shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年4月30日

○人間牧場でのトラブル

 今日は人間牧場の草刈りに出かけました。途中ガソリンスタンドで草刈機用の混合油を10リッター買って人間牧場に到着すると、見知らぬ車が止まっていました。近所の人がお墓参りにでも来ておるのだろうと思って、倉庫から草刈機を取り出し給油してエンジンをかける準備をしていると、何やら下の方が騒々しいのです。はてな?と下へ降りて見ると、梅林の上にある蕗畑で見知らぬ女性が四人わが家の蕗を取っているではありませんか。しかも真昼間堂々と蕗畑の中に蕗を踏み潰すように入ってです。私は驚くというより呆れて、「その蕗は栽培しているのだから勝手に取らないで欲しい」と注意をしました。すると向こう意気の強そうなおばちゃんがしゃしゃり出て、「山蕗だから取ってもいいと思って」と悪びれる様子もなく、手に持っている蕗を持って帰ろうとするのです。欲しいのなら差し上げますが、持ち主のいる蕗ですし、こうして見つかったのですから済みませんの一言ぐらいは言ってもいいのじゃあないですか」ときつく叱りました。他の三人は「済みません」と謝っているのに、引っ込みがつかなくなった彼女は、「それほど言うのだったら要りません」とまるで持っていた蕗を地面に叩きつけるように置いてさっさと車の所へあがって行きました。そして後から来た私の車が前にいて自分お車が出ないため、「邪魔です車をどけてください」と八つ当たりです。「この道は私の市道です。勝手に入ってそれはないでしょう」「どこに私道と書いているのですか」「私が言うのですから間違いありません」と売り言葉に買い言葉のやり取りです。ところが彼女は頭に来ている上に運転が未熟で、何度やっても車を回すことができず、ついには車の後ろをロケ風呂外壁にぶつけてしまいました。側でオーライオーライと誘導していた人たちも、これはヤバイトと思ったのでしょう、四人で内輪もめをし始めました。運転していた彼女は泣きべそをかいて大粒の涙を流していました。

 蕗は勝手に取られるし、文句は言われるし、挙句の果ては家にまで車をぶつけられ八方塞とはこのことで、文句を言った彼女に強い憤りを感じたのは当然です。普通の人だと殴り合いになるか、警察へ通報でしょうが、結局私は彼女に変わって彼女の車を運転して馴れた手つきで回転し方向転換してあげました。そして勝手に取った蕗を手土産に渡し、弁償するといったけどロケ風呂の事故も不問にしてしまったのです。

 最近山歩きを楽しむ人が増えて、里山を通ると山菜取りをしている人によく出会います。野山に生えたワラビやゼンマイ、ウドや蕗、ツワブキ、タラの芽など地元の人がささやかな楽しみにしているものまで、ごっそり持っていかれると地元の人はぼやいています。日本全国どの土地も誰かの持ち物で、底に生えているものは所有者の占有物なのですが、都会の人はそれがさも天からの恵み物であるかのような錯覚をしているのです。私がロケ風呂の入口に植えているツワブキは受難続きで、今年は新芽が出そうだと楽しみにしているのに、新芽が出るほどに無残にも引き抜かれてしまいました。

 さて、こんな場合あなただったらどんな対応をするでしょう。私のような少しだけ頭にきた人の対応、私より厳しく喧嘩になって挙句の果ては警察沙汰にするような人の対応、私より緩やかで笑って済ませる人の対応と、人様々ですが、私の対応は果たして良かったかどうか・・・・。

 今日は帰り際無残にも踏み荒らされた蕗畑の蕗を一抱え程収穫して、シーサイド公園で頑張る漁協女性部のみなさんにおすそ分けしてあげました。おばちゃんたちには昼間の蕗騒動のことは話しませんでしたが、同じおばちゃんでも、田舎のおばちゃんたちは大そう喜んでくれて、お土産にじゃこ天のすり身まで一パックいただきました。都会のおばちゃんは社会人としてのマナーがなっとらん人もたまにいるようです。

  「その蕗は 私の所有 いうものの 何処に書いてる いわんばかりに」

  「車どけ これは私道だ いうものの 挙句の果ては 器物損壊」

  「今頃は どんな顔して 蕗炊いて 食ってるだろう 喧嘩おばちゃん」

  「若し今度 再度出会った その時は どんな顔して あいさつするか」