shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年4月8日

○産直市が増えました

 商店街の衰退と何か因果関係があるのか分りませんが、最近田舎の各地にやたらと産直市が生まれています。いかにも手作り、いかにも田舎という雰囲気をもろに出して、新鮮市、ぴちぴち市などの手作りのぼりがその雰囲気を盛り上げています。自分で作ったものに値段をつけて売るため商品には中間マージンがかからなにのですから市価より安く、しかも新鮮というのが売りでしょうが、最近はバーコードなどをつけて商品管理するなどかなり苦労や投資の後が見えるのですが、開店後一年が過ぎて行って見ると、かなり様変わりしている事に気付きます。運営が上手く行かず客足が遠のき止めてしまって安普請のプレハブ小屋だけが残っている所、客が付いて繁盛はしているものの明らかに産直とは違う外から仕入れたものが品よく並んでいる所、相変わらずみかん類が主流を占めている所など様々です。

 産直市を始めるに当って行政が補助金や助成金を出して建物を立て、農協や漁協が運営をバックアップしている所は上手く行かない場合はいつでも止めれますが、みんなが共同出資で始めた産直市は出資金を融資に頼っている場合も多く、止めるに止めれぬ事情があるものですから、色々な知恵を出して加工品を作ったりそれは大変な努力です。そうした本物の産直市は補助金や団体に頼らず「本物と真心」を売っているからお客さんも満足するのです。

 産直市の主役は田舎のおばちゃんが殆どです。これまで農家は親父が主役でおばちゃんは親父の言うとおりにすれば飯が食えたのです。ところが作れば農協が売ってくれ、作り方まで丁寧に農協が教えてくれていましたが、農協が広域合併して営農より共済や物売りに熱中し、米もみかんも脳居に任せていたら飯が喰えない時代がやってきたのです。当然生活を守る運動がおばちゃんを主役として農村に生まれました。これが産直市なのです。中にはパソコンを使って産直市を大々的にやってマスコミに取り上げられているものもありますが、おばちゃんが田舎の言葉で自分の作ったものを自信を持って手渡しする信用商売こそ小さくても本物だと思うのです。そんな産直市に行くとなんとなく気が休まるし、また来ようという気持ちになります。私はあまのじゃくでしょうか、そんなおばちゃんの店を応援したくて、大きなお店には殆ど寄りません。先日も南予のそんな店に顔を出したら「あっ、こないだテレビに出とった夕日の・・・・」なんて会話が飛び出して、買わんでもええものまで買ってしまいました。私しゃああまのじゃくです。はい。

  「これ上手い 言うから買って 食ってみた 本当に美味い 今度また買おう」

  「小の店 訪ねる俺は あまのじゃく 世間話が ほのぼのしてて」

  「産直と 言ってる割には 地のものが 揃っていない 看板偽り」

  「親父など 当てにしてたら 飯喰えぬ おばちゃんも一つ 踏ん張り生きて」

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