人間牧場

〇パソコンの指紋認証
 長年使っていたパソコンに不具合が生じ、仕方なく新しいパソコンを妻に無理を言って買ってもらいました。パソコン類は大学に勤めている娘婿に頼んで、古いパソコンのデーターを移す作業をしてもらったため、最近はスムーズに何の支障もなく使えてトラブルもなく、すこぶる順調に推移をしています。

指紋認証のパソコン

 パソコンの機種は古いものと同じなものの随分進化していて、使い勝手がよく大助かりです。例えばパソコンのスイッチが指の指紋認証になったのも大きな変化です。私のパソコンは時々息子と2人の孫が、ワードで文章を書く時、使わせて欲しいと頼まれますが、特に中3の孫は指紋認証のパソコンに驚いた様子で、「おじいちゃんのパソコン凄いねえ」と褒めてくれました。

 最近は車のロックも、家のロックも指紋認証で操作ができるような時代になりましたが、時代遅れな私にとって指紋認証などは別の次元だと思っていましたが、いやはや大きな驚きでした。ネットややデジタルの進化は目覚ましく、子どもの頃に読んだ浦島太郎の心境です。娘の家ではお掃除ロボットが足元を動き回り、お話しするとテレビのスイッチが入ったり切ったりできるなど、身近な場所で信じられないような光景が見られます。「何もそこまで」と思いますがいやはや大きな驚きです。

「新しく 買ったパソコン スイッチが 指紋認証 いやはや驚き」
「このところ 身の回りには あれこれと 変化が起こり 浦島太郎だ」
「そういえば 昔の歌に あったっけ 時代遅れと 言う曲歌う」
「進化する 人工知能 理解すら 出来ぬ世の中 生きるの辛い」

 

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人間牧場

〇早起きは3文の得
 昨日の朝、いつものようにウォーキングのため、県道沿いの歩道を歩いていると、見覚えのある計四トラックが通過しました。トラックは親友で先輩である西岡さんでした。軽く手を挙げて会釈しましたが、間もなくするとその車が引き返して来ました。西岡さんはあちこちの産直市に農産品を出品しており、昨日も納品に出かけるところでしたが、私に出会い引き返したとのことでした。

いただいたブルーベリー

 道端に車を止め、西岡さんは荷物の中から容器に入れたブルーベリーをビニール袋に入れて手渡してくれました。大粒の完熟したブルーベリーは黒く輝いていました。西岡さんはその場でUターンして出品に出かけましたが、私は貰ったブルーベリーの入ったビニール袋を提げて歩き、自宅まで持ち帰りました。妻から「早起きは3文の得だね」言われましたが、有難いプレゼントでした。

 ブルーベリーの身に含まれている、アントシアニンは目にいいという噂があり、好んで食べていますが、わが家でも西岡さんから貰った苗木を庭に植えていますが、目敏い野鳥に食べられて殆ど収穫ゼロなので、思わぬプレゼントに妻も大喜びで、早速水洗いして朝食デザートとして食べていました。わが家の畑からブルーベリーの実を盗んで食べた野鳥たちも、目がよく見えるようになったことでしょう。

「ウォーキング 途中の私 見つけられ 計四トラック 引き返してくれ」
「出荷する 予定の商品 見繕い ビニール袋に 入れていただく」
「早起きは 三文の得 言われてる ブルーベリーを 沢山貰う」
「美味しいね 目にいいはずと 言いながら 洗った大粒 ブルーベリー妻」

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人間牧場

〇はて?、私の職業は?
 先日、ある申込書に「職業」の欄がありました。最近は人権に配慮して、「男性・女性」の欄さえもないものがあったりしますが、氏名、生年月日まで書き終え、「職業欄」になると「はて?、私の職業は?」と一瞬考えてペンが止まってしまいました。

ガラスに映った私は百姓ルック
最近農作業用の地下足袋も似合うようになりました

 若いころは、地元の役場に勤めていたため、「地方公務員」とか書いていましたが、退職して17年も経つと「元地方公務員」などとも書けず、結局「無職」と書かざるを得ませんでした。退職後は昨年まで大学の非常勤講師をしていたので、拝借して使ったりしていましたが、今は誰はばかることもなく「無職」なのです。

