人間牧場

〇地域教育実践交流集会(その4)

縄田さんの車のタイヤパンク
縄田さんの車のタイヤパンク

 ⑩タイヤパンクのハプニング
 全てのプログラムを終え、後片付けをして国立大洲青少年交流の家を後にしました。施設に通じる下り坂を下りたところで、路側に一台のワゴン車が止まり、その周辺に10人ほどの人だかりがしていました。ワゴン車の前に車を止めて降りてみると、どうやら大分県の縄田さんのようでした。車の右後のタイヤがパンクしたらしいのです。早速ガソリンスタンドやJAFに電話をしたり、交流の家の職員も駆けつけ対応していたようですが、この日は日曜日の午後とあって、対応に時間がかかるようでした。勿論私も義妹が亡くなって2七日のため、仏前を訪問する予定で先を急いでいたので、後ろ髪を引かれる思いで現場を後にしました。その後メールやfacebookでのやり取りだと、何とか修理が出来、遅れた便で無事帰宅したとの事でした。私もかつて出張先鳥取で時ならぬ大雪に出会い、スリップ事故で車を大破し、散々な目に遭ったことがあるだけに、特に日ごろお世話になっている縄田さんだけに、他人事とは思えない心配でした。

 ⑪忘れ物のハプニング
 国立大洲青少年交流の家を出た、北只交差点信号を過ぎた所で、職員の一宮さんから電話が入りました。ショッパーズに車を入れて電話を聞いたところ、「若松さん、カバンを忘れていませんか?」とのことでした。車の中を見渡してみると、私の着替えを入れていたリュックが見当たらず、「しまった」と思い、引き返しました。この日私は朝食後宿泊室を出て、午前8時からのインタビューダイアローグの打ち合わせのため、荷物を持ってオリエンテーション室へ向かいました。そこで集まった人たちに進め方をレクチャーし、荷物を置いたまま会場へ入り大役をこなしました。2時間40分もの仕事をした清々しさから、すっかり荷物のことを忘れてしまったのです。歳をとったせいでしょうか?、忙し過ぎたからでしょうか?、まあどちらとも取れる大失態のハプニングでした。「お父さんは持ち歩くものが多過ぎるから忘れるのは当然」と妻にいつも言われています。木になるカバン、名刺入れ、ハーモニカ、電光掲示板、二宮金次郎銅像、知行合一の木彫りなどなど、よくもまあ持ち歩くものがあるものです。

 ⑫今年もギノー味噌をいただき配りました
 私は自分の似顔絵名刺の裏に、「裏が味噌」と書いたギノー味噌の、コマーシャルを載せています。このコマーシャル代で名刺を印刷しているので、名刺印刷代はギノー味噌が出してくれるという、したたかな算段です。さらにこの名刺に添えて100g入りの麦味噌までいただき、色々な場所で配って販促に協力しているのです。今回も参加者に名刺を配り、いただいた麦味噌100gパックを配らせてもらい、参加者は大喜びで我先に持ち帰りました。お陰様でギノー味噌の利用者が増えてきたことを実感するようになりました。最近ギノー味噌では商品のアイテムも一段と充実して、社運隆盛といった感じです。味噌は醤油とともに日本の食文化の隠し味として、なくてはならない調味物です。特に日本食を代表する味噌汁は、なくてはならない日常食で、ギノー味噌の麦味噌はとてもいい味をしていて、人間牧場の鱧の味噌汁は全てギノー味噌を使って味付けをしていて、誰からも喜ばれています。

  「大分の 親友タイヤ パンクして 帰るに帰れず 旅先難儀」

  「進行に 熱入れ過ぎて わが荷物 忘れる私 やはり歳だな」

  「100g 小袋もらい 全員に お味噌を配る みんな喜ぶ」

  「今年も 色々あった 研修会 お後宜しく 来年もまた」 

 

 

 

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人間牧場

〇地域教育実践交流集会に参加して(その2)

書道パフォーマンス
書道パフォーマンス

 ⑤歓迎アトラクション
 今年の集会歓迎アトラクションには久万山五神太鼓保存会と愛媛県立みなら特別支援学校松山城北分校、愛媛県立川之石高校書道部の若い人たちが出演してくれました。面をかぶって大人顔負けの五神太鼓を演じた子どもの中には5歳の可愛らしい子どももいて、特別な緊張感で演奏中に一人気を失ったりしましたが、大丈夫な様子でした。みなら特別支援学校の子どもたちの伊予万歳赤穂浪士の段も、見事な書道パフォーマンスで笑顔という文字を音楽に合わせて無心に大書する姿にも、大きな拍手が起こりました。

