人間牧場

〇観賞用カボチャ
 昨日家庭菜園の隅に植えているツツジに絡まっているつるを取る作業をしていると、足元に何やらカボチャのようなものがありました。その昔といっても4~5年前まで、北海道佐呂間町に住む友人武田温友さんから毎年のように観賞用カボチャが送られて来ていました。

 送られてきたカボチャは、人間牧場で行われている子ども体験塾の収穫祭に展示したり、道の駅のじゃこ天のお店の店頭に並べ、多くの人に観てもらい、時には欲しい人が欲しいと言うので、お嫁入させたりしていました。

 ところが当時役場に勤めていた武田さんは3年前佐呂間町の町長になり、町長と言う職は超多忙ゆえ、それどころではなくなりました。一昨日facebookで、武田町長さんの誕生日にお祝いのメールを送ったところ、お礼の返信が届きました。

 佐呂間町にはオホーツク寒気団の船木耕二さんや、井田勝人・貴子ご夫妻などもいて、あれやこれやと今も親しい付き合いをしています。冬になるとオホーツク海に面したサロマ湖は結氷するほど酷寒の地です。多分このカボチャは武田さんから貰った昔の鑑賞用カボチャのの頃種ではないかと思われます。懐かしいカボチャゆえ、台所の机の上に飾りました。

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人間牧場

〇昨日は昼ご飯を食べるのを忘れていました
 これまでは、家周辺の草刈りも、人間牧場や港の見える丘の草刈りも、朝から夕方まで一日中やっても苦になりませんでしたが、さすがにこの年齢になると、その日は何ともないのに、2~3日すると疲れが出るようになりました。


植えたクヌギの木も大きいのは背丈の2倍ほどになりました

 ゆえに朝はゆっくり、昼はのんびり、午後は早めに農作業を切り上げて帰るよう心掛けています。昨日も港の見える丘に植えているクヌギの木の下草刈りに出かけました。このところ草刈り機のエンジンの調子がイマイチなので、昨年同じようなエンジントラブルに見舞われた折、地元の農機具屋さんに持って行き、直している様子をみていたので、見よう見真似で少し太い針金で排気口をつつき、こびりついたカーボンを取ったところ、調子を回復しました。

「いいぞいいぞ」と心躍って調子に乗り、昨日は夕方4時過ぎまで、残った下草を全て刈り終えました。「よ~し終わった」と思い気が付くと、どうやら昼ご飯を食べるのを忘れていたようです。ポケットのスマホに妻から「お昼になっても帰らない?。大丈夫。お昼ご飯はどうするの?」とメールが入っていました。まるで一生泳ぎ続けるマグロのようです。農作業をしても秋も深まり汗もかかず長閑な一日でした。

「近頃は お歳のせいか 2~3日後 疲れが出るので の~んびりゆっくり」
「よしやろう 意気込むけれど 草刈り機 調子イマイチ 見よう見真似で」
「いいぞいいぞ 治ったようだ 草刈り機 調子に乗って 昼飯忘れ」
「昨晩は 疲れていたのか 炬燵にて テレビ見ながら ついウトウトと」

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人間牧場

〇往復160キロ走行
 昨日は金融広報委員会の仕事で、久しぶりに宇和島へ行きました。最近はコロナの感染者数が多いものの、集会の規制がかかっていないため、集会が頻繁に行われて県内外への移動が多くなり、毎日のように出かけています。昨日の走行距離は片道80㎞、往復160㎞でした。

 物価高騰のあおりを受けてガソリンの値段が高く感じられます。昨日宇和島で入れたガソリンは1リッター164円でした。これもウクライナとロシアの紛争の余波ゆえ仕方がないことと諦めていますが、早く紛争が終わり平和な世の中になるよう祈っています。

 昨日家を出る時大洲の人から電話が入り、途中の臥龍の湯の駐車場で会う約束をして出かけました。臥龍の湯は妻が大洲へ買い物に行くついでに、時々温泉に出かけることがるため、待ち合わせには最適ながら、温泉に入りたいような心境でした。駐車場のモミジも紅葉が進んで綺麗でした。

「宇和島へ 行くため片道 80キロ 少し遠いが車も混まず」
「最近は 紛争余波か ガソリンが 高くてℓ 164円する」
「宇和島へ 行く途中にて 臥龍の湯 駐車場にて 用事済ませる」
「庶民には コロナとガソリン 高止まり ダブルパンチで
                       どこかモヤモヤ」

