人間牧場

〇ホタルの飛ぶ季節
 昨日の夜、外出先から帰宅し車を車庫に入れて玄関先を歩いていると、何やら点滅の光が見えました。「あっ、ホタルだ!!」と思い、光の行方を追いました。その光は上に下に左に右にと移動しましたが、私が近づいて手を差し伸べると、何と手に留まってくれたではありませんか。

わが家は上灘川の本流から少し離れているため、ホタルはそれほど見ることはできませんが、あぜ道沿いの水路に水が流れ、田んぼに水が張られて田植えが終わるこの時期になると、毎年迷いホタルを見ることができるのです。手に留まったホタルをそっと草むらに返してやりましたが、短くてはないホタルの一生を思うと、数奇な運命の出会いでした。

 先週の土曜日には地元限定のほたる祭りが行われたようでした。まちづくりとしてホタルにかかわるようになってこの方、一度も欠かさずほたる祭りに参加していましたが、今年は夜間の集会と重なったため、参加することができませんでした。翠小学校の子どもたちがほたる祭りに先立ち、ガードレールを磨いたという話題が新聞に載ったりして、ほっこりしています。まもなく双海町にも暑い夏がやってきます。今年こそ元気で夏を乗り切りたいものです。

「あっホタル わが家の玄関 先を飛ぶ 迷いホタルの 光懐かし」
「指先に ホタルが留まる  こんなこと あるのだろうか 嬉しくなって」
「今年は 3年ぶりに 開かれた ほたる祭りに 参加もできず」
「小学生 ガードレールを ピカピカに 磨いた話題 新聞紹介」

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