人間牧場

〇テレビ出演のリハーサル打ち合わせ
 先日東京からテレビ出演の電話が入りました。詳しいことは電話なので余り分りませんでしたが、プロデューサーの話によると「夕日のことについて取材がしたい」とのことなので、断る理由もなく、取材に行く4月19日その日のスケジュールを開けておくよう依頼があり引き受けました。

テレビの取材

その後4月3日に別のディレクターが事前打ち合わせと称して東京からやって来て、夕方シーサイド公園でお話した時も、まだそれほど中身は詰まっていませんでしたが、2日前に電話が入り「4月19日の前日にリハーサルを兼ねた打ち合わせを行いたい」旨の電話が入ってビックリ仰天でした。

 夕日の取材は天候条件に大きく左右されるため、このところの荒れた天気や黄砂のことを心配して前撮りするかも知れないと勝手に思い込み、「ハーモニカを持って来てください」と言われて2度ビックリでした。指定された昨日の夕方5時30分出かけましたが、スタッフ15人がカメラを回したりしながら、かいがいしく働いていました。本番撮影は今日の午後6時からです。

「東京から テレビ取材の 依頼あり 夕日と聞けば 引き受けなくちゃあ」
「海のもの 山のものとも 分らずに あれやこれやと 撮影近づく」
「驚いた スタッフ人数 15人 私も出演 予定があるよう」
「まあいいか なるようになる 気楽です 責任を取る こともない故」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇どうなる田舎の農地
 最近私たちの住んでいる田舎では、作り手が高齢や病気になったり、持ち主が他所に転居して放置され、荒れたままの農地が年々増えてきました。急斜面に農地を持っている人から見れば羨ましくなるほどの平地の田んぼすら、3年も不耕作が続くと、原状回復が難しくなるほど雑草に覆われています。

荒れ始めた農地

 わが家の下の田んぼも持ち主のご主人が病気で長期療養のため不耕作地となってしまいました。知人の紹介で松山に住む女性が借り受け、暇を見つけて野菜を作る仕草をしていますが、草に負け害虫に負け、イノシシに負けて、野菜の収穫など殆どしていないようです。

 農地を守る仕事は市役所の農業委員会の仕事と思うのですが、現状に気がつかないのか怠慢か、余りにも問題が大き過ぎて手が受けられないのか、放置したままです。このままだと農村の景観を損ねたり危険になると危惧しています。大河ドラマ「さてどうする家康」ではありませんが、妙案は?????。

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇タンポポのように
 春になると畑の隅に黄色いタンポポの花が咲いて、思わず立ちどまり座り込んで見てしまいます。やがて季節が進むとこれらの野の花々は、雑草というひっくるめた名のもとに、草刈り機の餌食となって跡形もなく消えてしまうのです。

 若い頃頼まれて雑誌に、その頃仲間とともに夢中になっていた無人島キャンプの模様を、「感動はタンポポのように」という粗末な記事を書いたことを思い出しました。捨ててはいないのでどこかにしまい忘れていますが、そのどこかさえも分らぬ歳になりました。

 昨日畑の隅に草刈りの難を逃れたタンポポの花柄を見つけました。それは奇麗な白い球状で、間もなく風が吹けば散り、風に乗ってどこか近くの場所に着地し、種となって芽生えるものと思われます。タンポポの花のように自分の幸せや感動をあちらこちらにお裾分けしたと思いました。

 青春時代は理想に燃えた「恰好いい考え」でした。気持ちだけは今もその純粋さを持っていますが、大したことも出来ぬまま歳を重ねています。今からでも遅くはない。歳のせいにすることなく、「タンポポのように」理想を追い求め続けて生きたい・・・。

「感動は タンポポのようにと 書いた記事 雑誌に載った どこへしまった」
「畑隅 黄色いタンポポ 咲いている 思わずしゃがんで 奇麗と愛でる」
「草刈の 難を逃れた 綿帽子 風に吹かれて どこかへ着地」
「理想燃え 動いたあの頃 懐かしい まだまだこれから タンポポ勇気」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇今や日本はワンワン・ニャアニャア王国
 最近近所で犬や猫を室内で飼う家が増えてきているようです。隣の家では昼間夫婦で仕事に出掛けて留守になるので、飼っている3匹の猫のために冷暖房を年中つけていたり、1匹の犬は1ヶ月に1度シャンプーやカットに連れて行くそうで、ペットフードを加えると毎月相当な費用がかかるそうで、家族が減って寂しい暮らしを癒してくれるらしく大事に育てています。動物愛護の観点からいうといいことに違いはありませんが。人間と動物の区切りが無くなって、完全に家族の一員となっているようです。