賑やかにワークショップ
賑やかにワークショップ

 ⑥オリエンテーションと歓迎ワークショップ
 オリエンテーションは毎回実行委員会のメンバーが、交代でやるのですが今回は中予教育事務所の灘岡さんが世代交代をして、また歓迎ワークショップは三崎の朝野さんが昨年に引き続きやってくれました。いずれも本業は教員ながら社会教育の経験も長く、大いに将来が楽しみです。昨年富士山登山をしている最中の朝野さんに、実行委員会最中の私が携帯で電話を入れ押し付けた経緯があり、今年も続いての当番となりましたが、見事に役割を果たしてくれました。嬉しい出来事でした。

 ⑦分散会
 今年は11分散会が行なわれ、33の発表が出揃いました。来年度の参考にしたくて、幾つかの分散会を見て回りましたが、参加人数が15人~20人程度のグループだったので、2時間半が長くも短くもなくいい雰囲気で流れていました。わが町からは11分散会に読み語り隊の冨田さん、10分散会に双海町子ども教室の宇津さんがそれぞれ発表するので、時間を割いて聞きに行きました。地域おこし協力隊・冨田さんの洗練された絵本読みも、大学生ながらジュニアリーダーとして活躍している宇津さんの熱い思いも、十分参加者に伝わったようでした。

楽しかった夕食交流会
楽しかった夕食交流会

 ⑧夕食交流会・チャリティオークション
 夕食交流会は一番の楽しみです。青少年交流の家のレストランは毎年、調理人さんが腕によりをかけて料理を作ってくれていますが、今回も食べきれないほど美味しい料理が並びました。特におでんの大根は絶品でみんなあっという間に食べ尽くしました。武智さんと吉見さん二人の息の合った司会進行やトーンチャイムによる大合奏も大笑いでした。私と松本さん、それに赤石さん宇津さんの4人で皆さんが持ち寄った物をオークションにかける催しは一番の呼び物で、押し売り宜しく4万7千円もの売り上げがあり、大いに盛り上がりました。ちなみに私も人間牧場蜂蜜を提供させていただきました。漁夫の利を得たのは赤石さんたちで、いつの間にか募金箱をちゃっかり用意して、福島キッズのための募金をやっていました。

  「歓迎の アトラクションで 子どもたち 大人顔負け 大きな感動」

  「若い人 どんどん出番 作るゆえ 将来楽しみ 私もそろそろ」

  「分散会 わが町二つ 出番あり どちらも上手く 発表してた」

  「ウォークション 売った買ったと 声かけて いつの間にやら 全部なくなる」

 

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人間牧場

○地域教育実践交流集会

  昨日と今日の二日間、国立大洲青少年交流の家で地域教育実践交流集会が開かれました。この集会を開催するため、何回も実行委員会を開き、半年がかりで準備を進めてきましたが、今回は過去6回のどの集会よりも、統率の取れた良い集会となりました。 私は過去6回のどの集会もそれぞれ重要な役割を担い、今回も二日目の特別企画インタビューダイアローグの2時間40分の長い討論の司会を、山本英明先生、中尾茂樹先生の3人で担当しました。 綿密な進行計画を立てた訳ではありませんが、壇上に上がったパネラー5人は、私の支持に従っていい発表をしてくれましたし、フロアーからの意見もかなり拾うことができて、いい流れで進行することが出来ました。 讃岐先生を中心にした5人による 事前の目覚ましトークも、まるでシンポジウムのプロローグのようで、「あなたの町のまちづくり」に素敵なアプローチをしてくれました。 直前の東京出張と重なりかなりタイトなスケジュールでしたが、やっとその重さから開放され、自宅へ帰ってきました。

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〇第1回観光カリスマ懇談会(その2) 

 私の背広の内ポケットには、既に一昨日に過ぎてしまった「第1回観光カリスマ懇談会」の席でいただいた沢山の名刺が膨れるほどあります。退職して10年が経つというのに、多少少なくなったと言いながら、一年間に交換する名刺の量は相当なもので、余り整理をしないまま書棚の定位置にうず高く積まれています。多分今回の東京で貰った名刺の束も、その運命を辿ることでしょうが、逆に今回も私の名刺の反応は上々で、今日から始まる地域教育実践交流集会に行くため、名刺入れにまた新しい名刺を仕込まなければなりません。