 昨日人間牧場へ草刈り作業に出かけました。ウッドデッキの木陰で休憩中、観音開きの窓ガラスに自分の姿が映りました。頭は麦わら帽子、着ている服は作業着、靴は地下足袋、腰には蚊取り線香の缶をぶら下げていて、文字通り「お百姓さん」スタイルでした。

 職業で「農業」を名乗るには、一日6時間の農作業を、年間60日やらねばなりません。また作った農産物を販売して何がしかの所得を得ることも必要です。残念ながらいずれにも該当しないため職業欄に、「農業」と書くこともできない「無職」な、何の取り柄もない貧乏人です。ちなみによく使う肩書は「人間牧場主・年輪塾塾長」ですが、これは職業欄には書けません。

「筆止まる 申込書の 職業欄 はてさて私 職業は何?」
「結局は 私の職業 無職です 少し寂しい 仕方のないこと」
「窓ガラス 写った自分の 姿見て 百姓ルック それも名乗れず」
「堂々と 無職名乗ろう これからは パソコン変換 無色もあった」

 

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〇ツバメの巣立ち
 3月末、わが家にやって来たツバメは、私の愛車専用車庫に巣を作りました。作ると言っても前の年に作った2つの古巣を修理しただけの、ちゃっかり組なのです。そのうち卵を産み、雛が孵って巣は賑やかになっていました。

雛が飛び立ち空き家となったツバメの巣

 一番困るのは巣の下に大量のフンを落とすことでした。わが愛車はこの2ヵ月余り糞で汚れ、乗車する度に外に出して水洗いをしなければならず、糞害の厄介さに多少憤慨したものの、自然の営みをやむなく受け入れていましたが、この度めでたく1番雛、2番雛と無事飛び立ちました。

 これから秋の彼岸ころまで、外のどこかで餌を取りながら渡りに向けて体力を整え暮らすのでしょうが、大きな口を開けて親鳥が持ち帰った餌を食べるほほえましい姿は、また来年にお預けです。来年もまた元気に巣に戻ってくれるよう祈っています。

「車庫の中 天井付近の ツバメの巣 今年も無事に 巣立ってくれた」
「わが愛車 毎日糞を 落とされて 糞害憤慨 しながら我慢」
「来年も 元気でツバメ 迎えたい 空き家になった 2つの巣を見る」
「今日からは 愛車の洗車 せずに済む 車庫のシャッター 当分開け」 

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〇とにかく暑い!!
 年齢のせいかもしれないと思いつつ、毎日「暑い暑い」と言いながら日々を過ごしています。「冷房が嫌い」という古いタイプの人間ゆえ、エアコンもつけず、ひたすら扇風機のお世話になっていますが、まあ「夏だから」と半分諦めながら、相変わらず朝夕蚊取り線香を腰にぶら下げて、畑の草を刈ったり抜いたりしています。

「お父さん、髪が伸びているから暑いのよ」と妻に言われ、それもそうよと納得し、昨日は午前中伊予市の行きつけ散髪屋さん出かけました。火曜日の昼前11時30分頃だというのにお店は込み合っていて、10人ほどが順番を待っていました。私もマスクと手指消毒をして名前を書き、冷房の効いた待合室で、持参したタブレットで書き込みやメール交信をして順番を待ちました。

散髪をしました

 私の順番が来たのは午後1時でした。案内されて座席に座り「何枚で刈りましょうか?」と尋ねられました。そういえばいつも座れば注文をしなくても、世間話をしながら髪を切ってくれる店長さんはお休みしているようで、思わず「3ミリスポーツ刈り」と言ってしまいました。頭の具合などに無頓着な私ゆえ、電動バリカンで借り上げる鏡に映った自分の姿をみて、「短かったかな?」と思いつつ20分ほどで散髪は終わりました。

