人間牧場

〇ジュニアリーダー会の国道沿い草刈り
 JR下灘駅は今も多くの観光客が来ていますが、そのすぐ下を走っている国道378号は、雑草が生い茂り県管理の国道なので、年に一回の業者委託草刈り程度では追いつかず、少し気を揉んでいます。子ども体験塾の修了生で組織する双海ジュニアリーダー会では、毎年一回青石海岸~下灘駅下付近までの雑草刈をして、いささかなりの地域貢献をしています。

青石海岸に集合しました
JR下灘駅下周辺の草刈り作業
朝鮮朝顔がはびこりつつあります
朝鮮朝顔の花が沢山咲いていました

 昨日は部活もあって午前中には集まることが出来なかったので、午後2時30分に青石海岸に集まり、とりあえずJR下灘駅下の旧波返し付近の草刈りをしました。私の草刈り機が途中故障したため、久保さん、赤石さん、わが息子、それに公民館の草刈り機を借りた、私の4人で草刈りに挑みました。大きくなって背丈ほどもある雑草とカズラに行く手を阻まれ、中々前へ進みませんでした。

 リーダー会のみんなは刈った草を集め、ゴミ袋に入れたりかいがいしく働きました。昨日草を刈り始めた旧波返しはJRの敷地内ですが、この度海岸国道沿うに16ヶ所ベンチを造り設置する計画地の一つになっていて、既にJRとの事前協議も終えていて、準備は整いつつあり、暇を見て残った草刈りを実行委員の手で終わらせたいと思っています。

 今日は故障した草刈り機のプラグを交換して修理をしてもらうため、近くの農機具店に出掛けようと思っています。前日の曳坂草刈りに続き2日連続の草刈りで少々疲れましたが、まあ体力づくりの一環程度だったので、佐久弁ぐっすり休んだため、元気回復です。

「草刈も 2日続けば 老骨にゃ 少々お疲れ モードになって」
「子どもらと ワイワイガヤガヤ 楽しいな 元気をもらい 若返りました」
「JR 下灘駅の 波返し ベンチを設置 できるの楽しみ」
「最近は 私を顎で 使う人 息子とそれに 公民館主事」

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人間牧場

〇翠小学校体験入学
 愛媛県内の現役木造校舎で一番古い町内の翠小学校へは、学校が見たいという県内外の来客を連れて、時々訪れています。事前にアポも取らず殆ど飛び込みで訪問するものの、校長先生や教頭先生には忙しいのに快く迎えていただき、その都度学校内を案内してもらっています。

 先日も日曜日だというのに、八幡浜の松蔭地区公民館の一行を迎えていただき、一昨日は夕暮れ迫る頃徳島県阿波市からやって来た親友井原まゆみさんをご案内しました。その時聞けば昨日は体験入学の日でした。運よく2週間後に迫った子ども体験塾のハイキングで、翠小学校を出発して中山佐礼谷まで歩く行事を予定していて、その準備として曳坂の草刈りをする予定だったので、公民館の出海主事さんと体験入学の様子を見学させてもらいました。

子どもたちがススキなどで作ったサルの顔

 昨日は学校の運動場がいっぱいになるほど車が集まっていました。運動場では子どもたちが四国電力の人たちの指導で、ミニチュアの太陽光パネルをつけた模型列車を走らせたり、エコにこだわった子ども集会も行われていてとても賑やかでした。沢山の子どもたちが入学してくれるといいですね。応援していま~す。

「このところ 木造校舎の 学校に 来客案内 そこここ見学」
「学校は 木と+交わって+ 学ぶ=場所 なるほど納得 ギンモクセイが」
「運動場 溢れんばかりの 車来る 体験入学 来年楽しみ」
「どの町も どの学校も 少子化で 児童の確保 頭悩ませ」

