〇由並だよりNo.401
小・中・高の学校評議員をやっていることもあって、各学校の近況を知らせる情報誌が小まめに送られてくるので、各学校のホームページにアクセスすることもなく、居ながらにして学校の情報を知ることができ重宝しています。今回送られてきた由並小学校発行の「由並だより」N0.401号は、林校長先生の「クスノキがいつも見てたよがんばりを」に書かれているとおり、あっという間に過ぎた1学期の総決算というべきA4裏表2ページの内容でした。
1ページに、先月25日にあった「お年寄りと仲よくなろう会」に参加した、子どもたちの感想文が紹介されていました。その中にわが孫若松希心の文章を見つけました。多分一年生なので自分の書いた文章が紹介されたのは初めてのことなので、「おやおやっ」と思って読んでみました。
「ぼくは、グランドゴルフをしました。ボールのうちかたをおじいちゃんたちが、おしえてくださいました。ボールがうまくうてたときは、うれしかったです。おじいちゃんやおばあちゃんといっしょにグランドゴルフをして、とてもおもしろかったです。また、したいです。つぎは、ゴルフのてんすううがもっとあがるようにがんばりたいです。おじいちゃん、ありがとう。」
漢字のないひらがなとカタカナだけの文章ですが、「おしえてくださいました」などと敬語までうまく使っていました。多分担任の先生が指導をしてくれたのでしょうが、いやはや大きな成長です。孫希心は学校が夏休みになっていますが、両親が働いているので、毎日弁当を作ってもらって、近くの学堂クラブへ出かけたり、朝早く起きてラジオ体操に行ったりしています。学校は凄いところで、あれ程やんちゃだった孫希心がすっかり逞しくなり、今朝もラジオ体操に行く前にわが書斎へやって来て、「おじいちゃん、おはようございます」とあいさつをしてくれました。
孫たちと同居を始めて4年目ですが、2人の孫は元気いっぱいスクスクと育っていて、私たち夫婦は孫から元気を貰って毎日暮らしています。先日もフスマに過って小さな穴を開けてしまいました。障子を破ったらお仕置きで倉庫の暗がりに入れられるので、障子は破らなくなりましたが、フスマに小さな穴を開けたことで倉庫へ行かなければならないと観念していたようで、私が外出先から帰ると「おじいちゃん、フスマに穴を開けてごめんなさい。もうしませんからこらえてください」と正直に謝りました。怒る気にもなれず、「正直に断わったので、今回は許してやる」と、頭を撫でてやりました。怒ると叱るは違うと理解しながら、こんな孫とのやり取りも育爺の仕事とばかり、孫育てをしている今日この頃です。
「学校の 様子が分かる 情報誌 孫の文章 載ってびっくり」
「担任の 先生指導 してくれた 敬語使った 文章感心」
「同居孫 今じゃ私に 元気くれ お礼に何か してやらないと」
「ごめんねと フスマ破りて 正直に 怒るに怒れず 頭を撫でる」