〇地元のウォーキングに孫と二人で参加
私が住んでいる双海町の灘町という地元では、様々なコミュニティイベントが開かれます。その都度暇を見つけて参加をするようにしていますが、忙しくて中々参加できないのです。それでも主催をする自治公民館や区の役員さんのことを思うと、「忙しい」は理由にならないと思っているものの参加できないジレンマに苛まれます。
1週間前恒例のウォーキング大会の告知と参加申し込みの回覧板が回ってきました。自分の予定表を見るとあいにくその時間帯は講演打ち合わせのため、わが家へ来客予定が入っていました。早速相手に電話連絡して3時間ばかり遅らせてもらったものの、その後の集会への参加がきつくなってしまったようです。それでも何のとかなって、私と最近同居人になった孫の二人の名前を書いて申し込みました。
この日はゴールデンウィークの後半で、少し曇っていたものの風もなく、熱くも寒くもない穏やかな一日となり、絶好のウォーキング日和です。両親と別れておじいちゃんである私と始めて参加する4歳の孫希心は、多少不安で参加することをためらっていましたが、参加するとお菓子をもらえることを餌に、小さなリュックと水筒を用意して集合場所の市役所支所前へ9時30分に集まりました。老若男女が沢山集まっていました。この日は同居することになった孫のお披露目でもあるので、見慣れない孫の顔を見て多くの人から声をかけてもらいました。
主事さんの説明と館長さんの挨拶の後、長い一列になって本郷亀の森まで国道沿いを歩き、三島神社の長い石段を登り、境内で休憩を取りました。三島神社の故事来歴や珍しいコマ亀について説明を求められ、知ったかぶりでお話をさせてもらいました。
三島神社から潮風ふれあい公園までの裏道は交通量も殆んどなく、皆さんは沿道のつわぶきを採集したり、他愛のない話に花を咲かせながら楽しく歩きました。最初疲れたことを理由に少々機嫌の悪かった孫希心も、皆さんがよいしょの言葉を掛けてくれたお陰で完歩して、目的地である潮風ふれあいの館へ1時間ほどで到着しました。少しの間休憩した後弁当や飲み物が配られ、子どもはお菓子、大人はビールで酒盛りです。
孫に弁当を食べさせたり、おしっこでトイレへ行ったり、育爺の役割も大変でしたが、何とか粗相もなく終ることができました。昼食後再び歩いて自宅まで12時に帰りました。孫希心にとっておじいちゃんと二人だけのハイキングは初めてでしたが、楽しかったと両親に思い出話をしていたようです。
孫希心はただ今五月病で、少し馴れたと思ったら休みが来たり友だちがまだできないため、毎朝保育園へ行く時見送る母親と別れるのが辛いと泣くようです。その妙案として今朝は「おじいちゃんと保育園へ行く」ことを約束させて寝かせました。一夜明けた今朝ははてどうなるか、今から少々不安ですが、早く保育園へ行くのが楽しみになるようにしてやりたいと思っています。
「孫の手を 繋いで二人 ウォーキング 2時間完歩 頑張りました」
「春ですね 道端花が 咲き乱れ 話に花も 咲いていました」
「道端は 遊び道具の 宝庫なり 草笛などで 遊び教える」
「一年で 一番気候 気持ちよい 春夏葉境 少し汗ばむ」