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人間牧場

〇友遠方より来るあり、また楽しからずや
合併前の双海町では、昭和62年をまちづくり元年と定め、①人づくり、②拠点づくり、③住民総参加のオンリーワンづくりを始めました。その中でもオンリーワンづくりは、まちづくり30人委員会、まちづくりエプロン会議、まちづくり青年会議、役場まちづくりグループなどを組織して、夕日、ホタル、花、水辺など様々な切り口でアイディアを出し合い、活動を始めました。

 その頃私はえひめ地域づくり研究会議の代表を務め県内外のまちづくり人と盛んに交流していたこともあって、当時活発な活動をしていた徳島県阿波町の井原まゆみさんと知り合いました。そんなつながりもあって井原さんが取り組んでいたバーベナテネラと言う花を皮切りにエプロン会議は菜の花や水仙に、青年会議は千本桜の植樹などを行い、今の隆盛へとつつないできているのです。

その後も私と井原さんの交遊は今も続いていますか、この度私が中心になって発想した「公民館版SDGsフォロ-アップ」をテーマに、今年度の県公連公民館研究大会で鼎談を開くことになり、人選を一任されたので、最近新しい視点でまちづくりに取り組んでいる井原さんに鼎談のメンバーとして登壇してもらうことになりました。

JR下灘駅のラブラブベンチにて
宇和コメ博物館
翠小学校

 お陰様で鼎談は予想通りの成果を上げ無事終わりました。その後久しぶりに愛媛を訪れた井原さんを西予市のコメ博物館へ案内した後、帰宅途中わが町へ立ち寄り、JR下灘駅、私設公民館煙会所や海の資料館海舟館、そして翠小学校を足早に見学して回りました。残念ながらシーサイド公園と人間牧場は時間切れとなったことは返す返すも残念でなりませんが、是非次の機会をと思っています。

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人間牧場

〇西予市宇和町で朝を迎えました
昨日は久しぶりの外泊でした。朝起きて宇和町の街並みをウォーキングしました。この界隈は何年か前までは頻繁に訪れた懐かしい場所です。開明学校まで足を延ばして歩きました。

開明学校

 

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〇昨日は忙しい一日でした
 昨日は忙しい一日でした。午前中JR松山駅の企画部へ出かけ、海岸国道沿いにジュニアリーダー会が設置を予定しているベンチの件で、出海さんと松本さんの3人で打ち合わせに出かけた帰り道、間もなく翠地区にオープンする予定のベーグル専門店を訪ね、お店の中や外を見学し、代表の宮崎さんから説明を受けました。

 その後じゃこ天のお店で、金曜日夕方放送予定のNHKのニュース番組のテレビ取材に協力したあと、大洲からやって来た地域おこし協力隊の2人を案内し、帰宅して藁の片づけをし終えたのは、辺りが暗くなり始めた午後5時半過ぎでした。夜は自宅で1時間ばかりzoom研修に加わりました。いつものことながら「何でこんなに忙しいのだろう・・・?」と思う程スケジュールが入るのです。

 町の教育長を最後に現職を退き、自由人になって18年があっという間に過ぎました。憧れていたサンデー毎日のはずでしたが、そうは問屋が卸さずで、78歳の高齢者になったにもかかわらず、少々動き過ぎだと自分でも認めているこの頃です。それでも今のところ健康なので、意の向くまま気の向くまま、世の中の流れに棹差し、もう少し頑張り過ぎず頑張ってみようと思っています。

「教育(今日行く)と 教養(今日用事)ありて 日々多忙
何でこんなに 忙しいのだろう?」
「まあいいか 私はマグロ のような人 泳ぎ止めたら 人生終わり」

 

 

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人間牧場

〇駆け足の大分県臼杵市
 一昨日宮崎県から講演を頼まれて出かけました。八幡浜港からフェリーに乗り、2時間20分で臼杵港に到着しました。下船して待合室から外に出て、タクシー乗り場に行きましたが、午前8時10分だというのに乗り場にはタクシーは一台もいませんでした。家を出る時パソコンで時刻表を調べた時港周辺の地図をプリントアウトしていたので、「徒歩約20分」という目安を信じて、歩き始めました。

