shin-1さんの日記

○日本ミツバチ蜂蜜採集作業②

 昨日は風もなく少し曇り空で蜂蜜採集作業には最適な天候だと思われましたが、湿度が高く頭から黒頭巾を被っての作業は蒸し暑く、私も井上さんも冷や汗ならぬ大汗をかいての作業となりました。私の井上さんもそれ相応の歳なので、今流行りの熱中症にならないよう気をつけてはいたものの、好きなことは夢中になる性格で、滴る汗をぬぐいながらミツバチと格闘しました。

 昨年は一つの巣箱で4升取れた代償として、ミツバチの群れに逃げられてしまいましたが、今年は蜂蜜採集もさることながら、どうすれば群れが逃げないかを考えて井上さんと作戦を練りました。その結果ねじ釘で止めてある巣箱の天板をドリルで丁寧に外し、天井にくっついている蜂の巣を井上さんとっておきの飛び道具テグスで切り取る方法を試しました。

若松進一ブログ

(重箱型巣箱の窓から巣落ちの状態が観察できました)
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(五列に営巣した巣箱)

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(巣箱に群がって中へ入るのを嫌がるミツバチの群れ)

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(空いた巣箱を天板を外した巣箱の上に乗せて追い込む井上さん)

 そして自宅横に置きながら空き家になっている空箱を天板を取った巣箱に乗せ、ミツバチの大群を追い込みました。ミツバチたちは中に入るのを嫌がって巣箱の外でたむろしていましたが、ゴム手袋をはめた両手で何度も掬い取って巣箱の入り口に運んでやりました。結果的にはどうにか巣箱の中に納まってくれましたが、井上さんの話によるとミツバチは気ままなので、ひょっとしたら重箱巣箱から群れが目の前で飛び出したように、出てゆくかも知れないので、少し心配をしながら今日の朝を迎えました。少し手が空いたら覗いてみようと思っています。

 取り外したミツバチの巣は用意した蜂蜜専用のプラスチック樽に入れましたが、蜂蜜の甘い香りが一面に漂い、巣を人間の勝手で横取りされたミツバチたちが口惜しそうに巣に群れて、払っても払っても逃げようとしないのです。


 昨年の苦い経験を生かして巣箱の中から蜂蜜の入った巣だけを採集し、ミツバチには元の古巣で頑張ってもらうという虫のいい作業は無事終わりましたが、今年は天候の関係なのか蜂蜜はそれほどの量は確保できませんでした。仕方ないことと諦めて、ツリーハウス横の巣箱はもう少し様子を見ることにしました。また柿の木に分蜂したミツバチを米袋で捕まえ入れた1号巣箱も井上さんの協力で掃除をして、様子を伺うことにしました。

 今年も右腕2ヶ所を刺される代償で手負いとなり、今朝は右手がかなり腫れているようですが、この教訓を今後の蜂蜜採集作業に生かしたいと思っています。

 今日は蜂蜜を採る作業をしたいと思っています。


 追伸

 井上さんの助言で、巣に戻ったミツバチたちに砂糖水を与えるため、地元のお店へ砂糖を買いに走り、プラスチックの容器に入れて、溺れないように割り箸を入れて置きました。


  「作戦は ずばり的中 したものの 蜂蜜少なく 少々落胆」

  「ミツバチは 思うようには ならぬもの もっと勉強 せねばなるまい」

  「とりあえず 二箱だけは 採蜜し 後は様子見 もっと励めと」

  「蜂蜜を 取ったお礼に 砂糖水 作って巣箱 感謝の気持ち」 

 

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