めったに使わない囲炉裏や薪ストーブがあって、火種の上に金網を置き、持参した餅やカキ餅を焼いて食べ、一人至福を楽しんでいます。

 丸餅も切り餅も半乾きなので、火種の火力が伝わると表面がまるで風船のように膨らんで、見飽きぬどこかユーモラスな光景に思わず笑みがこぼれます。餠は醤油を軽くつけた後、黄な粉をまぶして食べるとまた格別な味です。もうお餅も残り少なくなりました。わが家ではいただいたもち米があるので、近々またお餅をつこうと、妻と話し合っています。

「火や煙 どこか昭和の 懐かしさ 暮らしが変わり すっかりご無沙汰」
「火の上に 金網乗せて 餅を焼く プーと膨らみ その姿可笑し」
「ついた餅 寒の水漬け 保存する パンか餠かと 妻に聞かれて」
「黄な粉餠 これまた違う 味がする 今日はどの味 楽しもうかと」

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