shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年4月8日

○今年最初の虫刺され

 先週の日曜日、九州でマラソン大会を開催中、何人かのランナーがミツバチに襲われたという記事が新聞に載りました。多分この記事を読んだ人は「大変だったなあ」とか、「お気の毒に」とか、「他岸の火事」くらいにしか思わなかったのではないでしょうか。私もその程度の感じしかありませんでした。新聞ではそこまで言及していませんでしたが、参加者全員に傷害保険をかけて望む大会なら、大会終了後「これは誰の責任か」と責任論が浮上するのは当然の成り行きでしょう。人間に事故を負わせた「蜂」が加害者で、「人間」が被害者というのは誰が考えても当たり前なのですが、じゃあ加害者の「蜂」に賠償責任能力があり、その損害保証を求められるかというと、相手は不特定多数の小動物で、加害動物の特定が出来ず、ましてやその責任能力もないことから、ランナーは「泣きっ面に蜂」なのです。

 しかし冷静に考えれば、色々なことが浮かんできます。まず主催者が設定したコース周辺にはミツバチから蜜を取って生計を立てる養蜂家が沢山いて、巣箱を無数に設置しているという事実です。主催者が事前の下見でこれらを見過ごしていたのは明らかに落ち度です。「てがわない蜂は刺さない」といわれるように、蜂は人間が大勢で巣箱の近くを次々と走るものですから、てっきり攻撃されると勘違いしたに違いありません。一人でなく30数人が被害に遭っているのはその証拠だと思うのです。

 問題は被害が出た後の対応です。何日もかけて準備をしたのでしょうから、被害者が30数人になってもそれ以外の人は刺されていないのですから、大会を続行したくなるのはこれも当然の成り行きです。しかし事は重大です。もし対応が遅れれば刺された人は死ぬかも知れないというこの事実をもっと重く受け止めて、中止すべきという意見も当然なのです。主催者はコースを変えて続行したそうでしが、幸い刺された人は軽症でホッとしていることでしょう。

 もう一つ問題があると思います。私も知りませんでしたが蜂を飼うのには許可が必要なのだそうです。テレビに映っていたあれ程の巣箱を設置して、無許可では済まされません。許可を取っている取ってないと事実が交錯しているようですが、これも責任の取り方としては重要なのです。

 同じ日に私は蜂ではありませんでしたが、人間牧場の草刈り最中、目の横を狙われ刺されてしまいました。男前の顔が台無しで、目尻が大きく腫れ上がりとても人様の前に顔向け出来ないような顔姿になったのです。刺された時、違和感を覚えて直ぐに虫刺されの薬をつけたのですが、これが目に毒とでもいうのでしょうか、目の中に入ってとんでもない激痛に悩まされました。私の場合加害者たる虫が特定できませんでした。多分ブトだと思うのですが、春まだ浅いから夏の虫などと鷹を食っていたのが悪かったのです。後遺症が残るほどの被害でなく、原状回復間近なのでとりあえず一安心です。

 人は誰でも事故や怪我に会うものです。その時の現状判断や対応は、常日頃の心の準備が必要で、これを危機管理能力というのかも知れません。一寸の虫にも五分の魂です、虫にだって生きる権利がることを無視しないよう考えたいものです。

  「アッ痛い 虫に刺されて 薬塗る 今度は薬 目に染み痛い」

  「この時期に? そんな考え 甘かった 地球温暖 虫も早生化」

  「人間の 走る姿を 勘違い 蜂にも生きる 権利があると」

  「人間は 人のことなど 考えず 自分中心 だから危ない」

 

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