○久しぶりの畑仕事
年末年始ということもあり、風邪をひいて以来外に出ることも殆どなく暮らしていたので、今日は久しぶりに外へ出ました。今日は戸外も少し暖かく感じられるようなので、運動不足を解消するため、久しぶりに草削りで裏の庭や畑の草を削りました。わが家は家庭菜園を含めると660坪と普通の家庭では考えられないほど広いので、草が年中青々と生えてきます。そのため90歳になる親父はどちらかといえば草引きについているようなもので、年中雨の日以外はほとんど毎日草を抜いているのです。
妻が仕事に出て家にいないことをいいことに小一時間作業をしました。少し汗をかくくらいでしたが、そろそろ妻が帰る時間なので何事もなかったように作業を止めました。そして畑の中へ入り、カリフラワーと大根、カブ、チンゲンサイを引き抜いて、近所2から軒におすそ分けをしました。今日は丁度七草粥の日に当たるため皆さん喜んでくれて良かったと思います。
わが家は今晩は七草粥の予定でしたが、刺身のいいのが手に入ったとかで急きょご飯となりました。ほうれん草の合えものやブリ大根と中々の取り合わせです。私が余り肉を食べないためわが家はもっぱら野菜と魚を中心にした食事が主流ですが、おかげ様でこの五年あまり55キロから56キロの体型を維持しているのです。
やはり体を動かすと食事が美味しく、知らぬ妻は「お父さん今日はずいぶん食が進むのね」と褒めてくれました。知らぬが仏です。食べながら「ほうれん草も玉ねぎのスライスも二年ぶりだ。だって今年に入って初めてだから」とおどけて見せ大笑いです。朝顔を洗うとき気がついたのですが、風邪をひいて病み上がりになったせいでしょうか、体が少し痩せたような気がしますし、顔も少し青白くなったようです。それもそのはず、先日双海帳のシンボル本尊山に登った以外は外に出て太陽に当たっていないのですから・・・。
夕方大学生が二人我が家に訪ねてきました。学生は一緒に飯でも食べようと思ったのでしょうが、あいにく妻が出かけるところだったし、引き止めることもできず帰って行きました。私が教えている法文学部の授業では今年一年の学習成果物としてレポート提出を義務付けていて、その提出日が1月10日必着なのです。学生がどんなれポトを書いているか興味がありますが、1月10日の締め切り日まで封を切らず、みんなのが届いたのを見計らっていっせいに開封して読もうと思っています。1月19日には今年度最後の授業である発表会が予定されています。「目指せグランプリ1万円」とテーマをつけているこの発表会で一番になったグループには私の財布から一万円のポケットマネーが学生たちに贈られることになっているのです。これはもう6年間もやっていることなので、学生たちも楽しみにしているようです。学生に美味しいみかんを渡して帰ってもらいましたがちょっぴり心残りな一日でした。
「久し振り 畑に出でて 草削る 少しいい汗 少し元気に」
「大根と チンゲンサイと カリフラワー チャイムを鳴らし おすそ分けする」
「土の中 春の準備か 根が伸びて ミミズもひょいと 顔出し潜る」
「夕方に 小雨ポロポロ 降りだして まるで雨乞い 私の仕事」