shin-1さんの日記

〇珍しいコンニャクの花

 「皆さんはコンニャクの花をを見たことがありますか?」と尋ねられたら、「エッコンニャクに花が咲くの?」とか、「コンニャクの花なんて見たことない」という人が殆んどなのです。ところが人間牧場のコンニャク畑には何と何とコンニャクの花が8本も咲いているのです。

 普通コンニャクは3年から4年周期で食用として収穫するため、6年目位に咲くというコンニャクの花は余り見ることがないのです。私も一昨年初めて人間牧場に咲いたコンニャクの花を見て、その南方系容姿の異様さに驚いてしまいました。

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 今はそんな疑問もインターネットで調べるといとも簡単に答が出るのですが、当時は近所の人に写真や実物を見せて聞いても、「知らない」とか、「気持ち悪い花じゃねえ」くらいで疑問の館のお蔵に入ったままでした。普通植物は種の保存のために花を咲かせて結実い種を残すのです。炊けなどは60年に一回花を咲かせるようだし、コンニャクも6年程度の周期で世代代わりをするのではないかと推測できるのです。

 インターネットによるとコンニャクの花は洋名でデビルスタン(悪魔の舌)というのだそうで、珍しいものの余り綺麗な花言葉ではないようです。

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 人間牧場には2ヶ所コンニャク畑がありますが、4年前に植えて掘る時期を逸しているコンニャク畑では花が8本も咲いたので、今年の秋には何としても芋を堀あげ、念願のコンニャク作りに挑戦したいと思っています。それにしても摩訶不思議な植物があるものです。キリンの足や首に似た茎や葉っぱもさることながら、この花からあの美味しいコンニャクを誰が想像するでしょう。このコンニャクの花はいっそのこと、芋を掘らずに花を楽しむ観賞用にしたいとも思っています。


  「吉凶の どちらを予言 するのかな コンニャクの花 今年も咲いて」

  「コンニャクの 美味しい姿 この花で 想像できぬ 似ても似つかぬ」

  「珍しい 誰もが言いて 眺めつつ 花談義する 初夏の一日」

  「今年こそ コンニャクづくり しょうかと 花より団子 心に決める」

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〇午前と午後の講演ダブルヘッター

 「若松さん、講演をお願いしたいのですが」と、一ヶ月ほど前に電話をかけてきたのは松前町の松上先生でした。元中学校長だった松上先生は既に第一線を退いていますが、今は請われて松前町青少年育成協議会の事務局長として働いているようです。私が双海町教育委員会で社会教育主事をしていた若い頃、派遣社会教育主事として双海町教育委員会に派遣され、3年間机を並べて社会教育に携わった親しい間柄でもあるので、午前中砥部町麻生地区老人クラブ総会と夕方コープえひめ人事委員会、それに夜フロンティアグループ打ち合わせ会と日程が詰まっていましたが、何とかなるだろうと鷹を食って引き受けてしまいました。

 ところが運の悪いことに4~5日前から同居人の孫たちに風邪をうつされ、鼻づまり、喉の痛み、微熱などなど

昨日は最悪のコンディションとなってしまったのです。日ごろ風邪も引かず腹も痛まないすこぶる健康な私なのですが、さすがに声が出にくい中での、しかも午前中に老人クラブで1時間あまり話した後での再講演は中々骨が折れました。

 松上先生から数日前電話や講師派遣申請書に加え、「再会を楽しみにしている」旨のメモが届き、私も再会を楽しみにしていました。メモにしたがって13時30分松前町役場4階の控え室に入りました。7階建ての立派な庁舎からは松前の街や遠望が開け、初夏の訪れを告げる麦畑が黄色く色づいていました。

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 青少年育成協議会総会後の講演は予定通り2時から庁舎3階の会議室で行われました。参加者の中には知人友人など顔見知りの人も多く、軽く会釈しながらフロアー演台に立ちましたが、来賓席には三男息子がこの春から異動してお世話になっている伊予署の所長さんや生活安全課長さんも同席し、一瞬やばいとも思いましたが、後戻りもできず思いつくまま1時間ほど、「新しい発想で生きる」という演題で一気に話してしまいました。

 風邪の影響で日ごろの美声はすっかり影を潜め、搾り出すようなハスキーな声の講演だったため、参加者には聞きづらかったことでしょうが、今となっては引き返すことも出来ず、ただただ不徳の致すところとお詫びするのみです。

 4月28日の広田地区を皮切りに5月10日西地区、5月12日東地区、5月17日宮内地区、5月18日麻生地区と砥部町町内5ヶ所全ての老人クラブの総会をまるでリレーのように巡った講演も、昨日で全てを終えました。この話が社会福祉協議会から持ち込まれた時はまだ寒い時期だったので、軽く引き受けてしまいましたが、来賓で5会場とも出席する町長さんをはじめ関係者もいて、毎回同じ話を聞かせることもできず、話題や組み立てをその場のインスピレーションで変えながらお話をさせてもらいました。かつて4~5年前に高知県四万十市西土佐村の20地区の集落を3ヶ月で巡りながら話したことを思えば、今回は5地区ですからまだ話題に事は欠きませんでしたが、今回も自分自身の能力を試される結果となりました。特に一昨日の宮内地区と昨日の麻生地区は体調が今一だっただけに、多少悔やんでいます。

 昨日で私の仕事面での今年の前半戦は一応一区切りついた感じです。明日は東広島へ行く予定ですが、明日からがいよいよ今年の中盤戦です。今日は午後3組の来客と夜は私が実行委員長を務める子ども体験塾の保護者説明会がありますが、今日一日は体調回復に努めたいと、妻の差し出す風邪薬や栄養剤を黙って服用しています。

  「風邪をひき 体調崩し 声も出ず 子規の心境 ほととぎす啼く」

  「朝昼と ダブルヘッター 講演会 夜の集会 ほとほと疲れ」

  「今年早 前半戦も 終りにて いよいよ中盤 心引き締め」

  「外は初夏 麦の穂熟れて 黄金色 長閑のんびり 季節楽しむ」

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