人間牧場

〇台風一過

今朝の茜空
今朝の台風一過の茜空

                              いやはや自然とは凄いものだと、今回の台風騒動を見て実感しました。台風の被害にあった人や地域は数知れず、謹んでお悔みやお見舞いを申しあげますが、何よりも痛ましいのは長野県南木曽町で起こった土石流に巻き込まれ尊い子どもの命が奪われたことです。わが家も2度にわたって土石流に遭っているだけに、またその片付け途中にチェンソーで足を負傷した傷跡を見る度に、忌まわしい過去が思い出されるのです。

 反面昨日講演に出かけた高松では、既に渇水期に入って取水制限をしていただけに、乗り合わせたタクシーの運転手さんが言うように恵みの雨で、水源となる香川用水や早明浦ダムの貯水が台風が恵みの雨になったようです。昨日は台風が鹿児島に上陸し四国の南岸を進み、紀伊半島に上陸したようです。半島の突端付近の古座川町に住んでいる弟の所へ台風見舞いの電話をかけましたが、被害もなく一夜が過ぎたようです。

 今朝起きて家の周りの様子を見て回りましたが、雨も風も大したこともなくホッとしています。ただこの3~4日間、梅雨特有のぐずついた天気が続いたため、農作物に少し病気のようなものが出て、元気がないようです。インゲン豆も土についた先端が腐ったり、雨で食べ物にありつけないカラスやハクビシンがトウモロコシやトマトを狙って出没し、少し色の付いたトマトまで食い荒らされているようです。

 今日予定されていた講演は午後高松で、帰りは西条でそれぞれ行われる予定で、漁業関係の会議が17日に延期になったくらいで、私のスケジュールには余り影響が出ませんでした。何はともあれ台風8号が去り、「警報が出ると学校が休みになるかも知れない」と期待していた子どもたちにとって、少しだけがっかりの台風でしたが、久しぶりに東の空の赤い雲を見て幸せな気分になりました。さあ台風一過の今日も一日頑張りましょうか。

  「雨と風 何事もなく 通り過ぎ 台風8号 大事至らず」

  「ぐずついた 梅雨の影響 野菜たち どこか元気が ないよう見える」

  「今朝の空 茜の雲が 見えました 台風一過 ホッと一息」

  「警報が 出ずにがっかり 子どもたち 臨時休校 期待していた」

 

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