○懐かしき人からのメールが届く
正月休みも無事終わって、第一陣の長男家族が夕食を食べて松山の家へ帰って行きました。孫とは不思議なもので家にくればきったでうるさいものの、帰るとどこか寂しく、まるで灯が消えたようです。今回は私の体調が思わしくなかったため孫と遊んでやることもできずちょっぴり残念でしたがが、私の顔を見ると大泣きしていたのに、今では暇さえあればローカの突き当りの私の部屋へやってきてちょっかいを出すのです。歩く足取りもしっかりして、散歩をせがまれましたが、残念かな今回だけはお相手ができなかったようです。
今年は5月に下の子どもが生まれる予定でいよいよお兄ちゃんです。私も今年の出産頃は孫の世話にも少しかからなければならないと腹をくくっているところです。
正月から早くも仕事のメールが舞い込んで、今年もどうやらい忙しくなりそうです。私の友人に大分県大山町の緒方英雄さんがいます。私が教育委員会で駆け出しのころ、既に大山町では梅栗運動などを興し全国にその名を知らしめていました。大山町や緒方さんは遠い一億光年も彼方の星のように見えました。その後様々な付き合いを通じて日本の地域づくりの世界では一番気が合い長い付き合いの人となりました。先日伊方町で開かれた全国地域づくり団体交流の分科会できしくも同じ席に座って特産品や地域づくりについて熱っぽく語ったものです。
緒方さんは体調を崩していて松葉づえでの会場入りでしたが、年末に今春1月21日に大分県大分市で開かれる里の駅ネットワークの研修会に講師で来てほしいと招かれ、1月1日付けのメールが届いたという訳です。
緒方さんは私たちと同年代生まれなのですが、その理論と行動は視野も広くある意味私とは格が違う人なのです。これまでにも双海町へ講演に来てもらったり、私が日田市へ講演に行った折面会に来てもらったりと、様々な交流を繰り返していますが、スケールの大きい魅力ある人なのです。
彼は今株式会社おおやま夢工房ひびきの里の総支配人をしています。このホテルを立ち上げる時も愛媛の何人かに合ってもらったりしましたが、はてさてその後交流の広さは広がっているのでしょうか。そろそろ自分たちの幕引きの時代を感じながら、古き良き人たちにももう一度会ってみたいものだと思うこのごろです。
「旧友の 杖が気になる 今頃は どうしているか 大山の人」
「正月の 1日付で メール来る さすがやること 人と違うな」
「大山の 広報トップ 載ったっけ 浮かんで消える 懐かし日々が」
「お互いに 後ろも見ずに 突っ走り 気がつきゃ老兵 足腰弱り」