 さて今回は松山飛行場で急に思いついたことがあります。東京での会議が午後3時30分からということもあって、東京駅近くになる活性化センターへ立ち寄ろうと思いました。活性化センターには愛媛県庁から前神女史が課長として出向しているし、色々な知り人がいるのに、まだ一度も訪問していないことに気付いたからです。前夜史談会で出会った友人の市役所職員松本さんが、「東京へ行ったら地域活性化センターの前神さんに会って帰って下さい」と言われたことを思い出したからです。

 空港ロビーから松本さんに電話を入れ、前神さんの電話を聞き出し電話を入れたところ、運よくアポが取れました。羽田に到着した私は浜松町でモノレールから環状山手線に乗り換え東京駅に到着し、12時30分に八重洲北口大丸前で前神さんと落ち合いました。鳥取から出向している職員さんと3人で近くの食事処へ昼食を食べに行きました。肉の余り好きでない私ですが、前神さんと同じ豚丼を注文し美味しくいただきました。その後活性化センターへ初めて立ち寄りました。

 もう20年も前に私の話を聞いたという埼玉から出向の課長さんや、人間牧場へ来たことのある顔馴染みの人たちを交え、お茶を飲みながら色々な話に花を咲かせました。私の名刺や電光掲示板が余程珍しかったのか、沢山の人に集まってもらい、いい交流をすることができ、これで次に東京へ行った折立ち寄る場所が出来たと内心喜んでいます。一年中講演などで日本国中旅をしている私にとって、東京は通過地点にしか過ぎませんでしたが、東京の知り人を訪ねるのも悪くないと思いました。私は今回木になるカバン内の七つ道具である中身を全て取り出し、着替えやタブレット端末等を入れ、木になるカバン一つという手軽な旅にしたお陰で、肩の凝らないいい旅となりました。

  「一束も あるほど名刺 いただいて はてさてこれら これから先は」

  「出張の 途中立ち寄る 場所できた 通りすがりの はずの東京」

  「東京の 職場出向 愛媛人 ふるさとなまり 懐かしく聞く」

  「今回も 思いで残る いい旅を させてもらって 幸せでした」

愛媛新聞に掲載された観光カリスマ懇談会の模様
愛媛新聞に掲載された観光カリスマ懇談会の模様
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人間牧場

◯羽田に到着

  朝6時から品川プリンスホテルの体育館ほどもある大きくて広いレストランで、バイキング料理を楽しみました。前夜の観光庁での立食夕食会は軽食だったので、かなり腹が減っていて、多少多めの朝食となりました。周囲には外国人が多く、まるで外国へ行ったような雰囲気でした。すべての料理が一流でした。 ホテルを早めにチェックアウトして、普通は浜松町からモノレールで羽田空港に向かうのですが、今朝は品川から京浜急行で羽田入りしました。 全国的には寒波の影響で寒くて強風欠航もあるようですが、羽田は天気も回復していて、松山便は大丈夫なようです。 友人の大野さんから携帯で友人のお母さんの訃報が届きました。

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shin1さんの日記

◯今宵は東京にて泊まります

  今日は国土交通省観光庁での会議のため東京へ来ていますが、交流会が遅く最終便の飛行機に間に合わないため、今宵は東京に泊まっています。品川駅前の品川プリンスホテル24階の部屋はとても広く快適です。 私はこれまでどちらかというと旅に金をかけないタイプなので、今回はかなり贅沢な旅です。久しぶりに日本の中心地東京の街を歩きましたが、肩肘擦り合う感じがして、活気は感じるものの、行き交う人は誰も無口で通り過ぎてゆきます。 明日は早起きして東京を脱出する予定です。

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人間牧場

〇11月の五行歌

 昨日松山五行歌11月歌会の結果が、主宰者である見山あつこさんから送られてきました。出席歌・欠席歌の数々にはいつも感心させられますが、反面自分の送った駄作歌には今回も〇▲□×÷といった感じがして、浅学菲才を恥じました。
 私の今回の歌は次のとおりです。

  だめよだめだめ
  流行語
  どこで使って
  良いかもわからぬ
  今でしょう

 講評には次のような記事が載っていました。
 「☆今年の流行語大賞にノミネートされるであろう、お笑い芸人の鉄板ネタ「だめよだめだめ」。使い道がわからないといいながら、意外とサラッと使えてしまうものです。旬の言葉を切り取り、昨年の流行語「今でしょう」と組み合わせてまとめられたのはお見事」と評されていました。ちなみに出席歌一席はまあこさんの次の歌でした。

  細りゆく命の
  背もたれとなり
  夫を抱く
  静かに
  深き秋へと

 ちなみに欠席歌の一席は和子さんの次の歌でした。
  水面に一枚の枯葉
  激しい流れに身をまかせ
  石につまづき
  舞いながらゆっくりと
  流れゆく 人生のように