 江戸時代5代将軍徳川綱吉が哀れみの令というおふれを出したことがあったようですが、先日お寺にペットが死んだら葬式や戒名をどうするか相談に来た人がいたようです。最近は葬祭事情もすっかり様変わりして、家族葬が主流となりつつあるばかりか、お墓を作らない、仏壇を作らない、区切り毎の法事などもしない家が増えつつあるようです。それでもペットと一緒のお墓に入りたいとはどういうことでしょう。

 昨日の新聞折り込みチラシに、犬や猫の売り出し金額が載っていて、犬だ25万円、猫だと15万円するようだし、トリミング料金は5千円~7千円もするようで、私のスーパー散髪代1回1800円をはるかに超えています。人口は少子化の影響で閉り続けていますが、今や日本はワンワン・ニャンニャン王国になるかも知れません。

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇今年もツバメがやって来て糞害です
 このところ中国から黄砂が飛んで来て車が汚れていますが、これも自然現象ゆえ収まるのを待つしかありませんが、今度はわが家の車庫内にツバメがやって来て巣つくりを始めたようで、せっかく車庫に入れている普通乗用車のボンネットの上に糞を落として困っています。

 妻は御幣担ぎの所があって、ツバメがせっかくこの家を選んでくれたので、子育てが終わるまでは大事に見守ってあげようと、車庫のシャッターを閉めないようにして欲しいと頼まれました。汚れても車を洗うのは私ですから、妻にしてみれば痛くもかゆくもない故の発言のような気もしますが、それもそうよと同調しています。

 糞除けに薄いブルーシートをボンネットに被せていますが、今日は乗用車に乗る予定なので、このまま汚れたまま出かけることも出来ず、車庫から車を出してボンネットの糞を洗い流し綺麗にしましたが、これから当分の間は妻の言う通りツバメ第一で対応したいと思いました。糞害に多少憤慨している今日この頃です。

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇不器用な私の挑戦
 若いころから、器用な親父に「お前は不器用だ」と烙印を押されて大きくなりました。それもそのはず私設公民館煙会所を小さいながらも自分で建ててくれたほど器用だった親父から見れば、鋸やカンナ、ノミなど殆ど使ったことのない私ゆえ、「不器用」と言われても仕方がないのです。

 その器用だった親父が8年前に亡くなりました。今も親父の使っていたこれら日曜大工の小道具が残されていますが、私や息子が時々使って作ったり治したりに挑戦しています。昨日家の勝手口の沓脱座板が壊れ、妻はあいにく怪我をするところだったようで、直して欲しいと頼まれました。

 折れたねじ釘をインパクトやペンチを使って丁寧に抜き、ドリルで穴を開け変えてねじ釘で止めて一丁上がりでした。妻は親父が存命中でも私の見方のように、「あなたは不器用じゃない」と褒めていましたが、昨日は心から「お父さんも器用だね」と褒めてくれました。

背負子のロープ巻きに挑戦

 その余勢をかって、先日知人の大工さんに作ってもらった背負子に細いロープを巻き付ける作業をしました。文句を言う親父もいないので少し不安になりながらもうまく仕上がり、自画自賛「わいも器用だ。中々やるわい。親父どうだ」と少し胸を張りました。

「親父から 不器用烙印 押されてた 今もそのこと
気になりながら」

「今はもう 親父他界し いなくなり 親父遺した 道具使って」
「器用だと 妻と女性が 褒めてくれ その気になりつつ
馬鹿げた話」

「不器用を 地で行く私 これからは 親父目指して
                                                                                少し努力し」

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇突然の来訪
 このところ年度初めということもあって、予期せぬ人が時々訪ねて来ます。私も出歩くことが多く家を留守にしていると、名刺やメモ書きが玄関先や郵便受けに入っていることもしばしばです。一昨日そんな予期せぬ来客が帰ったので、書斎でパソコンをいじっていると、市役所の松本さんがいきなり窓を叩くのでびっくりして外に出ました。

新任の地域おこし協力隊員山田さん

 聞けば所用でこちらへ来たので立ち寄ったそうで、この春から伊予市の地域おこし協力隊の隊員となった山田さんとご一緒でした。私設公民館聞煙会所でしばらくの間お話をさせてもらいましたが、聞けば山田さんは大阪出身とのことで、これから活躍に期待をしていますが、縁あって伊予市を選び、伊予市に選ばれて来た幸運をどう生かすか、まずは「一」からです。

 「一を創り 十を知り 百を考え、千を伝え 万を動かす」という言葉があります。つまり「万を動かしたかったら千を伝え、千を伝えたかったら百を考え、百を考えるには十を知る前に、創りたい一から始める」ことです。「たかが3年されど3年」、人を納得させるような自分になって欲しいと願っています。

