人間牧場

〇私はお魚大好き人間です
 生まれた家が漁家で、魚は子どもの頃から食べさされていました。親父が鯛しか獲らない鯛網漁師だったため、贅沢にも鯛を沢山食べました。私の体の骨格は鯛でできたようなものだと思っています。

 7年間漁師をした私も27歳で漁師を辞め、70歳で親父も漁師を辞めて陸に上がったため、魚は漁師をしている親類縁者から頻繁に届いていましたが、その親類縁者も高齢になって漁師を辞めてしまいました。魚好きの私には大きな痛手でしたが、幸いなことに上灘の漁師福岡さんご夫妻と知り合いとなり、私が家庭菜園で作った野菜を届けると、決まったようにお魚が届くようになりました。

 福岡さんはさわら流し網と小型底引き網の二刀流漁師なので、季節によって違った魚がたくさん届くのです。昨日名残のナスとピーマン、それに伊方町瀬戸の緒方さんからいただいた瀬戸金時というサツマイモを、お裾分けで届けました。するとすぐに電話がかかり、市場まで魚を取りに来るよう言われました。

 早速出かけてハマチや鯛や甲イカなどを沢山貰って帰りました。早速雨の中でしたが粗調理をし、仕事から帰った妻に渡しました。妻はハマチの刺身、鯛アラの味噌汁などを作ってくれ、先日西岡さんが届けてくれた新米に宮栄さんが届けてくれた栗を入れた栗ご飯を腹いっぱい食べました。至福のいい一日でした。

「漁家生まれ 子どもの頃から 鯛食べて 私の骨格 鯛でできてる」
「相次いで 親類漁師 陸上がる 魚も届かず 寂しい思い」
「このところ 二刀流なる 漁師さん 魚頻繁 届くようなる」
「田舎流 物々交換 しています うまく回りて 
わらしべ長者」

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