〇散髪屋で噂話を聞きながら男前を上げました
私は大体ひと月に一回ぐらいの間隔で近所の散髪屋さんへ、男前を上げに出かけます。昔から散髪屋と風呂屋は噂話の宝庫といわれるように、散髪をしないのに何故か近所の人がたむろして、近所の人の噂題を面白おかしく話しているのです。ひと月に一回行く散髪もそういう意味では、役場を退職した私としては地元の話に耳を傾けれる、僅か一時間ながら楽しい時間でもあるのです。
私は身だしなみには案外無頓着です。特にこの歳になるとそんなにお洒落しても、誰も見向きもしてくれないと諦めているのか、散髪に行く間隔も多少伸び気味で、講演等に行く前「もうそろそろ散髪に行ったらどう」と妻に言われて、「そういえば少し伸びたかな」なんて調子です。一昨日も「お父さん、週末には3日間もシンポジウムに行くのだから、散発をした方がいい」と勧めてくれました。若いころには私が「散髪に行く」と言ったら散髪代が惜しいのか、「どこを散発するの。まだ早い」などと後ろ髪を引っ張られたもので、今とは偉い違いです。
「歳をとるとせめて身だしなみはきちんとしないと人に嫌われるよ」と、さいきん妻からあれやこれやと注意を受けます。そういえば退職してからはあれやこれやと妻がいうように、朝は着替えもせずにパジャマのままでブログを書くし、時にはパジャマのままでウロチョロして、急な来客にハッとすることがあるのです。
私の頭は電動バリカンで襟裾を刈り上げ、その後は鋏で短く刈る、いわば丸刈りタイプの散髪です、顔を剃り頭をシャンプーして顔を自分で洗い、整髪香料をささっとふるだけのシンプルなものですが、散髪屋の対象と奥さんの二人がかりで小一時間、金額は3400円です。最近は市内に千円散髪の店もできているようなので、そこに比べると格段高い金額ですが、頭を刈ったり顔を剃ったりする間ついウトウトと昼寝をしたり、噂話を聞ける代金を含んでの金額ですから、まあ一ヶ月持つことを考えれば安いものです。
考えてみれば、私の頭や顔を男前にしてくれるのは世界中で散髪屋の大将と奥さんだけですから、多少値上げされても我慢しなけばなりません。
昨日の話題は先日亡くなった近所の人の話や、近づいた秋祭り、そして最近多くなった離婚の話でした。犬も食わない世間話ですが散髪屋に集まってくる暮らしの情報は、PCネットを持たない庶民の暮らしの話なので、それなりに考えさせられるものがありました。私が毎日熱を入れて書いているブログの記事など、読まない人には分からないのです。
人々の暮らしはいつものように朝が来て、いつものように夜で幕を閉じ、噂話に耳を傾けながら一喜一憂して短くも長い人生を終えるのです。散髪屋の噂話に耳を傾けながら、ここには時間が止まったような、穏やかな世界があることを実感しました。
「散髪を したらどうかと 妻勧め 五千円札 持って出かける」
「散髪屋 噂話の寄る所 面白可笑し 話満載」
「犬食わぬ 噂話に 耳を向け 顔は鏡に じっと釘付け」
「大将と 奥さん協働 散髪屋 二人がかりで 男前上げ」
kazuさん
息子さんのご結婚おめでとうございます。
晴れ舞台ですのでせいぜい女前を上げてください。
あなたは物がいいから、余り女前を上げると、芸人に間違われてサインを求められるかも・・。
今日は松山コミセン、明日は西予歴博、明後日は宇和島と進歩の出番が続きます。
先ほど第一日目が終り帰って来ました。明日からは泊り込みです。
何でこんなに忙しいのか、自分にも分かりません。
人間牧場主 若松進一
追伸 どうやってコメント欄に入るのか・・でした。
先日はコメント有難うございました。
どうやってコメント書くのか・・迷いました(笑)
新しい事に、ついて行けないこの頃です。
男前になったそうで・・・明日は息子の結婚式
私も美容院へ行って女前にしてもらってきます。
お嫁さんが二人になります。