「春異動 多くの人が 新天地 何をするのか 何がしたいか」
「まず一歩 踏み出す前に 一創る これが中々 出来ずに苦労」
「給料を 貰って修行 出来る人 しっかりせよと 言ってやりたい」
「3年は アッという間に 過ぎて行く たかが3年 されど3年」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇花の咲く季節
 春が来ると家の庭や近所の人の庭、それに道端に色とりどりの花が咲いて目を楽しませてくれています。私は花が大好きですが忙しくてそれほど花の世話は出来ず、むしろ家の周りの花づくりは妻の役目です。

 それでも自分が植えたか僕は覚えていて、花の時期が来ると思い出しています。その中でも気に入っている花はヤマブキとオオデマリです。ヤマブキは鮮やかなヤマブキ色で、同じ黄色でも菜の花とは違った色合いをしています。

 一方オオデマリは白花系とピンク系それにグリーン系があるようですが、わが家のオオデマリはグリーン系で、近所の人に一枝貰ったのを挿し木して育てたのが大きくなったもので、グリーン系の花は珍しいので毎年花が咲くのを楽しみにしています。

 昨日畑の隅でアザミの花を見つけました。まだそれほど花は開いていませんが、葉っぱがトゲだらけなため、やがて草刈り機の餌食となって刈り取られてしまいます。野趣たっぷりのアザミの花も私の大好きな花の一つです。

「家の庭 ヤマブキ色の 花が咲き 春が来たよと 言ってるようだ」
「オオデマリ 深い草色 珍しく 大好きな花 挿し木で育て」
「トゲがある ゆえにやがては 草刈り機 刈られてしまう 悲しき運命」
「冬を越し 一生懸命 咲いた花 愛でてやらねば 可愛そうです」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇お坊さん人形との出会い
  一昨年久万高原町で開かれた四国へんろ道文化世界遺産化の会のフォーラムにパネラーとして招かれた折、ひょんなことから人形作家林さとみさんという女性に逢いました。その後林さんと写真家の展覧会があるというので、妻を誘い久万高原町まで見学に行きました。その折妻は受付でお坊さんの人形を1体買い求めて持ち帰り、お守りにしてはどうかと私にくれました。

 その後そのお坊さん人形は私の机の上に置かれ、朝晩手に持ったり撫でたりしながら、その何ともユーモラスな姿に癒され一年が過ぎました。今年の3月18日同じフォーラムが同じ久万高原町で開かれ、博学でもない私に実行委員長の渡辺浩二さんから再びオファーがかかり、断り切れず再登板となりました。

 何を話そうか悩みましたが、林さんの作ったお坊さん人形のことを話そうと人形の写真をタブレット内蔵のカメラで撮り、パワーポイントに取り込んで当日を迎えました。てっきり林さんも来るだろうと思った私の作戦は見事に外れ、林さんは現れませんでした。仕方なく参加者にお坊さん人形の写真を見せて話しましたが、あああああああああああああああでした。

 もし許せるならこのお坊さん人形を使って、来年は違ったアプローチをしたいと、思い始めています。そのためには林さんに人間牧場や海の資料館、それにゲストハウス煙会所へ来てもらわなければなりません。面白い物語ができそうです。

 

 

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇舞たうん151号 
 えひめ地域活力創造センターの発行している「舞たうん」という雑誌に、「特選ブログshin-1さんの日記」という連載記事を書いています。今回151号でVol.58号になる、私にとっては超ロングセラーの連載です。

 今号の特集テーマは「学生が地域を変える~地域の活力づくりの新しい形~」でした。私の今回のテーマは「子どもや学生も地域を変える新しい戦力である」ことについて書きました。この号には双海町ジュニアリーダー会代表の二宮莉穂さんも寄稿していて、相談した訳ではありませんが、違った角度から書くことができました。

JR下灘駅をバックに世にも珍しい23人のテープカット

 私は原稿を早書きする癖があって、いつも締め切りより早く提出し、校正の段階で23人がテープカットした写真を入れてもらうよう、写真を送付していましたが、一昨日送られてきた印刷物にはその写真が入っておらず、少し残念な気もしますが、印刷物は一度発行すると修正が効かず、後の祭りとなってしまったので、この記事にその写真を添付しておきます。

「記事書いた 校正終わった 添付した 写真掲載 何故かスルーし」
「印刷の 終わった物は 修正が 効かぬ残念 諦めましょう」
「この写真 23人揃い踏み テープカットの 珍しスナップ」
「これからは 念には念を 入れなけりゃ 肝に銘じて これにて落着」

 

[ この記事をシェアする ]