人間牧場

〇ドクダミは雑草?
 昨日私の住む四国は梅雨に入りました。今年は冬から春にかけて雨の降る日が少なく、夏の渇水期の水不足が心配されますが、雨が降る日を「天気が悪い」と表現するように、殆どの人が雨が降ると「天気が悪い」とあいさつ代わりに天気を悪者にして暮らしています。

 私のように菜園で野菜を作ったり、人間牧場を管理していると、水の有難さを実感するので、雨が降ると「恵みの雨」ととらえ雨に感謝をしていますが、雨が降り続くと妻や若嫁は、「洗濯物が乾かない」とうそぶき、また何年か前の西日本集中豪雨災害などを思い出すと、適当なお湿りを期待するのも無理からぬことのようです。

畑や庭の隅にドクダミがはびこり始めました。ドクダミの根は繁殖力が強く、しっかり根まで抜かないと、増え続けて行きます。それでも白い花を咲かせるドクダミの花は可憐で、抜いたり刈ったすることをためらうことがしばしばです。近所の人は強烈な臭いのあるドクダミを、この時期刈り取って乾燥させ、ドクダミ茶として利用しているようだし、松山の温泉では薬草としてドクダミ湯のサービスをしています。

 ドクダミの花びらは4片ですが、突然変異で5片若しくは6片のもあるようで、4つ葉のクローバーと同じく、5片・6片を見つけるとラッキーだと、facebook仲間が、見つけたドクダミに花を自慢しています。「ドクダミは雑草?」、そんな疑問を感じる梅雨入りです。

「今年も 昨日四国は 梅雨に入る 妻や若嫁 洗濯嘆く」
「私には 雨も恵みと 受け取るが 集中豪富 被害は怖い」
「家回り あちらこちらに ドクダミが はびこり雑草 処分対象」
「ドクダミの 花可憐にて 癒される 雨傘さして しゃがんで見入る」

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