人間牧場

〇日曜大工で扉を造る

 4日前の日曜日、家庭菜園の隅に造っている簡易焼却炉の前の扉が壊れているのが気になったいたのを、思い切って造り直すことにしました。もとより金をかけず家にあるものを調達しての手直しなので、数日前からどのようにするか頭で思い描き、倉庫の中をグルグル見渡しながら、再利用できそうな材料を揃えました。

焼却炉扉ができました
焼却炉扉ができました

 まず焼却炉の隅に穴を掘り、木柱を立てることにしました。根元に倒れないよう砂利・砂・セメントでコンクリートを、一輪車の上で練って流し込みました。その作業様子を横目で見ていた息子と妻に、「まるで死んだじいちゃんのようだ」と冷やかされながら、雨が降るまでに作業を終えて、コンクリートが乾燥するのを待ちました。

 昨日は天気も回復したので木柱の上に水分が入らないよう蓋のような板を張り、防腐剤をたっぷり塗って用意した金属金網の扉を取り付けました。一方に鋼管を打ち込み扉が閉まるよう細工して一丁上がりです。資金ゼロにしてはまあまあの出来栄えで、少なからず満足しています。今朝息子も見に行ったようで、「上手にできている」とお世辞を言ってくれました。

 田舎に暮らしていると、家の周りのあれやこれやが気になります。これまではその気になる部分を親父が工夫をこらして、より快適により便利にしてくれていましたが、これからはいよいよ世代交代で私の番です。まだあれもしたいこれもしたいと夢をもっていますが、まだ外に出て働くことが多く、全てをこなすまでには時間がかかりそうです。日曜大工も楽しいものだと、しみじみ思い始めたこの頃です。

  「焼却炉 入口扉 造ろうと 思案の挙句 資金もゼロで」

  「穴を掘り 木柱埋めて 扉付け 中々出来栄え 一丁上がり」

  「それなりに 出来たと自慢 したいけど 相手は息子 妻のみブログ」

  「近頃は 親父に替わり あれこれと 日曜大工 思うがままに」

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