 川沿いの道に沿って歩きましたがなれない道ゆえ少し不安だったものの、ほぼ予定通りJR臼杵駅に着きました。駅の切符売り場で宮崎行きの往復特急券を買い求め、少し時間があったので、荷物を待合室の椅子に置いたまま外に出ました。駅前には国宝に指定されている摩崖仏大日如来の大きなレプリカが設置されていました。摩崖仏は公民館時代やまちづくり時代に何度も訪れ見ていますが、このレプリカは初めてでした。

JR臼杵駅前の摩崖仏レプリカ

 臼杵は平安時代から鎌倉時代の作といわれている国宝の摩崖仏を始め、沢山の観光資源のある町です。時間があったら今度ゆっくり足を運びたいと思いました。宮崎での講演が終わり特急にちりんでJR臼杵駅に到着したのは、夜のとばりが降りた午後8時18分でした。フェリーの出航時間は午後8時40分です。22分しかないのでタクシーに乗ろうと決めていましたが、駅舎外のタクシー乗り場にはタクシーが一台もいませんでした。

 困り果て、近くにいる人に聞くと、「船着き場までは約20分、あなたならお若いので走れば10分少々で着きます。お急ぎください」と言う言葉を真に受け、折から降り出した雨の中を、小走りに走りました。「あなたはお若い」という言葉に甘えて走った結果、出航5分前に船着き場に到着し、間に合いました。

「行き帰り 船着き場にも 駅さえも タクシー姿 どこにも見えず」
「臼杵には 摩崖仏など 沢山の 文化遺産が あるけど素通り」
「仕方なく 行きはトボトボ 帰りには あなたは若い その気になって」
「降り出した 小雨の中を 大走り お陰様にて 出航間に合う」

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人間牧場

〇宮崎への日帰り講演小旅行(その2)
 宮崎県庁の招きで「第6回美しい宮崎のつどい」に出かけました。この日は美しい宮崎づくり大賞の授賞式と受賞事例発表、それに、まちづくりの新しい風」と題した私の特別講演の2本立てでした。少し遅れてJR宮崎駅に到着しましたが、列車の中でもショートメールでのやり取りをしていたため、宮崎テレビの黒木さんに駅まで迎えに来てもらい、迷うことなく宮崎市民文化ホールに到着しました。

昨日のつどいのパンフレット

イベントホールの楽屋へ案内され、用意してもらった昼食弁当を食べ、次々にやって来る副知事さんや美しい宮崎づくり推進室の担当者と名刺交換しながらのんびり過ごし、開会を待ちました。14時からセレモニーや事例発表があり、用意された最前列の席ででその模様を拝聴しました。私の講演時間は約1時間程度でしたが、普通90分ペースで話す内容を短くしたため舌足らずで、中々骨が折れたものの会場参加者の反応も良く、用意したパワーポイントを使いながらまあ淀みなくお話が出来ました。

 集会後皆さんに誘われて、ステージの前での記念写真に加わりました。この日は10枚限定で名刺を配りましたが、デジタル時代を反映して、今朝は早くも何人かの方々からお礼や感想、質問の嬉しいメールが届きました。中には「講演に来て欲しい」というメールもありました。早速お礼の返信メールを送りました。いい一日でした。

「講演会 60分は 短くて 話飛び飛び それでも納得」
「木のカバン 提げてあちこち 出かけてる まるで寅さん 啖呵を切って」
「凄いねえ デジタル時代 反映し 今朝は沢山 メールが届く」
「お幾つ?と 尋ねられると 40過ぎ 一瞬みんな 顔を見合わす」

