〇昨日に続いてがけ崩れの片付け
台風の接近で梅雨前線が刺激され、かなり強く降った雨の影響で、人間牧場へ通じる道沿いの斜面が崩れました。超大型の台風が近づいているため見回りに行って見つけたので、とりあえず私一人の人力で石や土をどかせ、どうにか車が通行できるようになったので一旦帰りましたが、昨日はその後が心配で午前中、ハンマーやバール等の作業道具を軽四トラックに積んで、片付けに出かけました。
現場に車を止めて見回りましたが、その後の土砂崩壊もなかったようなので、道端に残っていた最後の大きな石をハンマーで割り、私の力で運べる程度にして、道沿いの空き地に運んで片付けました。前日片付けた石や土の量を見て。「えっこんなにあったの?」と大いに驚きました。1tの土石がどれ程の量かは分りませんが、それに匹敵する凄い量で、あらためて自分のした仕事量の大きさに感心し、少し腕や肩が痛かった原因が分りました。
その後草刈りやコンニャク畑の草引きなどの農作業を終え帰宅途中、近所に住む西嶋さんとバッタリ出会いました。西嶋さんは土砂崩れのことは知っていましたが、誰が片付けたのかは分らず、「ひょっとしたら若松の進ちゃんかも」と思ったそうで、「この道は日常的に畑へ行く道なので大助かりだ」と大いに感謝されました。私もこの道は日常的に人間牧場へ行く度に使わせてもらっているので、喜んでもらえて嬉しい気持ちでした。
大型の台風は少し弱まりながらも依然として、強い勢力を保ったまま北上を続けています。沖縄では最大瞬間風速50mを越える猛烈な風が吹いていて、死者が出るなど各地で農作物を含めた被害が続出しています。台風は確実にこちらに向かっていて、私たちの住む地域は地滑りに弱い地域なので、まだまだ予断を許さない状況です。昨日は時折陽の差す蒸し暑い一日でしたが、まさに嵐の前の静けさって感じがしました。今日は雨具を用意して台風に備えたいと思っています。
「土砂崩れ 前日一人 奮闘し 片付けた土砂 こんなにあった」
「ハンマーで 大きな石を 叩き割る 谷間に音が ガンガン響く」
「土砂崩れ 片付け人に 感謝され 嬉しくなりて 山を下りぬ」
「大型の 台風北上 雨具等 供えているが 来ないで欲しい」