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人間牧場

〇秋の風情

収穫した秋の味覚シイタケ

 わが家は上灘川に沿った谷あいにあるため、一番お日様の温もりが欲しい秋分の頃から春分の頃まで、一日中全く陽が当たらないのです。強い紫外線は物を劣化させ様々な悪戯をするので、それがないだけいいとポジティブに考えて暮らしています。


秋の夕日に照らされた町のシンボル本尊山

それでもわが家から見える、町のシンボル本尊山はこの頃になると、ハゼやクヌギなどが色づき借景ながら秋の色に染まり、特に夕暮れ時になると夕日が山全体を照らし、午後5時の時報を告げるミュージックサイレンの「♭秋の夕日に照る山モミジ~♯」が聴こえると、思わず歌を口ずさみながら山を見るのです。

わが家の入口の枝垂れモミジも綺麗に紅葉しました

 わが家の入口には畳4畳半ほどもあるような、大きく枝葉を広げた枝垂れモミジが植えられています。私が教育委員会に勤めていたころ、島根県大根島から売りに来たおばちゃんから千円で買った苗木ですが、手入のよろしきと場所を得て、40年余りの年月を経てこんなに立派に育ちました。今が見頃です。

「秋分が 過ぎて春分 半年も 日当たりのない 場所に暮らして」
「シンボルの 本尊山に 夕日映え まるで赤富士 わが家の借景」
「五時に鳴る ミュージックサイレン 口合わせ 秋の夕日に~」
「若い頃 千円で買った 苗木だが 40年経ち 立派に育つ」

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人間牧場

〇子ども体験塾ハイキングこぼれ話(その2・アッ猿だ!!
 いつもは車で走る町内外ゆえに、ハイキングで歩くと様々なことに気づきます。佐礼谷地区の山吹神社に向けて草茂る大貫道を一列になって歩いていると、一緒に歩いていた子どもの先頭付近で突然、「アッ猿だ」と叫びました。一瞬みんなその声の方向を見て身構えました。

 よーく見ると農家の軒先に吊るした猿の置物でした。窓辺にあたかも生きている猿のように右手を上にすがっていて、今にも動き出しそうなリアルさでした。私たちの地方では猿や鹿こそ余り見かけませんが、過疎で人間の数が減っているもののイノシシなどは人間の数をはるかにしのいでいて、その悪態で相当の被害が出ているようです。

 置物とだったと安心した子どもたちは入れ代わり立ち代わり、サルに声をかけながら握手を求めていました。こんなことを考える面白い人もいるものです。家主のおじさんの話によると、この大貫道は車道のなかった昔は頻繁に通行人が通り、子どもたちの通学路にもなっていたそうで、今では全く人が通らなくなったとのことでした。

「大貫道 一列並んで 歩くうち 先頭辺りで 『猿だ!!』と悲鳴」
「全員が 一瞬身構え 先を見る 家の軒先 猿の置物」
「安心し 猿に声かけ 握手攻め おもろい光景 思わずにっこり」
「往来の 逢った昔を 懐かしむ 時代の変遷 これからどうなる」

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人間牧場

〇子ども体験塾ハイキングこぼれ話(その1  デイトのお誘い)
 今年の子ども体験塾は低学年が多く、あれこれ基本に立ち返り子ども目線を低くして行事をこなしています。今年のように山坂道を10㎞以上歩くのは、正直低学年には少しきつく、落伍者も考えて森田館長さんと久保さんが要所要所で待機してくれましたが、全員元気に歩き終えることが出来ました。

防災キャンプ段ボールハウスのサポートで優秀賞をとって以来すっかりお友だちになった樹果ちゃん
一生懸命歩く低学年

 私は防災キャンプ以来小1の樹果ちゃんとすっかりお友だちになっていて、この日もかなり長い時間手をつないで歩きながら、色々な世間話をしました。山吹神社を出て佐礼谷小学校近くまで来た時、樹果ちゃんがいきなり私に、「進ちゃん明日空いている?」と聞くのです。私が「どうしたん」と尋ねると、「私は明日日曜日で空いているので遊ぼう」と言われました。何という嬉しいことでしょう。デイトのお誘いでした。

