〇大根の漬物漬け
数日前家庭菜園の金網柵に洗って干していた漬物用の大根が、このところの冷たい寒風で干しあがったため、私が取り込み妻が沢庵に漬け込む作業をしてくれました。前もって漬物用の調合ヌカを農協で買っていたので、干し柿を作った折剝いた皮も乾燥していたものに、リンゴの乾燥皮も加え使いました。漬物樽の底に配合ヌカを少し入れ、葉っぱを落とした干し大根を行儀よく並べながら計量したヌカを振り、最後に切り落とした葉っぱも入れて中蓋の上に重し石を三つほど乗せて雨風やゴミが入らないようビニール袋をかけて完了です。水の上がり具合にもよりますが1週間もすれば、美味しい沢庵ができる予定で、歯応えの良い沢庵を梅干しとともに白いご飯で楽しみたいと思っています。
昨日は今年2回目の大根一夜漬けも作りました。畑から頃合な大根を5~6本引き抜いて来て水洗いし、妻に渡しました。妻はその大根の皮を剝き、まな板の上で短冊状に切ったものを、大きなビニールタッパに入れて酢や砂糖・塩などの調味料を加え、ユズの皮と鷹の爪を2~3本刻んで振り撒きました。たったこれでけでカリカリの大根一夜漬けが出来るのです。先日人間牧場で開いた年輪塾の折、持参して皆さんに振る舞いましたが好評で、中には欲しいといってタッパに入れたまま持ち帰った人もいるほどでした。
私たちの地方では島根県や東北地方のように、お茶請けに漬物を食べる風習はありませんが、毎日ご飯を食べるどちらかと言うと日本食主体のわが家では、漬物や梅干しは常備食といった感じです。
勿論漬物は塩分が多いため、極力塩分控え目を心がけているため、大根の一夜漬けは余り塩を使わず、むしろ塩分中和の酢を使うので、健康的な漬物なのです。今年はわが家の家庭菜園で収穫し天日乾燥した唐辛子も自給できるようになりました。私の作った乾燥唐辛子は飛びっきり辛く、3~4本入れただけなのに前回の一夜漬けはかなりピリピリして、孫たちに「辛い」と言われたので、今回は少し少なめにしたようです。セル苗を買って植えた白菜も今年は大豊作で、既に鍋物にして楽しんでいますが、そろそろ食べきれない分を漬物にして楽しもうとも思っています。漬物は白いご飯によく合う日本の食文化です。根菜類が出回るこの時期は保存食としてではなく、バラエティに富んだご飯のお供として、漬物を手作りしせいぜい楽しもうと思っています。
「大根を 干して沢庵 手作りす 渋柿皮や リンゴ皮入れ」
「塩加減 重石加減が 大事だと 言いつつ妻は 沢庵漬ける」
「根菜の 美味しい季節 漬物に 漬けて楽しむ 食べて楽しむ」
「熱々の 白いご飯に よく似合う 漬物手作り 塩分控え目」