shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年4月5日

○史談会が誕生しました

 双海町という自治体が合併によりなくなって丁度一年が経ちました。双海町という時代に築かれた団体や機関は統廃合の憂き目に会ってあっさりその旗を降ろしてしまいましたが、何とそんな中で生まれるグループがあるのですから世の中は面白いものです。

 合併を記念して改定「双海町誌」が2年間の苦労を経て出来上がったのは一年前のことでした。閉町のタイムリミットも近づいて何かと慌しいなかで、編纂委員さんはそれぞれの立場で努力をしていただき、短い時間にしては立派な町誌が出版されました。そのメンバー数人が、双海町の歴史を語ったり文章化することを考えて好きものを勧誘し24人のメンバーが揃い、今日の設立総会と相成ったわけです。歴史に詳しいいわば双海町の一時代を築いた方ばかりの会員が年会費2千円で会を運営しようというのですから、しかも失礼ながら年齢的に盛りを過ぎた人が殆どですからそんなに大きな期待は持てません。でも金や年齢だけではなく、その心意気は相当なもので、自己紹介では薀蓄を長く短く喋り捲り、凄いパワーを感じました。

 私は退職を機に民俗学の研究を細々と続けています。耳も遠くなった親父との話は主に下灘漁村の民俗学に焦点を絞って、元気な今のうちにとコツコツ聞き取りしたことをまとめています。何年か後にはそれを一冊にまとめてみたいと思っています。そう自己紹介でお話をしたら会の終了後早速一会員から、近いうちに話をしようという申し出がありました。同じ町に住みながらこんな話をしたことも聞いたこともないだけに、ああいい会を通ってくれたなあと、事務局を担当する事になったかつての同僚だった中尾先生の若さと行動力に感謝しています。

 早速家に帰って色々なことを考え、色々な心に浮かぶことをメモしながら下灘の民俗学を考えてみました。多分こんな馬鹿げたことを考えるのは私が最初で最後だろうなあと思いつつ、宮本常一の本を読んで見ました。奥の深かった宮本常一の世界が少し見えてきた感じです。

 明日は孫を連れて人間牧場へ行く予定はないのですが、改めて沖合いに浮かぶ春の周防大島に思いを馳せながら読書の時間を取りたいものです。

 小さな世界から大きな世界へ目を向けた私の人生も、いよいよ大きな世界から小さな針の穴へと回帰しつつあることを感じながら・・・・・。

  「消えた会 多いというのに 出来る会 身をゆだねつつ 意の向くままに」

  「一家言 ある人ばかりで 賑やかに 史談の会は いつまで続くか」

  「えっあの人 既に喜寿という 一緒年とり 私も還暦」

  「歴史とは 人の生き様 語ること 表舞台を 裏の舞台へ」 

 

 

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