shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年4月21日

○送られてきた伊予柑

 先日、今治市大西町の大河内結子さんから桜いよかんという蜜柑が一箱送られてきました。「桜いよかん」なんて聞いたことがないのでひょっとしたら新品種かな?と蓋を開けてみると、そうでもなく真赤に熟してはいるものの普通の伊予柑のようです。中からハガキくらいの品書きが出て来ました。

 桜いよかん

 晩生の伊予柑を収穫する時期をできるだけ遅らせ、樹上で熟らせました。大空に枝を伸ばし、樹齢60年の樹がつくる「スッキリとして爽やかな風味」と「春の香り」をご笑味ください。

 安全・安心を第一に農薬をう~んと少なくして、エコ栽培にこだわりました。

 「桜いよかん」は桜の季節に美味しい果物です。(防腐剤を散布していませんので、なるべく早くお召し上がりください)

 私はこのメッセージを見て、今の農業の表と裏を考えてみました。表、それは消費者の好みに合わせ作物を作り続けてきた今までの農業です。見た目を重視して市場や農協の言うがままの農業をした結果、農業では飯が食いにくくなり、自給率39パーセントという日本の農業を作ってしまいました。勿論市場や農協の責任も問われますが、農家もそれに追随し化学肥料と農薬に依存した危険な農業をやり続け、新品種を追い求め続けて、足元の美味しいはずの蜜柑をないがしろにしているのです。ふと大谷伊予柑を思い出しました。新品種と持て囃され穂木泥棒まで現れる異常な時代でしたが、結果は金が取れる時にはブームが去って、殆どの農家が「こんなはずではなかった」と、落胆したのは記憶に新しい出来事です。最近は晩柑ブームで、せとかやはるか、きよみなど、まるで飲み屋のネーちゃんの名前のような新品種がズラリ並んで、農家でさえどれがどれだか食べ比べても分らないほど混乱しているのです。

 裏を考えてみました。桜いよかんは正直どこにでもある伊予柑です。でも味と香りに自信を持った生産者がそれを手間暇掛けて作った誇りのようなものを感じるのです。しかも桜をイメージするこの時期に真赤な果実が届くのです。私のように柑橘には慣れている人間でも驚くのですから、蜜柑に縁遠い都会や東京以北の人には新鮮に感じられるはずなのです。

 減農薬、、農薬五割減、腐り止めの防腐剤、安心・安全、エコ、愛媛特別栽培農産物、愛媛産には愛がある、とこれでもかと言われる程のロゴが飛び込んで、表の怖さを感じてしまいました。

 もう一枚ハガキサイズのメッセージが入っていました。

 朝フルでスリムで健康な生活を。

 朝食をフルーツ果物にして、体の中をきれいで清潔に保ちましょう。

 朝食には、体に負担をかけずに十分なエネルギーがとれる果物がベストです。

 果物の食べ方にはルールがあります。

   ①朝食は果物だけを食べる。

   ②果物はお腹が空いたときに食べる。

   ③果物は新鮮で熟したものを食べる。

 私たちは「朝食をフルーツ(果物9)にする」だけで、誰でも簡単にできる健康法を実践しています。皆さんにもスリムで健康な生活をしていただくために、「えひめ朝フルBOX」で美味しく健康な果物を提供しています。フルーツモーニングで今日からあなたも健康人の仲間入りです。

 果物の正しい食べ方のルールを守りましょう。

                えひめ朝フルの会

 私も会員になろうかな。

  「果物を 朝食べるだけ それだけで 健康なれる? 私もなれた」

  「新品種? いやいや違う 新理念 足元見れば 美味しさだらけ」

  「もう辞めよ 走り過ぎてて 疲れます 今の農業 足元見直し」

  「蜜柑さえ 食わぬ百姓 蜜柑売る どこか変だな 食う物売りな」


 

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