 出席歌一席も欠席歌一席も、私には到底真似のできない秀作です。さて末尾に見山あつこさんが達筆私信で、「若松進一様 今年もあと一ヶ月を残すのみとなりました。いつも楽しい歌をありがとうございます。12月もよろしくお願い致します。見山あつこ」と書いてくれました。いやはや嬉しい言葉です。この私信は短いながらまるで五行歌のように私の心を揺さぶりました。「そうだ今月の歌を作って送ろう」と思いました。見山あつこさんこの一年、ご指導ありがとうございました。

  「ノミネート された中から 流行語 大賞射止め だめよだめだめ」

  「また駄作 秀作比べ 気落ちする いつも誓うは 今度こそなり」

  「短いが 達筆私信 心打つ 気を取り直し 駄作を作る」

  「一年が あっという間に 過ぎて行く 残り火僅か 気を引き締めて」

 

 

 

 

 

 

 

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人間牧場

〇やっと私も冬モード

 私は若い頃から薄着タイプで、下着は袖なしのランニングで一年中通していました。またズボンの下にパッチも履かずにいましたが、さすがに寄る年波には勝てないのか、少し寒さを感じるようになり、真冬だけはパッチを着用していますが、まあ薄着の方です。でも息子はもっともっと薄着で、寒中でも半ズボンに半袖で、体力づくりのため毎朝庭に出て木刀の素振りを欠かさず行なっています。妻は息子の薄着を見ているだけで寒くなると言っていますが、当人は平気なようです。

毛糸の帽子と手袋でやっと私も冬モード
毛糸の帽子と手袋でやっと私も冬モード

 寒さを感じるようになったこの半月前から、何を思ったのか私は5年ぶりにジョギングを再開しました。ジョギングといっても往復2キロ程度の道程を早足くらいな速度で走るのですが、最初は汗をかいていたのに、慣れたせいか外気温が低くなったせいか汗もかかず、ポカポカする程度になってきました。最近まで帽子は運動帽でしたが、昨日から寒いだろうと妻が用意してくれた、毛糸の帽子と手袋をはめ、ヤッケを着てやっと私も冬モードです。

 今朝は昨夜まで強かった風も少し収まりましたが、寒さはかなり強かったものの、帽子と手袋のお陰でまさにポカポカでした。今のところ体のどこも痛くもかゆくもなく、疲れも感じないほど正常です。日常の運動が体を作っているからか、先日子ども体験塾で黒山登山をしましたが、足腰に痛みを感じることもありませんでした。体は歳とともに老化をします。しかし体力は鍛えれば鍛えられることが分っているので、これからも毎日1万歩程度のウォーキング+ジョギングやエクササイズを心がけたいと思っています。

 今年の冬は昨年同様、孫二人と早朝ウォーキングをやろうと孫二人と相談がまとまりました。去年は孫たちについて走るのがやっとでしたが、今年はウォーミングアップも既に出来ているので、妻から「年寄りの冷や水にならないように」と言われようが、頑張って走りたいと思います。歳をとるとやることもなく、1日1日が何げなく過ぎて行くと、周りの同年代の人たちが話しています。また新聞のお悔み欄には同年代の人が亡くなるのも、わがことのように感じるとも言っています。もう少し健康寿命を謳歌したいものです。

  「寒くなり 毛糸の帽子 手袋を はめてさっそう ジョギングする」

  「年寄りの 冷や水言われ ムッとする 若くはないと 悟りながらも」

  「歳とると 何故か寒さが 身に染みる やっぱり暑い 夏の方がいい」

  「ただいまの ところどっこも 悪くない 健康寿命 さらに延ばそう」

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人間牧場

〇冬がやって来た

 「今年の冬は暖かい」、誰もがそう思っていましたが、やはり季節は巡るもので、12月1日の師走となると一転、天地を揺るがすような北西の季節風が吹いて、気温も一気に7~8度も下がり、ブルブル震える12月を迎えました。昨日の夕方5時半ごろ、町内三島で住宅火事があり消防車のけたたましいサイレンが鳴りましたが、今朝の新聞によると強風にあおられ自宅が全焼したようで、町民の不幸を思うとこの寒空に寂しい限りです。