 自宅に帰った私の頭を見て、「涼しそう」と妻は褒めてくれましたが、まあそれなりです。夕方孫奏心が、「じいちゃん、髪を切って男前になったね!!」とお世辞を言ってくれました。新型コロナの感染急拡大ながら、社会活動は再開されていて、出歩く機会や会合も多くなりました。身だしなみを整えたので、しっかりと活動したいと思います。

「今年は 余計に暑く 感じると 忍び寄る歳 感じて日々を」
「冷房の 嫌いな私 ゆえエアコン つけずもっぱら 扇風機利用」
「散髪を したらどうかと 妻言われ 出かけてみたが かなり混み合う」
「男前 上げたつもりで いるけれど それなり程度 孫・妻お世辞」

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人間牧場

〇草むらでハサミが見つかる
 毎日1万歩を目指してウォーキングをしていますが、ある90歳の人が私に言った言葉を時々思い出しています。「70代は毎年体力の衰えを感じる。80代は毎月体力の衰えを感じる。90代は毎日体力の衰えを感じる」と・・・。そんなことはあるまいし他人事だと思っていましたが、いざ自分が70代後半の77歳になると、「なるほどなるほどこういうことか」と、自分に忍び寄る体力と気力の衰えを年々感じています。

見つかったハサミと買った新しいハサミ

 体力も気力もまだそれほど衰えたようには思いませんが、記憶力が散漫になったことは事実です。農作業をしていても、使った道具の置忘れが多くなり、「鍬は、鎌は、ハサミはどこへ置いたか?」と、しょっちゅう探し回っています。最近愛用の剪定ハサミをどこへ置いたか分からなくなりました。いくら探しても見つからないので仕方なく、先日出掛けた折ホームセンターで新しい剪定ハサミを買って帰りました。

 ところがところがです。昨日息子がカブトムシ配布のため、ディスプレイ用に育てているクヌギの鉢植えを全ても持ち出し、無事イベントを終えて鉢植えは戻ってきました。元の場所に戻すべく草を引いていると、何やら見覚えのある剪定ハサミが草の中で見つかりました。「な~んだこんなところに」と思いながら、なくして間もない時は「息子が使ってどこかに置き忘れたに違いない」と息子を疑ったりした自分を恥じました。

 約1ヶ月も草の中に埋もれていたため、剪定ハサミは赤錆が付いていたので、早速ねじ回しで分解し、砥石で奇麗に研ぎ、オイルを引いて元通りになりました。試し切りをしてみましたが、しっかりと切れてまた私や息子の手仕事を手助けしてくれるものと思われます。朝ご飯を食べることやトイレに行くこと、夜お風呂に入ることなど、今は当たり前のことを当たり前にできますが、80代・90代と年齢を重ねると、その当たり前さえ出来にくくなるようです。90歳の人が言った言葉がいよいよ現実になりつつあるようです。歳は取りたくないが…これも現実です。

「ある人が 70・80・90を 言っていた 年々・月々 日々の思いに」
「剪定の ハサミ紛失 ひょっとして 息子犯人 疑いかけた」
「草むらで ハサミ発見 置き忘れ 俺もボケたと 納得しつつ」
「砥石にて ハサミを研いで 試し切り 切れ味復活 嬉しい一日」

 

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〇梅酒絞り
 梅干しの土用干しに続いて、梅干し漬け込み用の広口瓶の準備をするため、6月に漬け込んでいた梅酒を絞りました。3つの広口瓶なので4本の一升瓶を4本用意しました。一升瓶にジョウゴを差し込み、日本タオルで縫った濾し袋を置き、その上から広口瓶の梅酒を流し込んで、濾過する算段です。

梅酒絞り
絞った一升瓶4本の梅酒

今年の梅酒は上出来で、濾過して一升瓶に溜まった梅酒はまるで白ワインのような色合いでした。小さな盃で試飲をしてみましたが味もさっぱりしていていました。わが家では梅酒にカビ除け程度にホワイトリカーを振り撒く程度でアルコールを入れないため、梅酒というよりは砂糖を加えた梅エキスのようです。