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人間牧場

〇子ども体験塾こぼれ話(その2)
子ども体験塾には沢山のスタッフやボランティアが関わって運営していますが、その中に親子4人で参加している赤石さん家族がいます。お父さんは元公民館主事で、かつて直接子ども体験塾を担当していましたが、今は異動で別のセクションに移りながら実行委員の一人として活動してくれています。赤石さんの長男さんは聖稜高校建築科3年ながら、ボランティアで黙々と活動を続けてくれています。次男さんは中学3年、3男さんは中学一年でいずれもジュニアリーダーのメンバーです。いつも親子4人が参加しそれぞれの立場でそれぞれの役割をきっちりとこなしている姿を見て、いつも感心してみています。赤石さん家族の大きな拍手を送ります。

親子で頑張る赤石家家族
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〇子ども体験塾の収穫祭(その2)
 今回の子ども体験塾の食事は芋粥、焼き芋、大学芋とサツマイモにこだわった素朴なメニューでした。私たちが子どもの頃の貧しい時代は芋を常食にしていましたが、豊かになった最近は、芋そのものを食べる機会さえ少なくなりました。そこで少し粗食を味わってもらうことにしました。

大釜いっぱいの芋粥
大学芋づくり

 大釜で炊いた芋粥は結構美味しくみんなお替りをしました。また芋を細かく切って油で揚げ、砂糖で絡めた大学芋も大好評で、2つ用意した鍋がすべて空になりました。サツマイモを濡れた新聞紙でくるみ、外側をアルミホイルで包んで焼いた焼き芋も美味しかったです。

人間牧場近くの西嶋さんからブドウの差し入れが沢山届き、デザートとして美味しく食べました。新型コロナの感染拡大で食事の提供には気を使いましたが、上灘婦人会や更生保護女性会の皆さんの協力で今回も収穫祭にふさわしいいい食事が出来て満足です。

 県PTA研究大会に行く予定の息子が、早めに人間牧場にやって来てロケーション風呂を沸かしてくれました。各班毎に少し熱めのお湯で足湯を楽しみました。日頃は裏方に徹する更生保護女性会の木曽さんと久保井さんにも足湯を楽しんでもらいました。

「収穫祭 芋にこだわり 芋粥や 焼き芋加え 大学芋とは」
「粗食だが みんなお替わり してくれて 美味しい美味しい 嬉しい言葉」
「わが息子 県P大会 行く前に ロケ風呂沸かし 足湯のサービス」
「あれこれを 多くの人の 協力で 体験塾も 天候恵まれ」

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人間牧場

〇伊予神社を訪ねる
 昨日は子ども夢会議の打ち合わせがあり、松前町東公民館に行きました。少し早めに着いたので、公民館のすぐ近くにある伊予神社にお参りしました。季節はもう秋ながら神社の境内はやぶ蚊が多く、少し歩みを止めると体中にやぶ蚊がまとわりつくので、神社の境内周辺を散策しながら歩き回りました。

 お賽銭を投げ入れお祈りをした後、誰一人人の気配のない境内の拝殿・本殿をぐるりと回りましたが、社殿はとても立派で本殿の裏側の入らずの森には歴史を感じる五輪の塔があり、文化財としての価値があるのか教育委員会の説明版にその来歴が詳しく書かれていました。

 私は巨木が好きなので拝殿横の大楠や槙の木の根元に行き、空を見上げました。社殿や本殿よりはるかに長い年輪を重ねた木々は木霊が宿っていて、大きなしめ縄がまるで鉢巻きのように取り付けられていました。手や耳を押し当てパワーを貰いました。束の間の歴史散策でした。

「公民館 近く神社に お参りし 賽銭入れて 両手合わせる」
「伊予神社 看板読むと 歴史ある これは凄いと あれこれ散策」
「時ならぬ 来客驚く やぶ蚊たち 攻撃受けて 右往左往す」
「しめ縄を 張った大楠 手と耳を 押し当てパワー 元気をもらう」

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