 「樹果ちゃん、進ちゃんは明日用事があって一緒に遊べない」と言うと、「残~念、また遊ぼう」でした。いやはや参った参った」でした。コメディアンの加藤茶さんではありませんが、樹果ちゃんと私の歳の差は70歳も開いています。この話を家に帰って妻に「女の人からデイトに誘われたんだがどうしようか」と、顔を赤らめながら話すと、ヤケもせず大笑いしながら「そりゃあ良かったね」でした。子どもは面白いです。久しぶりに年甲斐もなくときめきました。

「低学年 故に心配 していたが 落伍者もなく 全員完歩」
「防災の キャンプ小1 サポートし 段ボールハウス
手伝うご縁」
「小1の 女子にいきなり 明日予定 聞かれどうやら デイトお誘い」
「70も 歳の差あるのに 驚いた どうやら私 遊び相手に」

 

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人間牧場

〇子ども体験塾秋のハイキング(その4)
 今回のハイキングの最終目的地は、私たちの友人で高野川に住んでいる中尾治司さんが校長をしている佐礼谷小学校です。山道の大貫道から小さな橋を渡って県道に出たました。そして大カーブを回ると佐礼谷小学校の校舎が見えてきました。子どもたちは疲れを忘れて「着いたぞ~」と口々に叫びま、喜びました。

 体育館に入り迎えてもらった中尾校長先生から、誰一人として落伍者もなく完歩したことを褒めてもらい、完歩賞としてお菓子の袋入りをみんなにいただきました。その後みんなは体育館に寝そべって感想文を書きました。やがて小学5年生の三井音奈さんが、自分で感想文用紙に似顔絵を添えて書いた中尾先生へのお礼状を渡したいと申し出があり、嬉しい贈呈式となりました。何という心の優しい出来事でしょう。思わずウルウルでした。

 子どもたちは元気です。感想文を書き終わると体育館を走り回って鬼ごっこなどをして暴れまくりました。やがて幸先生のあいさつで閉講式を行い、道の駅まで森田館長さんや久保主事さんがマイクロで送り、迎えに来た保護者全員に引き継ぎました。思えば長~い一日でしたが、充実した一日でした。私たちスタッフは翠小学校まで戻り解散しました。下小の校長先生、翠小学校の教頭先生、ジュニアリーダーも参加した楽しいハイキングは、一人の落伍者もなく無事終わりました。

「目的地 佐礼谷小が 見えてきた 着いた着いたと みんな喜ぶ」
「山坂や 峠を越えて ハイキング 落伍者もなく 無事に終了」
「メモ紙に 感謝状書き 渡したい いきなり言われ 感動しました」
「誰一人 落伍者もなく 山道を 歩いた歩いた これが一番」

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人間牧場

〇子ども体験塾秋のハイキング(その2)
 山吹御前を笹船に寝かせて運んだという伝説のある急で険しい曳坂を、縦一列になって小学一年生の歩幅ペースでゆっくり歩き、やっとの思いで「左中山、右サカ道」と書かれた道しるべまでたどり着きました。付近は只今四国縦貫道の4車線化工事の真っ最中で、時折資材を積んだ大型トラックが出入りをしていました。山道と言えど気の抜けないコースです。

見返り坂からはるか下界に双海町の街並みが見えました

そのうち高速道路にかかる陸橋に差し掛かり橋の欄干から下の様子をみんなで見ました。突然マイピアに乗ったおじさんに出会いました。東峰の高岡彦一さんでした。「お元気ですか」と声をかけると、マスクをしていたので最初はキョトンとしていましたが、「若松です」と言うと、「おお、役場に勤めていた若松の進ちゃんかい。懐かしいのう」と握手を求められました。彦一さんも歳をとり、勿論私も歳をとりました。懐かしい出会いでした。

スカイツリーと高さが一緒の明神山

 高速道路をまたぐ陸橋から4車線化の工事の様子や忙しく行き交う車の姿を見た後、東京スカイツリーと同じ高さム(6)サ(3)シ(4)(634m)の明神山を横目に見ながらおきよの池に出て説明ののち、東峰集会所に入りお弁当を食べました。この日はおにぎり一個を自分で作って持って来るよう子供たちに支持をしていましたが、しっかりと約束を守って弁当を持って来ていました。残念ながらかく言う私は弁当を自分で作らず愛妻弁当でした。