 夏の暑い最近は夏バテ防止のため、梅酒を冷水で薄め、氷を入れ食前酒として飲んでいますが、効能は分からないものの、夫婦元気で過ごしています。わが家の地下室には年代物?と思える梅酒を沢山貯蔵していて、最近は梅酒を料理酒として煮魚に加えたりしていますが、一味違った美味しい風味です。3日後には空いた広口瓶を使って土用干しした梅を、紫蘇と一緒に漬け込む予定です。

「広口の 瓶の確保を 目的に 漬け込んだ梅酒 絞って4升」
「夏バテに 効果があると 冷水で 薄めて食前 飲んで楽しむ」
「地下室に 年代?物の 梅酒あり 最近料理酒 使って中々」
「梅干しと 梅酒は自給 100%で 10年後まで 使える算段」

 

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人間牧場

〇梅干しの土用干し
今年は梅雨明けが早く、暑い日が続いて水不足が続き、早い所では取水制限が始まっていましが、このところ戻り梅雨の感じがする天気で、石手川ダムなどの貯水量は100%回復することが出来、何はともあれほっと一息といった感じです。

サナに広げた塩漬けした梅干し

週間天気予報を見ると、曇りや晴れ間が続くようなので、思い切って塩漬けした梅干しをポリ樽から取り出し、庭にサナを広げて梅干しを干しました。今日から三日三晩干し続ける予定です。夜は梅干しの塩分が夜露を呼び寄せ、適当にまろやかな梅干しが出来あがります。

昔の教科書に載った梅干しの歌
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〇今日から2日間カブトムシイベント
 朝顔市の余韻冷めやらぬというのに、息子は同時並行してカブトムシ配布作戦を進行中で、昨日の夕方仲間が手伝いにやって来ました。とりあえずカブトムシやクワガタを展示するスペースのディスプレイ用に育てた、クヌギの苗木の植わっている大きな植木鉢を、計4トラックに積み込み、会場となる交流施設町家へ運んだようです。

ディスプレイ用のクヌギの苗の鉢植えをトラックに積み込む

 今日は朝から配布するカブトムシやクワガタを、ムシカゴにカンナ屑や止まり木、餌のゼリーなどとともに入れて運ぶようで、何人かの仲間が手伝いにやって来るようです。あいにく私と孫奏心は子ども体験塾の底引き網体験の世話で、家を留守にするため手伝えませんが、もう6~7年も続けているイベントなので、何とかなるだろうと思っています。

既に町内保育所などにプレゼントして喜ばれました
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〇親友来訪
 私が現職のころは12年間、自分で造ったシーサイド公園で毎日朝5時から8時までの3時間、人工砂浜やミニ水族館の水槽掃除をやりました。そんなこんなで忙しく、自分の誕生日さえも忘れていた10月3日(私の誕生日)、砂浜の掃除を終えて駐車場までごみを運んでいると、見覚えのない見ず知らずの若い女性2人がニコニコ顔で、「お誕生日おめでとうございます」と花束をプレゼントしてくれました。

煙会所にて天井見上げ
人間牧場ウッドデッキにて

 あれから20年があっという間に過ぎましたが、その2人の女性は一年も休むことなく私の誕生日に花束を届けてくれるのですから驚きです。その後伊方町瀬戸塩成に住む緒方さんとは、公私にわたりお付き合いが続き、先日も史談会の伊方研修にもお付き合いくださり、加えて緒方家に残る漁船建造の図板を海舟館へいただき、家族ぐるみのお付き合いをしています。

 昨日は緒方さんと伊方町地域おこし協力隊の寺坂さんの二人が、私設公民館煙会所と海の資料館海舟館、それに人間牧場に見えられ、あれやこれやとお話をしました。いずれの施設も私の人生にとって欠かせないものばかりなので、問われるまま時のたつのも忘れるほどでした。緒方さんも人間牧場訪問は初めてだったので、驚いた様子でした。楽しいいい一日でした。

「20年 前の出会いが 延々と 続いています 嬉しい出来事」
「煙会所 海舟館と 牧場へ 次々案内 楽しい一日」
「小屋作り ニワトリ飼ってる 緒方さん 卵と白魚 土産にいただく」
「協力隊 寺坂さんも やって来て 大風呂敷を 広げて話す」

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