〇地域教育実践交流集会に参加して(その2)
⑤歓迎アトラクション
今年の集会歓迎アトラクションには久万山五神太鼓保存会と愛媛県立みなら特別支援学校松山城北分校、愛媛県立川之石高校書道部の若い人たちが出演してくれました。面をかぶって大人顔負けの五神太鼓を演じた子どもの中には5歳の可愛らしい子どももいて、特別な緊張感で演奏中に一人気を失ったりしましたが、大丈夫な様子でした。みなら特別支援学校の子どもたちの伊予万歳赤穂浪士の段も、見事な書道パフォーマンスで笑顔という文字を音楽に合わせて無心に大書する姿にも、大きな拍手が起こりました。
⑥オリエンテーションと歓迎ワークショップ
オリエンテーションは毎回実行委員会のメンバーが、交代でやるのですが今回は中予教育事務所の灘岡さんが世代交代をして、また歓迎ワークショップは三崎の朝野さんが昨年に引き続きやってくれました。いずれも本業は教員ながら社会教育の経験も長く、大いに将来が楽しみです。昨年富士山登山をしている最中の朝野さんに、実行委員会最中の私が携帯で電話を入れ押し付けた経緯があり、今年も続いての当番となりましたが、見事に役割を果たしてくれました。嬉しい出来事でした。
⑦分散会
今年は11分散会が行なわれ、33の発表が出揃いました。来年度の参考にしたくて、幾つかの分散会を見て回りましたが、参加人数が15人~20人程度のグループだったので、2時間半が長くも短くもなくいい雰囲気で流れていました。わが町からは11分散会に読み語り隊の冨田さん、10分散会に双海町子ども教室の宇津さんがそれぞれ発表するので、時間を割いて聞きに行きました。地域おこし協力隊・冨田さんの洗練された絵本読みも、大学生ながらジュニアリーダーとして活躍している宇津さんの熱い思いも、十分参加者に伝わったようでした。
⑧夕食交流会・チャリティオークション
夕食交流会は一番の楽しみです。青少年交流の家のレストランは毎年、調理人さんが腕によりをかけて料理を作ってくれていますが、今回も食べきれないほど美味しい料理が並びました。特におでんの大根は絶品でみんなあっという間に食べ尽くしました。武智さんと吉見さん二人の息の合った司会進行やトーンチャイムによる大合奏も大笑いでした。私と松本さん、それに赤石さん宇津さんの4人で皆さんが持ち寄った物をオークションにかける催しは一番の呼び物で、押し売り宜しく4万7千円もの売り上げがあり、大いに盛り上がりました。ちなみに私も人間牧場蜂蜜を提供させていただきました。漁夫の利を得たのは赤石さんたちで、いつの間にか募金箱をちゃっかり用意して、福島キッズのための募金をやっていました。
「歓迎の アトラクションで 子どもたち 大人顔負け 大きな感動」
「若い人 どんどん出番 作るゆえ 将来楽しみ 私もそろそろ」
「分散会 わが町二つ 出番あり どちらも上手く 発表してた」
「ウォークション 売った買ったと 声かけて いつの間にやら 全部なくなる」