マイピアに乗った高岡彦一さんに出会いました
私の愛妻弁当

 食事が終わった後、みんなでレクリエーションをして楽しみました。東峰の集会所の床の間上に、かつて私たちが目標にしていた「双海町民憲章」が今もしっかりと掲げられていて、懐かしさ一入でした。この東峰公民館へも40年前公民館主事をしていたころは公民館学級などで足繁く通ってものです。

「ハイキング 空は青空 山紅葉 ワイワイガヤガヤ お喋り楽しい」
「山の上 高速道路が 走ってる 4車線化の 工事も高見」
「懐かしい マイピア乗った 人出会う 何年ぶりか お互い歳とる」
「愛妻の? 作ってくれた 日の丸の 弁当美味しく いただきました」

 

 

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人間牧場

〇夕日の表現方法
 夕日を表現する手っ取り早いものは何といっても画像写真です。でも私のような素人は、同じシャッターチャンスに出くわしても、ただ無造作に景色として撮るだけで面白味もなく、しみじみ無能さを嘆いています。

 この1週間ほど全く雨が降らず、秋の頃で空気が澄んでいるゆえ、夕日を写真に撮るには絶好のチャンスでしたが、逆に私のスケジュールが詰まっていて、中々上手く行かないものです。

 一番手っ取り早いのは、私が発想し私が整備に深く関わった、道の駅シーサイドふたみの恋人岬のモニュメントをモチーフに、夕日の写真を撮るのが一番いいのでしょうが、さてモニュメントのどの位置に夕日を置くのが一番か?、決めかねてこんな写真を撮ってみました。

 あなた的にはどの写真がお気に入りですか?。将来の参考のためにご意見をお聞かせください。

「雨降らず 空気も澄んだ 秋の頃 夕日の写真 シャッターチャンス」
「素人の 私にゃいくら 奇麗でも 夕日の写真 満足いかず」
「素人の 写真はどこか 味気ない もう少し早く
                    気づけばよかった」
「素人が 撮るからいいと 誉め言葉 上手い人ほど
ジーンと来ます」

 

 

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人間牧場

〇ピクニックコースの事前踏査
 いよいよ明日に迫った子ども体験塾のピクニックですが、翠小学校から曳坂を登り、高速道路の上を越えて国道56号沿いを歩き、佐礼谷小学校を目指す10㎞余りの道のりですが、既に10月29日に曳坂の草刈り作業を終えているものの、犬寄から山吹神社までの山道のコースが決まっておらず、昨日は実行委員長の私と副委員長の幸さん、それに事務局の出海さんの3人で、事前踏査に出かけました。

山吹神社鳥居
立派な本殿
故事来歴の看板
蜘蛛の巣と倒木に行く手を阻まれました
迎えてくれた佐礼谷小学校の二宮金次郎陶像

 山吹神社に到着し参拝見学した後、細い山道を3人で歩きました。かつては大貫道だった道も今は廃れて通る人もなく、蜘蛛の巣や倒木が行く手を阻みましたが、2ヵ所を除けば危険個所もなく、何とか通れそうな雲行きでした。途中今は伊予市に住んでいるというおじさんに出会い、立ち話で昔のことを聞きました。その後一旦引き返して佐礼谷小学校まで車で向かいました。

 佐礼谷小学校は児童数11人の小さな山間の学校ですが、双海町出身の中尾治司さんが校長をしていて、校長室へ案内され色々なお話をしました。明日午前中は佐礼谷小学校の体育館で老人クラブの軽スポーツ大会があるようで、その準備のために来られていた松浦千恵子さんと久しぶりに出会い、立ち話をしました。さあ明日はハイキングと言いながらいよいよ山坂越え11㎞の難コースに挑みます。今のところお天気は良いようなので、今日は骨休めをして子どもたちと一緒にしっかりとお歩きたいと思っています。

「明日歩く ピクニックコース 下準備 細い山道 今通る人もなく」
「蜘蛛の巣と 倒木阻まれ 難儀して ズボンにいっぱい 盗人草が」
「伊予市から 通って来てると 言うおじさん 昔に話 聞けて納得」
「さあ明日は 子どもと一緒 ピクニック お天気男 天気上々」

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