〇ウラジロ採り
昨日の夕方、正月用の注連縄飾りに使うウラジロを採りに裏山へ行きました。僅か5分ほどの距離に、ウラジロが生えている場所があるのは何かと便利で、他の人のようにかなり遠い場所へ、車で行かなくても立派なウラジロが調達できるのです。先日地域おこし協力隊のメンバーが、わが家の煙会所で注連縄作りをした折は、漁協女性部のじゃこ天のお店でいただいた、ウラジロを使って作りましたが、わが家で使うウラジロは、やはり縁起を担いで自分で採ろうと思っていました。うっそうとした急峻な桧の森に分け入り、ウラジロを探しましたが、私のとっておきの場所とあって、誰も知らないのか造作もなく10分ほどで50~60枚をゲットして山を降りました。
次に玄関先に飾る笹竹を切りに行きました。これも私の取っておきな場所なので、持っていた鎌で切り、要らない部分の笹枝を落とし、ウラジロとともに家に持ち帰りました。裏白は乾燥しないように透明なナイロン袋に入れて煙会所に収納し、これで今日の注連縄飾りに必要な物は全て整いました。今日は朝から妻はシーサイドの加工場へ出かけ、生活改善グループの友人とともに、正月用の餅つきをする予定です。昔は家族総出で自宅でやっていた餅つき作業も、便利な加工場を借りて自動餅つき機でやるため、大助かりです。本当は臼と杵やセイロを使って昔ながらの餅つきをやりたいのですが、そういう体験は孫たちには先日人間牧場で経験させているので、どおってことはないのです。
「♯もう幾つ寝るとお正月~♭」と、歌いながら指折り数えて正月を待った少年の頃の思い出は、忘れることはできませんが、今は「また一つ歳をとるのか!!」とため息交じりで迎えなければならない歳になりました。「正月は冥途の旅の一里塚 目出度くもありめでたくもなし!!」といったところです。でも歳をとることをネガティブに考えず、ポジティブに考えて生きなければ、いい人生はありえないのです。
今年の10月3日、私は70歳の誕生日を迎え、70歳代の人生がスタートしました。退職後の60歳代の人生が楽しく充実していたように、既に始まっている70歳代もいい人生でありたいと願っています。そのため、今日と明日の二日間で70歳代の大まかなライフサイクルプランを立てたいと密かに思っています。
「一年の 終わり始めの 準備する ウラジロや竹 野山に入りて」
「さあ今日は 既に作った 注連縄に ウラジロつけて 家中飾る」
「10月に 70歳に なりました これまで10年 これから10年」
「昨日明日 二日の間に 色々と ライフサイクル プラン考え」