人間牧場

〇蕗の収穫

 人間牧場の梅林には植えた訳でもありませんが、いつの頃からか蕗が増え始め、今は場所によっては一面が蕗といった感じがする場所があります。ところが実はこれが草刈り作業には厄介で、刈ってしまえばそれまでですが、勿体ないという思いから、毎年草刈り作業の手を休めて蕗を収穫しています。

収穫した10束の蕗
収穫した10束の蕗

 この時期の蕗はまだ柔らかく食用には最適なので、剪定バサミで根元から切り、葉っぱも切り落とします。この作業が結構手間で、昨日は小一時間かかってしまいました。収穫した蕗は両手で丸くしたほどを一束にして、用意したビニール紐で縛り、10束ほど作りました。毎年のことながら、草刈りが終った帰路、親類やシーサイドのジャ天のおばちゃんたちにお裾分けをして配り、大層喜ばれました。

 わが家でも少し多いかなあと思う二束を持ち帰っていますが、今日は皮を剥いで妻に佃煮にしてもらおうと思っています。蕗は灰汁が強く剥く時指につくと黒くなります。ゆえに少々作業はしにくいのですが、薄い使い捨てのビニール手袋をはめてやろうと思っています。歳を取るとほんのり苦味のある、梅干しを入れて炊いた蕗の佃煮は口に合うのか、お茶漬けのお友に最高で、食が進みます。今晩は会議の後の懇親会が予定されていて、外食なので明日が楽しみです。

  「草刈の 作業ひとまず 休憩し 蕗の収穫 夢中になって」

  「10束の 蕗を帰りに それぞれに 配って回り 喜ばれました」

  「ビニールの 手袋はめて 皮を剥く 灰汁は厄介 もみじのお手々」

  「梅干しを 入れて佃煮 妻作る 明日は食卓 上るだろうか」

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