shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年7月15日

○忘れかけていた当選番号

 昨日は高知県春野町での研修会が台風の影響で中止となり、久しぶりに一日中わが家の書斎で窓越しに絶え間なく降る雨を見ながら過ごしました。本を読んだり、ハガキを書いたり、締め切りの迫った舞たうんの原稿を書いたり、段ボール箱に溜った書類を整理したり、身の回りの整理整頓が少し出来て次へのステップアップが出来たようです。

 先日所用で近くの郵便局へ行ったら、郵便局のカウンターに年賀状の当選番号を書いたチラシが無造作に置かれていました。手にとって読んで見ると当選の引き換えは7月17日となっているのです。「えっ」と思いながらそのチラシをいただいて慌てて帰りましたが、残念ながらこの週間は日程が積んでいて調べる暇がなく、忘れないようにと書棚のガラス戸にその当選番号チラシをセロテープで貼り付けておきました。昨日何気なくそのチラシが目に付いたものですから、書棚にうず高く積まれた今年の年賀状を取り出して当選番号を調べてみました。最初は一枚一枚裏表を読んだりして相手の顔を思い出していましたが、そのうち番号だけに目が行くようになって約800枚の年賀状を片っ端から調べて見ました。結果的には残念ながら一等や二等などの当選はありませんでしたが、三等の切手シートが20枚ほど当たっていました。何年か前まで切手収集を趣味にしていた私にとって、一等や二等の当選番号より三等の切手シートの方がはるかに価値が高く嬉しい当選でした。

 昨日は郵便局の窓口もお休みでシャッターを下ろしていましたが、役場との間の通用門から顔を確認のうえ入れてもらい、顔見知りの局員さんに当選した郵便葉書を手渡しました。局員さんは時ならぬ時期の年賀状の話に最初は戸惑っておりましたが、三連休のこともあって締め切りが7月17日火曜日なのでしっかりと受け付けてくれました。役場も合併して支所となり郵便局も民営化すると、「こんな田舎らしいやり取りはなくなるのかなあ」と思いつつ、いつもながらの丁寧な対応に頭を下げながら郵便局を後にしました。

 私が郵便局へ行った留守に入れ替わりで、別の郵便局員さんが郵便物を届けてくれていましたが、驚いたことにその中に今年の年賀状を使った郵便物が入っておりました。読んでみると先日講演でお邪魔した熊本県あさぎり町の方からのお便りでした。何でも私の講演を聞かれた妹さんが「一日三枚ハガキを書いたら人生が楽しくなると言っていた」という話をこの方に話したそうです。この方は早速郵便番号簿で私の町の存在を調べて一枚のハガキ執筆となったのだそうです。当事者ならいざ知らず話を聞いた方から話を又聞きしてハガキをいただいた律儀者の存在に感動し、私は早速ハガキを書いたのです。ハガキを書きポストに投函して帰ってから、何気なく郵便局で貰った当選番号チラシを見ていたら、何とこれが切手シートの当選番号ではありませんか。驚いた驚いた、ハズレ腰で得た当選番号は、まるでサマージャンボ宝くじにでも当たったような嬉しさなのです。(サマージャンボ宝くじに当たったようなと表現しましたが、実は私はこれまで一度も宝くじなどを買ったことがないのです)

 私も妻もいたって平凡な人生でしょうか。妻がせっせと毎年買い求める宝くじも最高一万円、私に来る毎年800枚程度の年賀状も最高はレターセット、氏神様の福まきも亀の子たわしやティシュペーパー程度です。濡れ手に粟の大金が転がり込むことのなかった人生を振り返ると、だから幸せだったのかなあとも思います。でも二日後に締め切りの迫ったこの時期に切手シートが転がり込んだのですから、最高にハッピーな一日だったと思っています。

 人生色々なことがあります。泣いたり笑ったり喜んだりと、ささやかながらの日々に一喜一憂しながら老いという坂道を歩いている今日この頃です。

  「ささやかな 切手シートの 当たりくじ 期限間近に 気がつきセーフ」

  「台風が 来たから貰う 当たりくじ 台風来なけりゃ 当たるも気付かず」

  「雨降りて のんびり過ごす 一日も 俺には至福 いい日旅立ち」

  「年賀状 使って便り 出す人に 私も年賀の 残りハガキで」

  

 

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