〇反骨の公務員町をみがくの出版記念パーティー
先日内子町の街並保存に尽力した岡田文淑さんを主人公にした、「反骨の公務員。町をみがく」という本の出版記念パーティーに出席しました。この日は島根県雲南市から市議会議員さんが人間牧場へ研修にやって来たり、上灘保育園のプログラムの打ち合わせがあったり、加えて人間牧場を3人の県外人に一夜の宿を提供したりするなど、朝から晩までスケジュールが積んでいて、やばいと思いましたが、岡田さんとは長年一緒に活動した間柄なので、とりあえず2日前に地域づくり研究会議の代表運営委員渡辺浩二さんを通じて申し込むという失態となってしまいました。
会場となった内子町自治センターには、70人ほどの人が集まっていましたが、著者である森まゆみさんや、湯布院の中谷健太郎さんも駆けつけ、さすが全国級の人物だけあって、アカデミックな集まりとなりました。今回の集会の世話人代表となった亀岡徹さんのあいさつや著名な方のあいさつ、ショートなコメントを聞きながら、私も同じ役場に勤めた公務員として、私にない岡田さんの反骨や私と同じ境遇をしみじみ思いました。私より年齢も上だし、みがきあげた理論も実績もすばらしいものがあり、その功績は誰もが認めるところですが、はてさて私との違いは?・・・・。
岡田さんはガンになっていることを公言しています。2週間に1回病院に通っているとも本人の口から聞きました。当日は元気な様子を見せてくれましたが、お互い初老の域に差し掛かっていて、老いを迎える心のあり様も考えさせられました。同じ公務員で同じように地域づくりを目指しても、手法も生き方も、ましてや成果や人とのかかわり方も様々です。幸い私は健康で今も多くの仲間と地域づくりをやっているし、岡田さんよりネアカなのが取り得かも知れないと思いました。会場で手に入れた「反骨の公務員、町をみがく」は一気に読みましたが、地域づくりをかじり始めた息子にも読ませてやりたいと思っています。
「親友の 出版記念 パーティーに 顔出し旧友 旧交温め」
「反骨は 私も同じ 道辿る 議会で何度 叩かれたかな」
「老兵は いかに生きるか 自らに 問いかけながら 話を聞きつ」
「健康と ネアカが俺の 特徴と 笑って生きれる 若松流です」