人間牧場

〇息子の次の作戦
 わが息子はそろそろ50歳を迎えるというのに、相変わらず仕事の合間を縫って、あれやこれやと忙しそうに動いています。今はシーズンオフながら、秋に収穫した蜂蜜の精製や瓶詰め作業をしながら、5月の連休ころに始まる蜜蜂の分蜂に向けて、巣箱作りに余念がありません。元々は私がやっていた養蜂を引き継ぐ形で始めましたが、今は息子が主で私は支援者に回っています。

 一昨日、息子に誘われて二人で大洲市田処の酪農家亀本さん宅を訪ねました。亀本さんの畑の隅に野積みしている牛糞を掘り返して、カブトムシの幼虫を集める手伝いです。亀本さんと息子が鍬で掘り返し、見つけた幼虫を集めて持ち帰る作戦でしたが、運よく幼虫がたくさん見つかり、機嫌よく持ち帰りました。息子は自分で育てたカブトムシを町屋郡中や道の駅クラフトの里などで、む7~8年間も子どもたちに無償配布しているのです。

 並行して朝顔市の朝顔育て、ホオズキ市のホオズキ育て、最近は星の観察会にも手を出すなどなど、留まるところを知らないような活動ぶりです。長年まちづくりに深く関わっている私でもここまでむつ夕にはならなかったと、呆れ返っていますが、誰に似たのでしょうか、楽しそうにやっています。私の親父が私の活動を支援してくれたように、これからは息子の活動の支援者にならなければならないと心に決めていますが、どうなることやらです。

「50歳 迎えた息子 あれやこれ 仲間とともに 社会活動」
「PTA 会長している わが息子 はたから見ても 忙しそうに」
「最近は 勝手に私 こき使う 私が親父 使ったように」
「誰に似た 血は争えないと 思う程 動き回って 楽しそうです」

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