風波激しい伊予灘の海
風波激しい伊予灘の海
大型堤防を平気で乗り越える大波
大型堤防を平気で乗り越える大波・向うに霞むのは伊予の小富士

 昨日の夕方所用で上灘駅まで出かけましたが、海の時化は相当なもので、大波がシーサイド公園の西堤防を簡単に乗り越えて、砂浜に小さな池を作っていました。また上灘漁港の沖合いに設置したとてつもなく大きな防波堤でさえ、うねり波が水しぶきを上げて高々と越えていました。この分だと当分の間漁船は漁にも出られないようで、係留された漁船の舳先には沢山のカモメがうずくまるように止まっていました。

 今朝はいつものように午前6時20分に自宅を出て夜明けの道をジョギングしましたが、まあ風が強いのなんのって、被っている帽子も吹き飛ばされそうだったし、行きは追い風ながら帰り道は強い向い風に遭い中々前へ進みませんでした。今朝は万歩計をズボンに入れるのを忘れたため、どれほどの歩数だったか定かではありませんが、毎日の経験からすると朝のジョギングで6千5百歩程度のようです。

 この寒さで風邪を引かないように96歳になった親父の隠居では、一ヶ月前からエアコンを24時間つけっぱなしにして部屋を温めています。余り暑いと外に出た時の温度差が大きいので、少し低めの20度に設定していますが、今のところ親父は「温かい」と感じているようで、デイサービスに出かける日だけエアコンを消して窓を全部開けて空気の入れ替えをしています。冬来たリなば春遠からじ、今年の冬も風邪を引かず元気に乗り切って欲しいものです。

  「冬一番 天地揺るがす 風が吹き 寒さに体 縮んでしまう」

  「追い風と 向かい風受け ひた走る 70なっても 元気をゲット」

  「昨日夕 町内で火事 強風で 住宅全焼 悲しい出来事」

  「隠居部屋 20度設定 春日和 親父薄着で 1日過ごす」 

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人間牧場

〇広島県竹原市忠海からのお客さん

 広島県竹原市といえばNHK朝ドラ「マッサン」の舞台となっている、古い町並みの残る中国地方山陽路の「小京都」です。私は何度か竹原を訪れていますが、特に竹原市忠海の公民館へは何度も講演に訪れ、当時公民館長をしていた竹本英子さんとは、私的なお付き合いも長年やっていて、そうしたご縁で先日も昨年に引き続きご主人が丹精こめて作ったという自然薯が届き、また忠海公民館で長年取り組んでいるキビ栽培で作った餅やクッキーまで送ってもらっています。

忠海の美女たちに囲まれて
忠海の美女たちに囲まれて

 その竹本英子さんから、「11月29日に人間牧場を訪ねて色々と話を聞きたい」とメールが入りました。メールの相手は英子さんではなく「九郎」と書かれていたので、「あるいはご主人の名前かも」と勝手に思い込みメールのやり取りをして、結局29日の午後2時で相談がまとまりました。しかしこの日は既に午前中子ども体験塾の黒山登山、午後1時からは島根県出雲の南さんの来牧予定が入っていて、仕方なく軽トラ市に来る予定の松本さんに案内を頼みました。松本さんは快く引き受けてくれましたが、その後悪天候を予測して軽トラ市が延期となってしまい、松本さんにはわざわざの対応になってしまいました。

 少し早い午後1時過ぎ竹本さんたちご一行5人は、松本さんの案内で人間牧場へやって来ました。先約の南さんたちとバッティングしたものの、その後は座布団を敷いて2時間近く色々な話をしました。運転でやって来た男性は私の思惑通り竹本英子さんのご主人で、公民館と地域づくり協議会の関係や、10年が経ったキビ作りの今後のことについて助言を求められました。人間牧場で行われている様々なプログラムと、人間牧場の経営について、二宮尊徳の「経済と道徳」を引用しながらこれからの生き方に迫りました。

 これまでの公民館活動や地域づくりはどちらかというと、人の懐を当てにすることが多かったように思うし、マンネリの謗りを拭うことができませんでした。(続きは後で~)それを払拭するためには精神的にも経済的にも自立することです。これまではややもすると経済は二の次でしたが、経済基盤がしっかりしていないと持続することもできじ、結局は空中分化し、やらないほうが良かったということになってしまうのです。さて竹本英子さんたちご一行はどんなヒントを得て、これから何を目指してどんな進化を始めるのでしょう。とりあえず3年後、5年後が楽しみです。

  「マンネリは 人の心の 有り様と 思えば人の 心変えれば」

  「経済が 基盤にないと 長続き しない心得 肝に銘じて」

  「キビ団子 犬猿キジに 桃太郎 おとぎ話を 見習いましょう」

  「悩むから 次の目標 見えてくる もっと楽しく 感じるままに」

 

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